矢車想「行くぜ、相棒」
影山瞬「兄貴となら…どこまでも」
概要
元はZECTのエリートだったが、それぞれ紆余曲折を経て失脚し、闇の世界の住人となった矢車想と影山瞬のコンビの事。そのやさぐれっぷりと、「いいよなあ、お前は」「今、俺を笑ったな?」等のネガティブなネタ台詞で人気を博した。
名前の由来は、第35話サブタイトルの「地獄の兄弟」から。元々はファンからの俗称だったが、公式に逆輸入された。当然血の繋がりはなく、厳密には義兄弟にあたる。
一時、神代剣/仮面ライダーサソードが加わって「地獄三兄弟」になったこともある。
『仮面ライダーディケイド』にもクウガの世界において、鳴滝に召喚される形で変身後の姿で登場。声は原典の役者と同じであり、やさぐれた性格もそのままであった。クウガの世界との関連はグロンギのバッタ兄弟繫がりと思われる。
その後、劇場版『オールライダー対大ショッカー』に登場している(ただし、パンチホッパーはディエンドに召喚された別個体であった)
また、同作のネット版スピンオフでは海東大樹が自分のマシンがないことを指摘され、光夏海が「このままでは地獄兄弟の仲間入り」と彼らの名前を出している。
『仮面ライダージオウ』でも登場。この時は久々に変身前の姿も披露する。また、TVシリーズとしては初めて劇中で「地獄兄弟」の単語が使用された。上述した通り義兄弟であることもネタにされており、加賀美新が「(地獄兄弟は)兄弟じゃない」と言うとウォズに「わけがわからないな」と突っ込まれている。
『ライダーレボリューション2』ではジオウ同様に、影山が死亡したという前提で兄弟揃って登場。
シンにはそのあり方を「兄弟ごっこ」と評され、Jには「誰かを妬んでいる暇があるなら自分を磨け」と諭されるなど他のライダーからも評価は散々である事が多いが、矢車が影山を復活させるために行動していたと知ると評価を改められている事も。
一方で、クウガやフォーゼは終始親身に対応しており、後者は尚の事ダチにしたいとまで言う始末である。龍騎に対してはそのあり方を報われないと評し、地獄兄弟に勧誘しようとした。この他、太陽繋がりでてつをとの絡みがある。
なお、この作品はジオウ発表前に発売された為、もしジオウ発表時に発売されていたら、掛け合いの内容が変わっていたのかもしれない。
基本的には上記の二人を指すが、pixiv内では東方projectの秋姉妹(秋穣子、秋静葉)などのイラストに使われることもある(その場合、「地獄姉妹」というタグが付けられることも)。
また、比喩として闇堕ちしたキャラクターのコンビや、地獄兄弟をオマージュしたイラストにこのタグが付けられる場合もある。
闇の住人であるにもかかわらず、皮肉にも他作品で影山は元・光の戦士、矢車は金色の追加戦士になっていた。
関連イラスト
関連タグ
ヘルブロス:仮面ライダービルドに登場した新たな地獄兄弟。公式ネタである。
ゼロワン(仮面ライダー);同じバッタの仮面ライダー、バッタだけがメインの仮面ライダーは平成以降では珍しく、ガンバライジングでは3人揃ってカードになったことがある。……さらにシャレになっていない共通点も出来てしまった。そして劇場版でも……。
仮面ライダー1号/仮面ライダー2号/仮面ライダーV3:同時期に活躍したバッタライダー。『ライダーレボリューション』では掛け合いが存在し、”ホッパー”(彼らの世界におけるバッタの改造人間)だと勘違いされている。