「戦いを続けろ。生き残った者は私と戦い…力を得られるだろう」
「『13人目』であるこの私と…!」
CV:小山剛志
概要
『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーの一人。
バトルロワイアルに勝ち残り、ただ一人残った仮面ライダーが最後に対戦する相手とされ、13人目を自称するライダー。基本カラーは黄金と茶色。
神崎士郎の分身とも言える存在で、実体を持たない士郎の代理として戦っている。
普段は、士郎がオーディンのカードデッキを所有している。ライダーバトルに勝ち上がったライダーを倒し、その生命を回収して神崎優衣に与えることを目的としている。
士郎が無作為に選んだ人間が代理として変身しているため、相手が自分を除く12人の内の最後の一人になるまでは何度も復活してライダー達の前に現れる。
なお、実際に士郎が浮浪者の風貌をした男にデッキを渡すシーンも撮影されていたが、本編ではカットされており、超全集でこの設定が明かされた。これにより、一部のファンからは「オーディンの変身者が無作為に選ばれた浮浪者というのは没ネタ」「超全集に載っているのは修正が間に合わなかった」と勘違いされることもあるが、これはれっきとした公式設定であり、本編では明かされなかった(さらにいうと、超全集は小学館が東映から直接資料を渡されて作成されたいわば一次資料であり、情報源としての信憑性は高い)。
また、神崎士郎の嘆きに呼応してオーディンが消滅する描写があり、何らかの形で融合していると思われる。
本来の役割の他にも戦況が膠着状態に陥った際に発破を掛けたり、神崎優衣に迫る危機の排除も担当することがある。
神崎士郎の傀儡もといアバターであるため、オーディン自身の意思は存在しないに等しいが、流暢に会話をすることはできる。
事実として、龍騎が自分の気配に気付き、ドラグクローで殴った際には「殴った内には入らないがな・・・」と返したり、龍騎の核心を突いた問い掛けに「知る必要はない、お前達の戦いは何も変わらない」と返している。
ゲーム『ライダーレボリューション』でのプレイアブル時には唐突に敵の前に現れて勝負を挑んでくる謎のライダーという扱いになってはいるものの、現れた理由を問われた際には「戦いに来た」と素直に答えており、ハート・ロイミュードや蜘蛛男の情報を正確に認識しているなど、こちらでも最低限の知能は有している設定になっている。
「オーディン」は北欧神話に登場する大神の名で、その実力も名に負けず、作品に登場する13人の仮面ライダーの中では文句なしに最強である。
また、『龍騎』自体がライダー同士の戦いを主軸に置いた戦いであることもあり、シリーズ初となるラスボスを担った仮面ライダーでもある。
スペック
常に腕組みをした姿勢を取っている。
常時サバイブの状態であるため、全ての能力において他のライダーを上回っている。それに加え、他のライダーにないアドベントカードを使用しない特殊能力を持つ(厳密に言うとオーディンは「無限」をセットしているこの形態以外の形態が現状確認できないため、サバイブになることでライダーがオーディンに近付くというのが正しい)。
空中浮遊や念動力、周囲を舞う金色の羽根(触れると爆発する)を使った攻撃に加えて、瞬間移動能力まで備えており、遠近どちらで攻めても通常の攻撃では先ずダメージを与えることすらできない(事実、ドラグクローがヒットしても微動だにせず、ファイナルベントすらかわされてしまっている。一度不意打ちでダークアローがヒットした際には怯んでいる)。
現実世界でも大型トラックを片手で弾き飛ばす、仮面ライダー王蛇やナイトサバイブといった実力を持ったライダーすら軽くあしらうなど、圧倒的な力を見せた。
しかも武器を使わずとも、その強さは健在である。
ここまで書けば嫌でも最強のライダーだと理解できるが、敗れても無作為に変身者を選ぶという特性上、スペックでは他のライダーを上回るとしても、経験の差で逆転されたり、リセットされた記憶がある内に行動するなどして瞬間移動のパターンを読まれたりするなどの弱点も存在する。
そのため、理論上はサバイブ状態でないライダーでも倒すことはできる(劇中ではナイトに飛翔斬やウイングランサーの貫通で倒されている)。
この弱点は、特に『アウトサイダーズ』で顕著に表れており、同じ「サバイブ-無限-」を使用して強化された仮面ライダー王蛇サバイブには、ほぼ一方的に攻撃を喰らい、得意の瞬間移動も通じず、最期はファイナルベントを喰らったあげく、ベノバイザーツヴァイで滅多刺しにされ、止めを刺されるという、これまでの無類の強さが嘘のように倒されてしまっていた。
また、公式スペックも本当にサバイブ体なのかという疑問符の浮かぶ記述が多い(参考:『仮面ライダー図鑑』「仮面ライダーオーディン」)。
- 胸部「ブラウンチェスト」のスペックは「超高空からの落下や深海1万mの水圧にも耐える」(原文ママ)とあるが、これ、実はインペラーの「ブラウンチェスト」(名前は同じ)やシザースの「ボルチェスト」(設定では龍騎やナイトと同格の強度)といった通常体のライダーと効果は全く一緒である。
- 「ゴルトアイ」は視認可能距離が約20km、腕部「ゴルトナックル」から生み出されるパンチ力が350APとサバイブ体らしい上位互換設定も明確に設定されている。
召喚機はゴルトバイザー。
オーディンの意思に応じて手元に出現する錫杖型の召喚機。ベントインの際は、最上部のゴルトフェニックスのモニュメントの直下に備わったトレイのカバーを開き、そこにアドベントカードを挿入し、カバーを閉じることでカードを読み込む。
モニュメントの翼部分は観音開きのように展開する仕組みになっており、如何にもカード3枚を装填出来そうな構造をしているが、使用方法は本編では明かされなかったが、2019年の『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』で判明した。
所持カード
ゴルトフェニックスを召喚するカード。8000AP。
PS版『仮面ライダー龍騎』や『クライマックスヒーローシリーズ』ではゴルトフェニックスが突撃する。
「ゴルトセイバー」が装備されるカード。4000AP。
ゴルトフェニックスの翼にある羽根を模した双剣。二刀一対となっており、これが剣一本ずつで4000AP(=二刀流で8000AP)なのか、二本合わせて2000×2=4000APなのかは不明。
劇中では、ナイトサバイブの疾風断をかわしつつ、一本のみで攻撃して不発に終わらせたことから、二本召喚せずとも攻撃力は高いと思われる。
ゴルトフェニックスの背と尾羽を模した大盾「ゴルトシールド」を装備。防御力を示す数値は4000GP。
他のライダーのファイナルベントを防ぎ、傷一つ付かない程の防御力を誇る。
劇中では龍騎サバイブのスチールベントで奪われるが、スチールベントで奪い返し、メテオバレットを防いだ。
時間を思いのままに操ることができる。劇中ではライダーバトルを繰り返すために使用された。
相手の装備を奪う。
ベントインすると、状況に合わせた別のアドベントカードに変化する。
- サバイブ(無限)
ゴルトバイザーの普段は羽根で閉じている方のカードスロットに装填されているため、常時発動し続ける状態であり、戦闘力も倍増する。
第45話エンドカードでの端子部の色はなぜか通常のアドベントカードと同じ金色になっており、サバイブ仕様の赤色ではない(『仮面ライダー図鑑』のメイン画像で使用されているのは前者となっている)。
なお、Vバックルが他のライダーとは異なり、金色になっているのはこのカードの力によるものとされる(出典:『仮面ライダーの超常識』〈双葉社〉2016年・P227)。
しかし、後年登場した王蛇サバイブのVバックルが金色になっていないなど矛盾が生じている(カードデッキは黄金色に変化した)。
- サバイブ(烈火)・サバイブ(疾風)
本来はオーディンが所持している。ちなみに、サバイブカード3枚を並べるとゴルトフェニックスの絵柄が完成する。
必殺技「エターナルカオス」を発動する。10000AP。
契約モンスター
8000APという、公式で判明している中では最強のミラーモンスター。
劇中ではオーディンがファイナルベントを使う際に現れたが、全貌は不明。
赤・青のオッドアイで、常に身体のゴルトボディーに金色の炎を纏う。左翼には炎による猛火、右翼には風による暴風を操る能力が備わっており、翼のゴルトウイングによる瞬間移動能力も持ち、1回の羽ばたきで移動できる他、羽根の1枚1枚は鋼鉄をも寸断する程の鋭い斬れ味を持つ。
ガルドサンダー、ガルドストームなどといった鳳凰系モンスターの頂点に君臨する存在であり、それらのモンスターを自在に使役することができる。
ファイナルベント「エターナルカオス」は10000APという桁違いのAPを誇るが、詳細は一切不明である。
後述のスピンオフ『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』で、金色のエネルギーを纏ったゴルトフェニックスが敵に目掛けて突進する技であることが判明した(ただし、『龍騎』本編では、ファイナルベントを発動する瞬間にオーディンが浮遊する描写があるため、『龍騎』本編で発動したエターナルカオスも『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』で仮面ライダーラスが発動したものに近い可能性がある)。
プレイステーション版『仮面ライダー龍騎』では、オーディンがテレポートを繰り返しながら敵に連続で打撃を浴びせ、その後ゴルトフェニックスと合体し、空中から頭突きをする技になっている。
『ライダーレボリューション』では、ゴルトフェニックスから波動を放って敵を破壊する技になっている。
ちなみに、各メディアでの差異は『仮面ライダー図鑑』でも触れられており、『KRDK』版と『RIDER TIME』版が紹介されている。
最期
最終話でナイトサバイブをボコボコにしていたが、神崎優衣は「新しい命」の受け取りを拒否して消滅してしまった。これに絶望した神崎士郎が絶叫すると同時に行動不能となり、仮面ライダーナイトを最後のライダーと認め、彼の目の前で消滅した。
神崎が絶望するとオーディンも苦しんでいる様子を見せたが、神崎と精神を共有していたかどうかは謎。
これ以前にもナイトには2回倒されており、1度目はゴルトセイバーでトドメを刺そうとした瞬間を突いたウイングランサーでのカウンターで、2度目は仮面ライダー龍騎に羽交い締めにされたところを飛翔斬で倒されている(龍騎は寸前で退避したため、巻き込まれなかった)。
『龍騎』以降での活躍
『仮面ライダーディケイド』
「龍騎の世界」において、仮面ライダー裁判の参加者の1人として登場。変身者は不明。
瞬間移動能力を駆使して羽黒レンの変身したナイトを圧倒するが、最後はナイトの放った起死回生の飛翔斬を受けてあっさり敗北してしまった。
このあっさりとしたオーディンの扱いに不満を持つファンもいたが、原典においてもナイトに何度か倒されるシーンがあり、その内の2回は通常形態のナイトによるトドメだった事を考えれば、そこまで不自然な最期ではない(しかもディケイドでもそうだった様に、負ける直前まではナイトを一方的に圧倒していた)。
なお、レンは上司であった桃井玲子の死の真相を知るべく、オーディンが所持していたタイムベントのカードを探し求めていた。そして、オーディンを撃破した後、レンが手に入れたタイムベントのカードを門矢士と辰巳シンジが使用し、それにより桃井を殺害した真犯人を突き止めている。
『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』
直接は登場しなかったが、「チームカード」のメンバーとして登場した。
ベースになった人物は不明だが、チームメイトにディケイドがいたのにもかかわらず、予選で敗北した。
『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』
「お前たちは私には勝てない。このサバイブのカードがある限り・・・!」
「ゲームは続く。何度も、何度も、無限に・・・!」
劇中では白いフードを被った謎の男として登場し、アナザー龍騎に人間を襲わせ、クリスタルで襲われた人間たちの生命エネルギーを集めていた。
アナザー龍騎が仮面ライダージオウと仮面ライダーゲイツに倒された後、2人の前に立ちはだかり、初めてオーディンの変身シーンが披露された(Vバックルを装着した後、手離したカードデッキが謎の男の周囲を浮遊してからVバックルにセットされ、オーディンの鏡像が重なるようにして変身が完了する。変身直後はオーディンの背中に一瞬だけ、ゴルトフェニックスを思わせる金色の翼が浮かび上がる)。
また、ゴルトバイザーには3枚のサバイブカードが全てセットされており、その効果は「サバイブカードが3枚揃っている限り、ライダーバトルが無限に繰り返される」という想像を絶する代物であることも判明した。
サバイブの力でライダーバトルを無限に続けていくことを目論んでいたが、仮面ライダージオウ ディケイドアーマー龍騎フォームとゲイツが龍騎とナイトのライドウォッチで発動した合体必殺技と自身が発動したエターナルカオスが激突する中、龍騎とナイトのウォッチによる影響でゴルトバイザーにセットされていた「烈火」と「疾風」のサバイブカードが消失し、エターナルカオスのパワーが弱まったことで押し切られ、敗北。
最期は「優衣・・・!」と呟き、塵となって消滅した。
今回のスピンオフで、変身シーンやファイナルベント、3枚のサバイブカードが揃った時の効果等、これまで不明だったオーディンの謎がいくつも判明した。
また、消え逝く際に呟いた上述のセリフから、オーディンの正体は神崎士郎本人ではないかという推測が視聴者の間で生まれた(テレビシリーズ最終回において士郎は、優衣の説得を受け入れ消滅したため、「ライダーバトルを未だ繰り返している世界線の士郎」や、「士郎のライダーバトルに懸ける負の思念の様なものが『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』の世界にライダーたちと共に呼び出され、具現化した存在」など様々な考察がなされているものの、本編では言及されておらず、視聴者の解釈に任せるものになっている)。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』
「我が名はオーディン。鏡の中の世界、ミラーワールドを司る者。」
「ならば、誓え。ライダーになり、最後の一人になるまで戦うと。」
「戦え・・・、最後の一人になるまで・・・。戦え・・・。戦え・・・。戦え・・・。」
戦いのない世界に出現し、浅倉威に王蛇のカードデッキを授け、彼を再びライダーバトルに参戦させる。
しかし、ゾルダ・ライア・ガイを倒した王蛇が不意打ちで召喚したベノスネーカーの襲撃を受け、さらにはサバイブ(無限)のアドベントカードを王蛇に奪われ、王蛇サバイブへの変身を許してしまう。その後は王蛇サバイブに圧倒され、得意の瞬間移動も見切られてしまい、最期は王蛇サバイブのファイナルベントを受けて撃破された。
残ったオーディンのカードデッキはその後、仮面ライダーディエンドを介して財団Xに回収され、デザストの復元に利用された。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
名称は仮面ライダーラス。
ベンタラ人のヴィック・フレイザーが変身する仮面ライダー。
日本語吹き替えを担当したのは石川英郎。ゼイビアックス憑依時は大塚芳忠。
物語の後半に登場したため、新撮シーンが多く、原典のオーディンが見せなかった派手なアクションを拝むことができる。
ゲーム
『仮面ライダークライマックスヒーローズ オーズ』
すごろく展開で進む、【ラグナロクモード】にてラスボスとして登場。
「次元のかなた」で一人ぼっちとなった少年の意思を持つ巨大コンピューター、ラグナロクを守る最後の番人として待ち受ける。勝利後は主人公である仮面ライダーオーズ、もしくは仮面ライダーダブルを最強のライダーとして認めてくれる。
『バトライド・ウォー』
『龍騎』終盤の再現シナリオで登場するがアレンジの強い展開となっており、優衣を追ってきた龍騎とナイトを相手に戦い、ゴルトセイバーでダークバイザーを受け止めている隙にドラゴンライダーキックを喰らうも、寸前で撤退した。
『ライダージェネレーション2』
ゴウラに蘇らせられたライダーの一人として登場するが、劇中同様に自我が無いと思われ、大体決まった答えしか返さない。しかし、ライダー達がオーディンに耳を貸さない理由からライダー達の在り方や背景を知る事の出来る重要なシーンとなっている。
尚、寧ろ戦いを能動的に挑むライダーも少なからず存在している。本編で因縁のあるナイトが該当するが、ストロンガーはライダー同士での争いを否定しつつも、戦いを扇動するならば同じ仮面ライダーであるオーディン相手でも直々に戦うという意思を見せている。
『ライダーレボリューション』でも登場する。
戦わない理由 | ライダー |
---|---|
同士討ちを望んでいないから | 昭和ライダー、オーズ、キバ、レンゲル他多数 |
戦う理由がないから | アギト、ブレイド、カブト、バース・プロトタイプ他多数 |
人を守るための力だから | 威吹鬼、轟鬼、斬鬼。響鬼もこの理由だが、修業の一環ならokらしい。 |
戦いの過酷さを知っているから | クウガ、ディケイド、キバーラ |
友と戦う辛さを知っているから | BLACK、BLACK RX、メテオ |
命令するならお前が戦え | シン、ガタック |
ダチになりたいから | フォーゼ |
面倒臭いので関わりたくない | ファイズ、ディエンド |
無関係のライダーを争いに巻き込みたくない | 龍騎 |
その他 | W、ゾルダ、カイザ、カリス |
『レンジャーズストライク』
場に出す追加条件として、13人いるライダーの内、最後の対戦相手=他の11人のライダーが倒されたことを表すように「自分と相手の捨札が合わせて11枚以上あること」が求められる。
常時サバイブ状態という設定から特徴に「サバイブ」を持ち、劇中でも何度も復活させられていたことから撃破されても他の特徴「男」を持つユニットを身代わりにする事ができる。
能力は召喚時に「自分のパワーゾーンのカードの枚数よりも必要パワー(召喚コスト)の大きいカードを全て撃破する」事を自分と相手双方で行う。
龍騎たちミラーライダーは基本的にコストを踏み倒して場に出すようにデザインされているなか、自身は他者を身代わりに生き残れるという、原作通りの優位性を持つ。
「“それ”は何度でも存在する、最後の1人となるその時まで…」
『バトルスピリッツ』
コラボブースター『仮面ライダー_開戦!ライダーウォーズ』で登場した6属性全てを備えたXレア(シンボル自体は赤)。
コストはライダーの総数に合わせて13であり、原作である程度ライダーが減ってから登場した為か、トラッシュにある系統:「仮面」と「戦騎」を持つスピリット1体につき、召喚コストを1軽減する効果を持っている。
最大の特徴として、レベル3効果としてタイムベントを発動できる。これはトラッシュにある11枚の系統:「仮面」持ちスピリットをゲームから除外する事で相手のライフ以外のコアをゲームスタート時と同様の合計4つに戻してしまう恐ろしい効果である(おまけに無効化はできない)。
また、どのレベルでも共通して相手スピリットを問答無用で1体バウンスするアタック時効果を有する。
ちなみに、イラストはナイトサバイブとの対決で見せた「エターナルカオス」の発動シーンが元ネタになっている。
演じた人物
映像作品
声優 | 作品 | 備考 |
---|---|---|
小山剛志 | 『仮面ライダー龍騎』 | |
『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』 | ||
『仮面ライダージオウ スピンオフ PART2『RIDER TIME 龍騎』』 | ||
『仮面ライダーアウトサイダーズ ep.1 鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還』 | ||
スーツアクター | 作品 | 備考 |
岡元次郎 | 『仮面ライダー龍騎』 | |
『仮面ライダーディケイド』 | ||
矢部敬三 | 『仮面ライダー龍騎』 | 代役。 |
森博嗣 | 『仮面ライダーアウトサイダーズ ep.1 鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還』 |
ゲーム
声優 | 作品 |
---|---|
小山剛志 | 『仮面ライダー龍騎』 |
『仮面ライダー バトライド・ウォー』 | |
『仮面ライダー バトライド・ウォーⅡ』 | |
『仮面ライダー サモンライド!』 | |
『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』 | |
『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 | |
『仮面ライダーバトル ガンバライジング』 |
余談
- 史上初のフェニックスモチーフのライダーである。
- フェニックスがモチーフのライダーは他には仮面ライダーファルシオンがいる(複合形態やフォームチェンジなども含めるとフェニックスロボフォームやバーニングファルコン、マーズフェニックスも存在する)。
- 因みにバーニングファルコンとファルシオンはダークライダー。
- 上記の理由から、13人のライダーの中で唯一変身シーンが無かったが、上述のスピンオフで漸く変身シーンが披露される事となった。また、オーディンはサバイブ体が通常形態である為、オーディンサバイブとは呼ばれない。
- なお、平成ライダーシリーズのデザイナーの一人である早瀬マサトは、ムック本『装着変身SERIESマニアックス』において、オーディンの通常体が存在する設定を示唆する発言をしている。
- 本編登場初期は神崎士郎本人が変身していると推測されており、ジャンクションではあたかも士郎がオーディンに変身している様に描写されていた。
- 鳥がモチーフでラスボスである事から恐らくショッカーをオマージュしていると思われる。
- 龍騎放送当時のカードダスを用いた対戦ゲームでは、3種類の『サバイブ』のカードを揃えたプレイヤーはゲームに勝利できるという、特殊勝利カードであった。また、作中でサバイブ状態で使用していたカードは、ゲームのルールとしてサバイブのカードが無ければフルパワーになれない(例:龍騎サバイブのドラグブレードを4000APではなく2000APとして扱う)のだが、この制限は設定上常時サバイブのオーディンにも適用されていた。
関連タグ
仮面ライダー龍騎 RIDER_TIME_龍騎 KAMEN_RIDER_DRAGON_KNIGHT 13ライダー ゴルトフェニックス エターナルカオス 神崎士郎 仮面ライダーラス
サブライダー カードライダーズ ダークライダー チートライダー 量産型ライダー ラスボスライダー ゴールドヒーロー 声優ライダー
仮面ライダーポセイドン:神が名前の由来のダークライダー。
仮面ライダーシグルド:多人数ライダー作品の北欧神話が名前の由来のサブライダー。
ゴルドドライブ:黒幕格による金の戦士。自身の変身という形ではなく、代理の肉体を利用する形で変身する点も似ている。
仮面ライダークロノス、仮面ライダーリガドΩ:時間を操る能力及びリセット機能を持つラスボスライダー。クロノスはゲームマスターが作り上げた最強のライダーというポジションが似ており、名前の由来も神である。
キングダーク、仮面ライダージュウガ:元号3番目の仮面ライダー作品のラスボス。