瞳を静かに閉じ 小さな種を握って
今走り出せば 届くはず この想い
概要
ウルトラマンネクサス・ジュネッスブルーの放つ必殺技。
ウルトラマンの必殺技としては珍しい、光線ではないショットを放つ必殺技である。
エナジーコアの光をジュネッスブルーの右腕のアーマー、アローアームドネクサスに集わせ、光の弓を形成しアローモードにする。
その弓を引き絞り、溜めてから一気に超高速の光の矢として解き放つ技。
アローではあるが放たれるのは矢というよりも斬撃や衝撃波というべき縦長なショットで、貫通力と火力、切断力、命中精度、攻撃範囲に優れるため、ジュネッス(赤い方)のオーバーレイ・シュトロームもびっくりのまさに必殺の一撃となっている。
オーバーアローレイ・シュトローム
アローレイ・シュトロームの強化発展技。
ジュネッスブルーの技の一つであるシュトロームソードをアローモードに重ねて発動しファイナルモードを形成。
同じ動作を行い、不死鳥に似た光の矢を発射する。映像作品では3度使用しているが、いずれも弓を展開・収納するアクションは行なっていない。『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』での使用時は、発射した直後のシーンではポーズはそのままに弓矢が消えていたので、アローレイと異なり展開・収納の必要はない可能性がある。
強化により凄まじい速度と貫通力を得た反面、大量のエネルギーを使い果たすため、1発しか撃てない。使うにしても最後の切り札として使わなければならない。またこれは普通のアローレイでも言えるがオーバーレイと異なりエネルギーの追加充填が出来ずしかも固形化しているため、万一防がれると今度はネクサスが危険に晒されてしまう。また八つ裂き光輪などと同じく横からの衝撃には脆いという弱点もある様子。
その速すぎる攻撃に、イズマエルは棒立ちで食らって瞬時に爆砕されたが、ダークザギには前述の弱点を突かれ横から払われることで防がれた。
(なお、威力を調整していたかまたはその時の変身者の絆の力かはわからないが、この時はオーバーレイ・シュトロームの後に使っていたりするためエネルギー消費が激しいはずだが普通に使っているため出力を調整している可能性がある)
『運命の衝突』ではウルトロイドゼロのD4レイを真正面から打ち破る破壊力を見せた。
しかもこのまま圧倒を続けたため、恐らくネクサスの強さが上がれば上記の心配も特に必要なく使えるのかもしれない。
余談
必殺技として光の矢を放つ技はウルトラマンにおいても珍しく、ネクサス本人の技でも唯一。
OPでも冒頭で使用している事もあって、この技はジュネッスブルーの象徴的な技として、pixivではよくジュネッスブルーのイラストに描かれている。