パワーを絞り出せ ハダカのままの欲望で まだ甘くはない 青い果実でしょ
概要
- 身長:49メートル
- 体重:4万2000トン
- 飛行速度:マッハ5
千樹憐が変身するジュネッスの亜種。メインカラーは青。憐が短命ゆえに、自分の身を守ることを考えず、俊敏な動きで前のめりに思い切りぶつかっていく戦い方が特徴。
右腕のアームドネクサスがアローアームドネクサスに変化しており、ここから切断系の技を繰り出し、対象を分子レベルにまで消し去る。設定上はジュネッスの技も使用可能だが、使ったのはフェーズシフトウェーブ程度である。
デュナミストが移り変わった事で、基礎スペックがパワーアップしており、その能力は姫矢のジュネッスを上回る(ジュネッスではオーバーレイ・シュトロームしか分子分解攻撃が無かったが、ジュネッスブルーではアローアームドネクサスを使った複数の技で分解可能)。
孤門が変身した際にはダークザギを終始翻弄して見せた。
当時としては型破りな必殺技が印象的な形態だが、後年の客演にはジュネッスばかりが登場し、ジュネッスブルーは長年再登場の機会に恵まれなかった。
また、ウルトラカプセルなどのウルトラマンのレジェンドアイテムでもこの形態よりもジュネッスやアンファンスの方がラインナップされることが多く、初の商品化はウルトラタイガアクセサリーと大分後になってからであるが、これもジュネッスブルーを模したアクセサリーであり、ジュネッスブルーの絵としての物ではなかった。だが、ウルトラメダルにおいて、ようやくジュネッスブルーの絵が描かれたアイテムが登場した。
そして、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』で最終回以来17年ぶりに再登場。
アブソリュートタルタロスが放った特空機4号ウルトロイドゼロからウルトラマンリブットを庇うように現れ、悪名高いD4レイをオーバーアローレイ・シュトロームで相殺するという、衰えない活躍を見せた。
主な技
エナジーコアの光を右腕のアローアームドネクサスに投影してアローモードを形成、光の弓を引き絞り、そのまま超高速の光の弓を放つ必殺技。広い命中範囲と極めて高い切断・貫通性能を持つ。
ジュネッスブルーを象徴する技で、pixivでもよく描かれている。
シュトロームソード
アローアームドネクサスから光の剣を発生させてソードモードを形成、敵を一刀両断する必殺技。敵の光弾を弾く際にも使われた。
オーバーアローレイ・シュトローム
アローレイ・シュトロームの強化版。アローレイ・シュトロームとシュトロームソードを組み合わせたファイナルモードを形成し、不死鳥のような光の矢を発射するジュネッスブルー最強の必殺技。使うと体内のエネルギーの殆どを消費するため、最終局面でしか使えない。
ナックレイジェネレード
ジュネッスのスピルレイ・ジェネレードの発展版。
敵の攻撃や闇のエネルギーをアームドネクサスで浄化・変換した力を拳から撃ちだす。
『運命の衝突』では右手からシュトロームソードを出した状態で、左手でウルトロイドゼロの光線を受け止めてゼロ距離から発射した。
ジェネレードナックル
通常のパンチと異なり、力を籠めたパンチ。
オーバーレイ・シュトローム
劇中未使用。DVD第8巻のビジュアルでのみ構えを確認できる。ステージショーなどでは使用することもある。
余談
デザイン画では「ツヴァイ」という名称もあった。初稿の段階では脚本の長谷川圭一から不良というイメージが伝えられていたため、2稿ではファッションタトゥー的なイメージが入っている。また、オレンジのカラーリングも検討されていた。未使用に終わっているが、変身者にもタトゥーが入っていると思ってそのデザインも描かれている。
肩パーツの裏の放射線状のモールドは『宇宙戦艦ヤマト』の波動砲のゴツゴツしたイメージで描かれていたが、造形ではスジ彫になっている。
関連タグ
ウルトラマンネクサス アンファンス ジュネッス ウルトラマンノア
ウルティメイトゼロ、ベータスパークアーマー:右腕の剣、弓を放つ必殺技という要素が同じ
仮面ライダーザビー、仮面ライダーパンチホッパー:中の人繋がり。