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概要

井上敏樹による『仮面ライダー龍騎』のノベライズ。一応分類上はライトノベルだが、筆舌に尽くしがたい残虐描写やシリアスな性的描写及び下ネタが多く、同作者による別の仮面ライダー作品のノベライズにも引けを取らない非常にハードな作風。原作とは異なる設定も多く、リ・イマジネーション龍騎と解するのが妥当なところである。というか後述する数々の点から、もはや仮面ライダーと呼んでいいのかどうかすら怪しいレベル。
作者が井上敏樹なだけあって、食事シーンは多い。しかもめちゃめちゃ美味そうである。

本編との差異

本作では「仮面ライダー」の呼称が登場せず、「仮面契約者」と総称される。(以下、便宜上仮面契約者のことを「ライダー」と記す)

本作におけるミラーワールドは一切のが無い空間であり、ライダー同士の意思疎通はテレパシーで行う。また、ライダーの変身可能時間も5分に短縮されており、一旦現実世界に戻ればまた5分活動可能(この往復は24時間以内に3回まで繰り返せる)。
  • アイテム
本作に登場するライダーはアドベントカードを使わない(故にサバイブも無い)。代わりに専用のエンブレムが渡され、それを使って変身する。そして必殺技だが、思いっ切り心の中で技名を叫ぶ契約モンスターの召喚もそいつの名前を心の中で叫ぶ。武器の召喚も念じることで行う。
これらの仕様故、真司や蓮はもちろんのことなんと浅倉までも技名を叫ぶダリナンダアンタイッタイ状態となっている。悪い意味でミラクルワールド。
また、ライドシューターも登場しないため、本作でライダー達がバイクに乗るのは変身前の状態である。
ライダーは、120時間おきに自身の契約したミラーモンスターに餌を与えなければならない。その餌とは、他のモンスター、もしくは別の契約者の命である。本作におけるミラーモンスターは現実世界に干渉しないため、原作における仮面ライダーシザースのように生身の人間を契約モンスターに食わせることはできない。もしリミットを過ぎると、契約モンスターに契約者自身が食い殺される。怪人は契約者以外に全く実害がないため、もはや正義ヒーローでも何でもない。

登場人物

城戸真司/仮面ライダー龍騎

本作の主人公。田舎町出身で、花火職人の一家の産まれ。両親を事故で亡くし祖母に育てられてきたが、祖母が爆発事故で右目を失って以来「人の役に立つこと」に人生を懸けようとする。その為か本作では会社勤めではなく「何でも屋」を営んでいる(万事屋をイメージすれば分かりやすい)。
ライダーバトルに耐えかねて自殺しかけた依頼人の託した(押しつけられた)エンブレムを受け取り、「人の命を助けたんでこりゃ神様が俺に幸運を運んでくれたんだな」と勘違いして宝くじが当たりますように」と願を掛けてしまい、二代目龍騎に選ばれてしまった。
良くも悪くもその場のノリに身を任せる明るい性格で、美穂にはいいカモにされていた。
好物はアイスクリーム醤油ラーメン。祖母の教えにより、アイスを食べ過ぎたらお腹を反時計回りに撫でてもらう。

秋山蓮/仮面ライダーナイト

もう一人の主人公。バイク事故で昏睡状態に陥った恋人の小川恵里を助けるためにライダーバトルに参加した青年。優衣とは大人の関係
小さい頃、犯人を射殺してしまった悔恨により発狂した警察官の父親に殺されかけ、更に父が銃の暴発で即死したのを目の当たりにしたという凄惨な過去を持つなど、本編以上に踏んだり蹴ったりな目に遭っている。だが真司に名前は間違えられていない。
目的のためなら手段を選ばず、TVドラマ版と異なり殺人に対する躊躇も見せないクールな人物である。しかし、時には優しさを示すこともあり、真司の事は最初は邪険に扱っていたものの次第に仲間意識を抱くようになっていく。
好物はステーキ。カルボナーラとオニオンコンソメスープがあればなお良し。

北岡秀一/仮面ライダーゾルダ

今をときめくスーパー弁護士。嫌みったらしい気質は本編以上。旧華族の一族の出身で、真司が出会った中で一番とされるほどの美貌に恵まれている。それだけでなく年収は少なく見積もっても真司の100倍、彼女はそれぞれ国籍の違うイイ女が8人、大学在学中に司法試験に合格するほどの知能と三拍子そろったスーパーマンだが、終盤では持病の若年性認知症で記憶を初めとする脳の機能が次第に失われていき…
つまるところ「上げて落とす」というやつである。
好物はフランス料理。だが生姜焼きもアリ。外食<吾郎の手料理。

霧島美穂/仮面ライダーファム

耳かき専門店に勤める美女。自分に入れ込んだ男性客とトラブルになりかけ、その解決を依頼したことで真司と出会い腐れ縁となる。こうした出会いの経緯により真司からは当初結婚詐欺師呼ばわりさる場面はあるが、原典と異なりこちらでは実際には手を染めていない。浅倉に殺された両親を生き返らせるためにライダーバトルに参加した。真司の事を最初はカモ兼パシリとして体よく使っていたが、次第に仲を深め恋愛感情を抱くようになる。
後半、真司にファムであることが知れたことで、殺そうとするほどの激しい言い争いになるものの、結果的に真司への愛情を自覚し深い関係になった。
好物は焼きそば。紅ショウガたっぷりがいいらしい。

浅倉威/仮面ライダー王蛇

本編以上のマジキチと化した最凶最悪の連続殺人犯にして脱獄犯。様々な点でもはや完全に人間の範疇さえもはみ出しており、作中でも収監中には「モンスター」とのみ呼ばれていたという。
蓮曰く「契約者の中でも1番イカれたヤツ」であり、この作品のグロ要素をほぼ一手に担っているクレイジーサイコな御仁。
生まれて数日から数週間で母親を殺し、幼少期には養護施設の児童や職員を殺し、少年時代にはホームレス生活を営む中で同じホームレスを殺し、更に山の中でターザン生活を送って縄張りに入った人間を片っ端から殺し…と凄まじい数の人命を奪ってきた狂人。その手口も明らかにテレビでは放送できないほど凄惨なものが多い。
その生来の残虐性はぼっとん便所の中に産み落とされたという生まれの悲惨さにあり、その糞尿の匂いを消すために人を殺さずにはいられなくなった(浅倉曰く「人間からはクソのにおいがする」ため、血を浴びることでその匂いを消しているらしい)。
このような猟奇性の一方で、とっさに砂中に身を隠して敵を奇襲する、優衣が尋常の存在ではないことを初見で看破するなど、一筋縄ではいかないそのカンの良さも恐るべき点である。
終盤ではコンビニで立てこもり事件を起こし、その場に居合わせた人々を惨殺。この件は他のライダーを説得してライダーバトルを止めようとしていた真司をして、浅倉に対してだけはライダーバトルで殺害する事を決意させた
変身形態では口がクラッシャーになっているという設定が追加されており、仮面ライダーアマゾンみたいに噛み付きが可能。
テレビではトカゲを食っていたが本作では野良犬を焼いて食っている

神崎優衣

蓮の友人で看護婦。その正体は…。

由良吾郎

北岡に仕える秘書。凄まじく不細工という設定。もともとは強盗だったが、北岡に弁護されて釈放され、人生を北岡に捧げることにした。北岡の病気を知った際には、病気の快癒を願い、神に沈黙を誓った。この誓いの一環としてお口チャック(物理)をしており、会話は手話で行っている。北岡に対する忠誠心は篤く、北岡の為なら殺人さえも厭わないような発言をする場面も。

仮面ライダーシザース

卑怯ラッキョウも大好きな嫌なヤツ。ナイトと戦う際には必ず背後から不意打ちを仕掛けるという。

仮面ライダーインペラー

どこにでもいる平凡な顔の幸せになりたかっただけのヤツ。

仮面ライダーライア

ミラーモンスターの首を一撃で撥ねる威力を持つ鞭を使う、強力な仮面ライダー。しかしその力も王蛇には通じず…

以上の三名は変身者の名前すら出ないうちに殺されてしまう。

関連項目

仮面ライダー龍騎 井上敏樹 講談社キャラクター文庫

ダークファンタジー お茶の間の良い子号泣シリーズ 俺の知ってるのと違う

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