「アンク!メダル!!」
「楽して助かる命がないのは…どこも一緒だな!」
CV:渡部秀
スーツアクター:高岩成二/浅井宏輔(復活のコアメダル)
概要
『仮面ライダーオーズ/OOO』の主役ライダー。
人間がオーズドライバーによりコアメダルの力を得て変身した姿。
カザリ曰く「グリードを封印する存在」。
欲望という進化エネルギーを内包したコアメダルにより変身するため、変身者の意思次第でその名の通り(Oが二つで∞、さらにOが加わりOOOとなる)無限を超えた進化をし、強大な能力を発揮する。
現在は火野映司が変身者。800年前は当時の王が変身していた。
システム自体が古代文明により製作されたオーパーツ故に、発明された補助アイテム・武器の類をほとんど必要とせず、強化形態への変身にもメダル以外のアイテムを一切使わない(武器として使用するタジャスピナーやメダガブリューはオーズ自身の力で生成したもの)。
鴻上ファウンデーションはそうしたオーズの性能を邪魔しない非接続のサポートツールを幾つも開発しており、元の汎用性をより向上させる事に成功している。
視聴者からの認識が薄い印象があるが、平成ライダーでは珍しい肉体変化型のライダーで、公式設定でもしっかり説明されている。
なお、渡部秀氏曰く、オーズの構えはアーム部分の動物を意識したものらしい(孔雀なら翼をイメージして平手、虎なら片腕を突き出す構えなど)。
メダルチェンジ
各コアメダルには担当部位や色・モチーフとなる動物・特殊能力等が設定されており、スキャン時にバックル部分にセットされた3枚のコアメダルに応じ、それぞれ頭部・腕部・脚部に特徴的な外見と能力が与えられる。
詳細は「メダルチェンジ」「コンボ形態」「亜種形態」を参照。
必殺技
固有必殺技
オーズドライバーのメダルをオースキャナーで再スキャンする「スキャニングチャージ」により、それぞれの形態の必殺技を発動する。
詳細は各フォームのページにて。
ちなみに必殺技発動時には「セイヤーッ!」という掛け声を放つ(劇場版Wでは単なる飛び蹴りの時にしか言っておらず、オーズバッシュの掛け声も「ハァーッ!!」であった。)。
共通必殺技
オーズバッシュ
メダジャリバーにセルメダルを3枚投入しオースキャナーでスキャンする「トリプル・スキャニングチャージ」により発動可能となる斬撃。その威力は空間断裂まで引き起こすほど。
コンボ形態・亜種形態を問わず発動可能。
コアチャージアタック
ガンバライドオリジナル技。
腕部能力→脚部能力の順で攻撃する技で、それぞれのメダルの種類により攻撃内容が変わる。
(例(腕部)。トラ:トラクローで切り裂き攻撃。クジャク:背後に多数のエネルギー弾を出し、一斉発射)
コンボ形態・亜種形態を問わず発動可能だが、オーメダルを使用してコンボ形態になった場合は固有の必殺技が優先されるので、コンボ形態で使用する場合はこの技が必殺技になっているカードを使う必要がある。
使用するアイテム
変身ベルト「オーズドライバー」
グリード達を封印した棺の鍵となるパーツ。封印を解きそれを持ち出したアンクにより火野映司へと渡る。
バックル部分に3枚のコアメダルをセットして傾け、右腰にマウントされたオースキャナーをかざし読み取ることでオーズへと変身する。この際、オースキャナーからは各メダルに応じた振動が発信され、人間の知覚はそれを意味を持った音として認識する。メダル名の発声やコンボ時に歌が流れるのはその為。
封印を解いた者=映司以外が使うことはできない。
メダルシステム
メダジャリバー
オーズ専用の大剣。
名前の由来は「メダル+ジャリン+カリバー」。
2話にて鴻上ファウンデーションからオーズへとプレゼントされた。
ライドベンダー
量産品。内部にはカンドロイドが収納され、移動手段も兼ねる。鴻上ファウンデーション他、街中にも設置。
マシンベンダーモード | 自販機偽装形態。セルメダルを投入する事でカンドロイドを排出。 |
---|---|
マシンバイクモード | バイク形態。マシンベンダーモードにセルメダルを投入し認証部に手を触れて変形。 |
トライドベンダー | トラカンドロイドと合体した形態。まるで意思を持ったかのように跳ね回る。黄色のメダルの力を使えば意のままに操れる他、ラトラーターコンボの余剰エネルギーをパワーに換える事が可能。 |
ゲーム
ガンバライド
001弾から現行作品の主役ライダーとして参戦。
タトバコンボとタトバコンボ・ライドベンダーがLR、タカキリバとタカトラーターがSRで登場。
002弾でラトラーターコンボとサゴーゾコンボがLR、ガタキリバコンボがSR、ラトラバがR、ラキリバがNで登場。
003弾でタジャドルコンボがLR、ガタトラバとラトラゾがNで登場。また、タトバコンボ、ガタキリバコンボ、ラトラーターコンボに劇中技が収録された。
004弾でシャウタコンボがLR、ラトラーターコンボ・トライドベンダーがSRで登場。
005弾でプトティラコンボとタマシーコンボがLR、タカジャバがNで登場。また、タジャドルコンボ、シャウタコンボに劇中技が収録された。
他に『MOVIE大戦CORE』のプロモーションカードでタカゴリバが、てれびくん増刊号付録のプロモーションカードでタカガルバが登場している。
001弾から006弾までは玩具のオーメダルを使用するメダルスキャンシステムがあり、オーズ使用時はスキャンしたメダルに応じてオーズが変身するため、メダルさえあれば好きな形態を使うことも可能だった。
パンダメダルを使用した形態はカード化されていないため、メダルスキャンを使用しないと見られない。
01でブラカワニコンボがLRで登場。
04でタジャドルコンボが再度LRで登場。必殺技は「ロストブレイズ」が収録。01稼働記念に開催された「LRになってほしいライダーアンケート」でキバエンペラーフォームと共に選ばれてのLR化だった。
06でガタキリバコンボがLRで登場。それまでSR止まりだったガタキリバ初のLRとなった。
シャバドゥビ4弾でスーパータトバコンボがLRで登場。
ガンバライジング
ガンバライジング2弾から参戦。タトバとガタキリバ、そして亜種形態の一つのタカゴリバも登場した。タトバからガタキリバへのコンボチェンジの再現もばっちりされている。参戦からしばらくはフォームチェンジ数が2つとそれ程多くなく、劇中の必殺技も「ガタキリバキック」のみで、後の後輩に比べると大きな勢いはなかったが…
5弾にて遂に、ファン待望のタジャドルコンボが満を持して降臨した!
LR、LREX枠を取得し、LREXではバーストするとプトティラコンボにチェンジする。
更に、同弾のCPタトバコンボの技演出でラトラーターコンボも登場。
これによりガンバライジングでのオーズの勢いが大きく上昇した。
必殺技としてタジャドルは「フェザービット」(バースト前)と「プロミネンスドロップ」(バースト後)、プトティラは「ストレインドゥーム」が収録。更にCPタトバの必殺技「コンボチェンジ・タトバキック」はメダジャリバーで斬撃→ガタキリバでガタホーンサンダー→ラトラーターでリボルスピンキック→タトバに戻ってタトバキックの豪華仕様。
ナイスドライブ1弾ではCPでラトラーターコンボが正式参戦。必殺技は「ガッシュクロス」が収録された。
ナイスドライブ4弾ではトリプライドキャンペーンの枠でW、フォーゼと共に『MOVIE大戦MEGA MAX』を再現したトリプルライダーキックが実装された。
ナイスドライブ6弾では過去のキャンペーンが勢揃いのキャンペーンカキマゼールキャンペーンのマシンライド枠でバースト後にラトラーターコンボにチェンジし必殺時にトライドベンダーに乗るカードが登場。更に待望のオーズバッシュも実装された。
バッチリカイガン6弾ではプトティラコンボがライドバーストキャンペーンカードの一枚として登場。
最終話の映司の台詞である「あなたを絶対に倒せるだけの力がある!」という文字が書かれている。
ガシャットヘンシン1弾では基本フォームであるタトバコンボがまさかのLR化を果たした(同時にタトバのオーズバッシュも実装)。
ボトルマッチ1弾ではタジャドルコンボが再LR化、同時にロストブレイズも実装された。
ボトルマッチ3弾にてLRSP枠でタマシーコンボとブラカワニコンボを除く全てのコンボにチェンジするスーパータトバコンボが参戦。これによりサゴーゾコンボ、シャウタコンボも参戦となりTVシリーズに於ける全コンボが出揃った。
ボトルマッチ6弾ではプトティラコンボが再度LRで登場。メモリアルフィニッシュとしてグランド・オブ・レイジが収録された。
ライダータイム2弾ではシャウタコンボがSRで登場。
バーストライズ1弾ではタマシーコンボがLRで登場。
バーストライズ4弾ではサゴーゾコンボがSRで登場。オーズTVシリーズの全てのコンボがシングルで登場した。
ズバットバットウ2弾では仮面ライダーオーズ10周年記念キャンペーンを開催。
タジャドルコンボがLRで登場し、アンク(グリード態)がLR(シークレット)で参戦。バースト必殺技はメモリアルタッグフィニッシュの「ロストブレイズ」。TV版のほぼ完全再現版になっている。
また、タトバ、ガタキリバ、ラトラーター、サゴーゾ、タジャドル、シャウタ、プトティラ、ブラカワニの各コンボがCPで登場(ブラカワニはガンバライジング初参戦)。バースト必殺技は共通で「ポンディングエイトクラッシュ」。ガンバライドのものより原作に近い演出になっている。今回も残念ながらバースはいない。
さらに、CSMよりシガゼシコンボがCP(シークレット)で参戦。表必殺技はオリジナル技の「シガゼシストンプ」、バースト必殺技はポンディングエイトクラッシュにシガゼシコンボも参加する「ボンディングナインクラッシュ」。
因みに、あの巨大企業の主任とチームを組むと「タカトラ!」というダジャレみたいな(というかダジャレだが)ボーナスが発生する。
また、白いバイクの弟ライダーとチームを組むと「友を探して…」が発生。両者共に物語のラストで「ダチ」の形見となるアイテムを手に旅立っていった事から、劇中の展開も相俟って感慨深いボーナスとなっている。
バトライド・ウォーシリーズ
初代よりプレイアブルキャラクター。攻撃を当てていくことで各種コンボ形態にフォームチェンジすることができる(亜種形態にはチェンジできない)。体力の消費が激しいという本編の設定を取り入れてか、一定時間でタトバコンボへと戻る。
最強状態でプトティラコンボ、究極状態でスーパータトバコンボとなる(「Ⅱ」より)。
ライダージェネレーション
1作目から参戦。
ライダーアビリティ/ライダーパワーは「コンボチェンジ」。タトバ、ガタキリバ、ラトラーター、サゴーゾ、タジャドル、シャウタの各コンボにチェンジ出来る。
プトティラは超必殺技担当。
なお、『2』のオーズは最終回後と思われる(アンクが登場しない、恐竜グリードが再生怪人として登場する)が、プトティラコンボも使用出来る。
クライマックスヒーローズ
3作目『オーズ』から参戦。
『オーズ』ではタトバ、ガタキリバ、ラトラーター、サゴーゾの各コンボが登場。ゲームの発売がサゴーゾの番組登場直後だったため登場は驚かれた。
開発時期の都合か、オーズ(映司)の性格が微妙におかしい。
4作目『フォーゼ』ではタジャドル、シャウタ、プトティラ、ブラカワニの各コンボも登場。
関連タグ
仮面ライダーOOO 火野映司
オーズドライバー コアメダル タトバコンボ
アンク 800年前の王 先代オーズ
仮面ライダー 平成ライダー 主役ライダー
平成ライダーシリーズの仮面ライダー一覧
ブラックヒーロー
関連・類似キャラクター
- アナザーオーズ:タイムジャッカーによって誕生した、オーズの歴史と力を奪ったアナザーライダー。
- 仮面ライダークウガ、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーセイバー:先代の変身者が存在する主役ライダー繋がり。オーズ以外は基本フォームのメインカラーが赤である。龍騎とは脚本家が同じ作品に登場する点も共通。
- 仮面ライダーオーガ:『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』に登場する劇場版限定ライダーで、一文字違い。オーガの変身コードは「000」、オーズの番組名は「OOO」であり、両者ともに三つ並んだ丸と縁がある。
- 仮面ライダービルド:亜種形態持ち繋がり。動物モチーフも大方被っている。
- 仮面ライダーゼロワン:基本形態や強化形態のモチーフがバッタの主役ライダー。
- 仮面ライダーデモンズ:動物の力を秘めた変身アイテムを複数掛け合わせて使用し、その動物の武器や特徴的な部分を腕や足腰などに出現させる点が共通。
- オーズ(チェンジマン):名前繫がりの戦隊怪人。
レジェンドライダー関連
ディケイドオーズ オーズアームズ オーズ魂 オーズゲーマーレベル2
オーズフォーム オーズアーマー ディケイドアーマーオーズフォーム
タトバシンギングオーズ オーズアニマルコンボ録 バッファローゲノム
主役ライダー
W → オーズ → フォーゼ
○号ライダー
オーズ(1号) → バース(2号)