概要
バンダイナムコから発売されている、平成仮面ライダーが大集合するゲーム。
平成仮面ライダー10周年である『仮面ライダーディケイド』の内容に合わせ、『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーディケイド』までの平成仮面ライダー10作品のクロスオーバー作品として2009年に発売。(以下「無印」。)同年末に『仮面ライダーW』を加えた『W』が発売され、2012年の『超』までの5作を発売している。
ポリゴンを使用した3D対戦型格闘ゲームであり、『無印』から『フォーゼ』までは真横(画面手前、奥)に回避してアングルが平面を保とうとするなど、システムは『鉄拳シリーズ』に近い。『超』ではシステムが刷新され、『ソウルシリーズ』と同様に戦闘フィールドを自由に移動できるようになる。
『フォーゼ』までは『ディケイド』より前のシリーズのほとんどのライダーの声は本ゲーム独自の声優(主に青二プロダクション所属)が演じているが、『超』では可能な限り、原作で演じていた本人の声を収録している。
なお、一部でカルト的な人気がある仮面ライダーダークディケイドは本シリーズのために用意されたキャラクターである。サイクロンアクセルエクストリームや仮面ライダーサイクロンが登場したりとファンには嬉しい小ネタもある。
シリーズを通してプロデュースはBNGI所属の「サタケイド」こと佐竹伸也氏。
作品
- 無印(2009年8月6日、PS2)
記念すべき1作目。クウガ~ディケイドまでの平成ライダー、ゼロノス、イクサ、ディエンド、仮面ライダーダークディケイドが使用可能。(ゼロノス以降は隠しキャラクター)。
またCPU限定でダブト、ネガ電王、リュウガが登場。更にディケイドモード限定でG3-X、ガタック、オートバジンが使用可能。
- W(同年12月3日、Wii)
第2作目。主役ライダーをWに変更。前作ではモードやCPU限定キャラが使用可能。(ただし、使うには+ボタンを押しながらキャラを決める)
前述のW以外にも地獄兄弟、913、ワーム(蛹)、ゲルニュート、Wの初期の怪人(マグマ・ドーパント、ティーレックス・ドーパント)が新たに追加された。
余談だが、2015年現状もクライマックスヒーローズシリーズで唯一怪人が使える作品だったりする。
- オーズ(2010年12月1日、Wii&PSP)
第3作目。オーズが主役となる。前作の怪人、ダークディケイドをノンプレイアブルにし、更にストーリーモードと言えるべき内容のラグナロクモードを実装。
キャラクターは前述のオーズに加え龍騎、リュウガを除く11人ライダーを追加。更にギャレン、アクセルが参戦。
13ライダーが追加されたのは海外で販売されたWii版『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』のグラフィックを流用したから。
またブレイドとキバを除くライダーの最強フォームが正規参戦や、ブレイドにJフォーム追加、更にゼロノス・ゼロフォームがプレイアブルで使用可能。
本ゲームから前2作と異なり、システムの大幅変更がなされた。いずれも性能が異なるスタイル(シングル・パワーアップ・スピードアップ・サポートアタック・フォームチェンジ)が追加。またパワーアップ状態でも戦える様になったが、超必殺技終了後や勝利時には何故か基本フォームに戻る仕様になってしまっている。
本作のオリジナル隠しキャラクターは「仮面ライダーW サイクロンアクセルエクストリーム」。
Wii版は簡単操作、PSP版はカスタムサウンドトラック対応。
- フォーゼ(2011年12月1日、前作と同じくWii&PSP)
第4作目。本ゲームではフォーゼがメイン。
初の昭和ライダー勢が参戦(1号~V3(ライダーマンはV3のサポートで登場。)、アマゾン、BLACK、BLACK RX(ロボ、バイオも参戦)、シャドームーン)。威吹鬼、NEW電王、バース(伊達/後藤)(プロトバースはタッグのみ)で参戦。
オーズのコンボが更に増加、プトティラコンボとブラカワニコンボも追加された。代わりにオートバシンが使用不可能となった。(以後はファイズのサポートアタックで固定)
更にタッグバトル追加、Wのクライマックスモードに似て異なるヒーローズモードが追加。
また今まで超必殺技が無かったライダーにも超必殺技が実装された。
本作にもオリジナル隠しキャラクターは存在し、今回は「仮面ライダーオーズ タトバコンボ(パープルアイ)」(二刀流だが、セリフは全てプトティラコンボの流用。)
PSP版はカスタムサウンドトラックが更にパワーアップしており、そのライダー毎にBGMを細かく決められる様になった。
- 「超」(読みはスーパー)(2012年11月29日、前2作と同じくWii&PSP)
第5作目にして最後の作品。メインライダーはウィザード。
キャラクターは更にギルス、デルタ、カリス、レンゲル、轟鬼、斬鬼、ザビー(矢車/影山)、ドレイク、サソード、サガ、スカル、ジョーカー(条件を満たすとサイクロンも登場する。)、エターナル、メテオが参戦。
またライダーアーツが追加され、一部のライダーは固有演出の必殺技を発動する。
ヒーローズモードのパワーアップ版と言えるスーパーヒーローズモードが追加。
これまでの3作にはオリジナル隠しキャラクターは存在していたが、本作はオリジナル隠しキャラクターは存在せず、代わりに「仮面ライダーフォーゼ メテオフュージョンステイツ」が実装されている。
PSP版はカスタムサウンドトラックが前2作から更にパワーアップしており、今回はそのライダー毎のフォーム毎に設定出来る様になった。
登場キャラクター
- 仮面ライダークウガ
アメイジングマイティキック(サポート・フォームチェンジ)
パイロキネシス(パワーアップ)(オーズ以降)
ライダーアーツ
マイティキック(マイティフォーム)
パイロキネシス(アルティメットフォーム)
- 仮面ライダーアギト(超より本人)
ライダーキック(パワーアップ・トリニティフォーム選択時)(オーズ以降)
バーニングライダーパンチ&バーニングボンバー(サポート)(オーズ以降)
シャイニングクラッシュ(パワーアップ・シャイニングフォーム選択時)
ライダーアーツ
ライダーキック(グランドフォーム)
カリバーでの連続攻撃(シャイニングフォーム)
オーズまでは「やった!」や「よし!」など言っていたが、フォーゼ以降は原作通りの掛け声になった。
- 仮面ライダーG3-X
ケルベロスファイヤー(アサルト)(フォーゼ以降)
- 仮面ライダーギルス
エクシードギルスヒールクロウ(アサルト)
- 仮面ライダー龍騎(超より本人)
ドラゴンライダーキック(サポートアタック)(オーズ以降)
ドラグランザー突撃(Wまで)→ドラゴンファイヤーストーム(オーズ以降)
無印からWまでは方向キーを押しながら必殺技を発動する事で、武器を持ち変えるシステムだったが、オーズ以降はドラゴンナイトのシステム通り一定時間のみで武器を持つ様になった。またドラゴンファイヤーストームは流石に演出が良くなかったのか、一部演出が変更されている。
ライダーアーツ
3話でのドラグセイバーでの連続攻撃(通常)
シュートベント(サバイブ)
- 仮面ライダーナイト
飛翔斬(サポートアタック)
疾風断(パワーアップ)
初登場時は連続攻撃が多かったが、フォーゼにて2回攻撃に改善。ドラゴンファイヤーストームと同様疾風断も一部演出変更されている。
- 仮面ライダーゾルダ
エンドオブワールド(サポートアタック)
- 仮面ライダー王蛇
ドゥームズデイ(サポートアタック)
- 仮面ライダーシザース
シザースアタック(サポートアタック)
- 仮面ライダーライア
ハイドベノン(サポートアタック)
- 仮面ライダーガイ
ヘビープレッシャー(サポートアタック)
- 仮面ライダーインペラー
ドライブディバイダー(サポートアタック)
- 仮面ライダータイガ
クリスタルブレイク(サポートアタック)
- 仮面ライダーファム
ミスティースラッシュ(サポートアタック)
- 仮面ライダーベルデ
デスパニッシュ(サポートアタック)
- 仮面ライダーリュウガ(超より本人)
ドラゴンライダーキック(サポートアタック)(オーズ以降)
「超」にてバイザー音が原作と同じ低めの音声に修正されている。
- 仮面ライダーオーディン
エターナルカオス(サポートアタック)
- 仮面ライダーファイズ
クリムゾンスマッシュ(サポート)(フォーゼ以降)
強化クリムゾンスマッシュ(スピードアップ)
超強化クリムゾンスマッシュ(パワーアップ)(オーズ以降)
ライダーアーツ
クリムゾンスマッシュ(通常)
フォトンブレイカー(ブラスターフォーム)
- 仮面ライダーカイザ
ゴルドスマッシュ(アサルト)(フォーゼ以降)
- 仮面ライダーデルタ
ルシファーズハンマー(アサルト)
- 仮面ライダーブレイド(超より本人)
ライトニングスラッシュ(パワーアップ・ジャックフォーム選択時)(オーズ以降)
ロイヤルストレートフラッシュ(パワーアップ・キングフォーム選択時)
ライダーアーツ
ライトニングソニック(通常)
ロイヤルストレートフラッシュ(キングフォーム)
- 仮面ライダーギャレン
バーニングディバイド(アサルト)(フォーゼ以降)
フォーゼの時は一定確率で「ザヨゴオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォ!!!」と叫ぶが、本人ボイスになった「超」では必ず叫ぶ様になった。
- 仮面ライダーカリス(本人)
ワイルドサイクロン(アサルト)
- 仮面ライダーレンゲル(本人)
ブリザードベノム(アサルト)
- 仮面ライダー響鬼
音撃打・爆裂真紅の型(パワーアップ・響鬼・紅選択時)
音撃刃・鬼神覚声(パワーアップ・響鬼・装甲選択時)(オーズ以降)
ライダーアーツ
音撃打(通常)
鬼神覚声(響鬼・装甲)
- 仮面ライダー威吹鬼
音撃射・疾風一閃(アサルト)
- 仮面ライダー轟鬼
音激斬・雷電激震(アサルト)
- 仮面ライダー斬鬼
音激斬・雷電斬震(アサルト)
- 仮面ライダーカブト
ライダーキック(スピードアップ)
ハイパーキック(パワーアップ)(オーズ以降)
ライダーアーツ
クロックアップ(通常)
クロックアップからのマキシマムハイパーサイクロン(ハイパー)
- 仮面ライダーガタック(超より本人)
ライダーキック(スピードアップ)(フォーゼ以降)
フォーゼの時はテンションがオーズ以前より落ちてしまいネイティブガタックとネタにされてしまったが、次作にてボイスが佐藤祐基氏になった事により元に戻っている。
- 仮面ライダーザビー(どちらも本人だが、矢車のみPS2のカブトの音声流用)
ゼクトルーパー援護からのライダースティング(サポートアタック)(矢車)
格闘からのライダースティング(スピードアップ)(影山)
影山版でもゼクトルーパーは出てくるが、最初のみ。
- 仮面ライダードレイク
ライダーシューティング(スピードアップ)
演出はウカワーム戦より。またクロックアップ時に発動できる「風間流奥義アルティメットメイクアップ」という技があり、発動するとクロックアップが強制解除されるが、相手が一時怯むのでそこに超必殺技を叩き込む芸当も可能。
- 仮面ライダーサソード
ライダースラッシュ(スピードアップ)
- 仮面ライダーキックホッパー(本人。超ではPS2版の音声流用でセリフ増加。)
ライダージャンプ&ライダーキック(スピードアップ)
ライダーアーツ
ライダーキック
- 仮面ライダーパンチホッパー(本人。超にて新規撮り直し音声に修正。)
ライダージャンプ&ライダーパンチ(スピードアップ)
ライダーアーツ
ライダーパンチ
- 仮面ライダーダークカブト
ライダーキック(スピードアップ)
- 仮面ライダー電王
俺の必殺技・Part2(エクストリームスラッシュ)(フォームチェンジ)(オーズ以降)
電車斬り(フルスロットルブレイク)(サポートアタック)
超ボイスターズキック(パワーアップ)(オーズ以降)
ライダーアーツ
連続攻撃(通常)
超ボイスターズキック(簡略版)(超クライマックスフォーム)
- 仮面ライダーゼロノス
バスターノヴァ(パワーアップ)
- 仮面ライダーNEW電王
カウンタースラッシュ(アサルト)
- 仮面ライダーネガ電王
ネガワイルドショット(サポート)
- 仮面ライダーキバ
ダークネスムーンブレイク(サポートアタック)
エンペラームーンブレイク(パワーアップ)(オーズ以降)
ライダーアーツ
ダークネスムーンブレイク(通常)
ファイナルザンバット斬(エンペラーフォーム)
不遇キャラクターだったが、超にて少しだけ改善された。
- 仮面ライダーイクサ
イクサ・ジャッジメント(パワーアップ)
全5作中、完全不遇キャラクター(ライジング追加無し、セーブ→バースト、セリフの追加と変更なし)
- 仮面ライダーサガ
スネーキングデスブレイク(サポートアタック)
流石に相手がライダーなのがマズイのか、40話のライジングイクサ戦で見せた巻き付きに変更されている。
- 仮面ライダーディケイド
ディメンションキック(フォームチェンジ)(オーズ以降)
強化ディメンションキック(パワーアップ)
ライダーアーツ
ライドブッカーでの攻撃(通常)
ファイナルディメンションキック(コンプリートフォーム)
シリーズ当初は純粋に使い勝手は良好だったが、フォーゼにてまさかの弱体化。通常攻撃の後にディケイドのパーソナルアクション(手叩き)が追加されたので中級者向け。(ただしコンプリートフォーム状態では発動しない)超ではパーソナルアクションが発動するとライダーゲージが少しだけ溜まるので使いにくさは緩くなった。
- 仮面ライダーディエンド
名称不明の必殺技(Wまで)→ディメンションシュート(サポートアタック・オーズ以降)
初登場当初は強キャラだったが、追う事に弱体化。オーズ以降は本編でカメンライド(呼び寄せ)したライダーが増加。ちなみに超クライマックスヒーローズでのディメンションシュートのコンボは23(ニーサン)。
- 仮面ライダーW
ジョーカーエクストリーム(フォームチェンジ)
ダブルエクストリーム(パワーアップ)(オーズ以降)
ファングストライザー(アサルト・ファングジョーカー選択)(オーズ以降)
ライダーパンチ&ライダーキック(アサルト・ジョーカー、サイクロン選択)(「超」以降)
ライダーアーツ
サイクロンブロー(通常)
ダブルプリズムエクストリーム(サイクロンジョーカーエクストリーム)
サイクロンとのダブルライダーキック(ジョーカー、サイクロン選択)
- 仮面ライダーアクセル
マシンガンスパイク(パワーアップ)
ライダーアーツ
高速連続キック(トライアル)
- 仮面ライダースカル
必殺キック(アサルト)
ライダーアーツ
スカルマグナムの一射
- 仮面ライダーエターナル
エターナルレクイエム&ネバーエンディングヘル(アサルト)
Vシネマで見せたライダーキックとの複合技。また超必殺技の中では時間が長い。コンボは88(母)。
ライダーアーツ
ユニコーン・マキシマムドライブ
- 仮面ライダーオーズ
オーズバッシュ(フォームチェンジでタジャドルコンボ以外・パワーアップ・スタート時をタトバコンボでブラカワニ選択、タトバコンボ・パープルアイ使用時)
マグナブレイズ(フォームチェンジでタジャドルコンボを入れる・パワーアップ・スタート時をタジャドルコンボでブラカワニ選択)
ブラスティングフリーザ&ストレインドゥーム(パワーアップ・プトティラコンボ選択)
ライダーアーツ
リボルスピンキック(ラトラーターコンボ)
アンク(ロスト)を撃破した攻撃(プトティラコンボ)
※何故かこれで相手を倒すと超必殺技を使わないで倒した場合と同じとなる。
ワーニングライド(ブラカワニ)
初登場時は強攻撃を使うと自動的にコンボチェンジされる仕組みになっていたが、超以降は手動で選べる様になった。
- 仮面ライダーバース
CLAWs・サソリ(伊達)
バース・デイ・アタック(後藤)
伊達か後藤によってモーションや必殺技は異なる。
- 仮面ライダーフォーゼ
ライダーロケットドリルキック(フォームチェンジ)
初登場時は音声ミス(ロケットが抜けてライダードリルキック)があったが、「超」では音声撮り直しされて直されている。
ライダー超電磁タックル(サポートアタック・マグネットステイツ)
ライダー超銀河フィニッシュ(パワーアップ・メテオフュージョンステイツ選択)
コズミックステイツとメテオフュージョンステイツで発動した場合、演出が若干異なる。コズミックステイツだとそのまま宇宙空間へワープするが、メテオフュージョンステイツだと突進する→そのままバリズンソードのカバーを開くとなっている。
ライダーアーツ
ジャイロからのガトリング(スイッチ選択時)
ランチャーからのバリズンソード(ファイヤー)の攻撃(コズミックステイツ)
ライダーフュージョンドリルキック(メテオフュージョンステイツ)
- 仮面ライダーメテオ
メテオストームパニッシャー&メテオストライク(パワーアップ)
ライダーアーツ
光球となって攪乱(両形態)
- 仮面ライダーウィザード
ビックウィザードリング&ストライクウィザード(全てのバトルスタイル)
ライダーアーツ
コピー・シューティングストライク・フレイム(アサルト)
ドラゴンブレス(フレイムドラゴン)
- 仮面ライダー1号
ライダーチョップ&電光ライダーキック
- 仮面ライダー2号
ライダーパンチ&ライダー卍キック
- 仮面ライダーV3
V3きりもみ反転キック
- 仮面ライダーアマゾン
スーパー大切断
- 仮面ライダーBLACK
ライダーパンチ&ライダーキック
- 仮面ライダーBLACK RX
リボルクラッシュ
- シャドームーン
シャドーキック
※昭和勢のライダーアーツはナレーションが付く。アマゾン/BLACKは檜山修之氏、BLACKRX/シャドームーンは中田譲治氏、1号/2号は先述した2人と平田広明氏が担当している。
主題歌
- 「集合! クライマックスヒーローズ」(無印、W)
- 「[O]=All Fight!(オーズ・オール・ファイト)」(オーズ)
- 「ENDLESS PLAY」(フォーゼ)
- 「Perfect Game」(超)
※この内、「ENDLESS PLAY」のみフォーゼ本編でも挿入歌として使われている。
余談
当初から一部のライダーの台詞がおかしいとネタにされており、例えばキバは初代からフォーゼまで「僕は人間として戦う・・・・」と原作には無い意味不明な台詞を言う。それはファイズだろう(超では「行くよ・・・キバット・・・」に変更された。)。それに加えてイクサも「イクサの力・・・・見せてあげましょう」と原作にない台詞でこちらは一切変更無しという扱い。
他にも、ストーリー上五代雄介と明言されているクウガがアメイジングマイティキックを叩き込んで「よし!」と満足したり、龍騎が敵をふっとばして「あんたが悪いんだぜ!」など、初代の頃からキャラに合わない台詞が多く、ネタにされていた(これらも後に改善されている)。
これらにより一部のファンから「スタッフは原作をまともに見ていないんじゃないのか?」という疑問まで挙がっていた。
またオーズは最強フォームが実装されたフォーゼにて一定の確率で勝利台詞に何故かプトティラコンボ(タトバコンボ・パープルアイ)の唸り声が混じっていた。なお、次作では修正されている。
無印からWまでは一部のライダーは大幅にセリフがあった(相手との掛け合い)が、オーズ以降は大幅に簡略化された。(例としては電王でありソードフォームの場合、登場台詞は「俺、参上!」と勝利台詞は「俺、最高!」だけという事に。この為、相手がゼロノス、NEW電王やネガ電王であっても固有台詞は無しと言う事に。)
ただし響鬼のみ威吹鬼や轟鬼、斬鬼に対しては特殊台詞が追加されるなど、無印から登場している平成ライダーでオリジナルキャスト以外のライダーでは徐々に優遇されている。
(アギト、龍騎、ブレイドなどは超でオリジナルキャストになったので省く。)
特定のライダー同士で結成したタッグには「これはいい組み合わせだ!」のナレーションと共に特別な称号が与えられる。特に主役ライダーと2号ライダーでタッグを組むと、その作品のキャッチコピーが称号となる嬉しい演出がある。因みによくギャレンとカリスのどっちが2号ライダーなのかでよくファンが揉める「仮面ライダー剣」においてはギャレンとブレイドの組み合わせで当番組のキャッチコピー「運命の切り札をつかみ取れ!」が発生する(カリスとブレイドでも発生するがその称号は「二人のジョーカー」というタッグ名)。
またSEに至っては攻撃時の音源が原作と異なるSEとなっている。無印~Wまでは一部ライダーの必殺技音には原作通りの音声が使われていたが、オーズ以降は使い回し音源になったりなど、所々SEの粗さが見えたり、超のPSP版ではウィザードドライバーの所為でウィザードの登場台詞が聞き取れなかったりと欠点が多い。
防御SEはあまりにも軽い事で有名であり、「カンッ!」(弱い)とネタにされる事も。
何にせよ最初はクソゲー扱いだったが、シリーズを追う事に徐々に寧ろ格闘ゲームというよりもキャラゲーになったという作品である。
また、残念ながら昭和ライダーは全員参戦する事はなかった。これに関してはバトライド・ウォー創生まで待たねばならない。
関連タグ
バンダイナムコゲームス バトライド・ウォー←超の次に発売された新作。