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溝呂木眞也……そいつの役目は終わった。これからは、俺が奴に代わって、この世界を闇に塗り込める」

概要

アンノウンハンドに洗脳されたメモリーポリス隊員・三沢広之ダークエボルバーで変身した第3の闇の巨人。外見は溝呂木が変身したダークメフィストと同一だが、ネクサスとの戦闘に入ると目の色が赤く変化した。

武器はダークメフィストと同じくメフィストクロー

戦闘スタイルはクローに頼りがちな面があり、ダークメフィストとの格闘戦では溝呂木の繰り出す多彩な格闘攻撃に翻弄される様子が見られた。

新しく見せた能力として、腕からの光弾ダークフレイム、クローによる腕が分身するほどの超高速で繰り出される連続突きダークファランクス、発射された後に分裂して敵を追尾する紫色の光弾バーストクラスターや、ネクサスのエナジーコアからエネルギーを吸収する能力などを持つ。

必殺技

  • ダークレイ・シュトローム

ダークメフィストの使用する物と同じ威力の破壊光線。

劇中未使用。

  • メフィストショット

同じくメフィストの使用する物と同じタイプの破壊光線。

こちらも劇中未使用。

  • ダークフレイム

右手から放射する、火炎状の光弾。地上にいる孤門と瑞生に3発連続で放った。ディバイトシューターで攻撃した凪に対しても放とうとしたが憐が変身したネクサスに突き飛ばされた。

  • ダークレイフェザー

同じくメフィストの使用する物と同型の破壊光線。メタフィールドを展開しようとしたジュネッスブルーに4発連続で使用するが、全てかわされた。

  • バーストクラスター

ダークメフィストの使用するダークレイクラスターの強化版。ダークレイクラスターと異なり、ある程度の誘導性を持っている。空中でジュネッスブルーに対して使用するが全てかわされた。

  • ダークファランクス

高速接近してメフィストクローを超高速で突き出し、相手の体を連打する。バーストクラスターをかわしたジュネッスブルーに高速飛行で接近して使用し、ダメージを与えた。

  • エネルギー吸収能力

エナジーコアを掴み、ネクサスの光のエネルギーを吸い取ろうとするが、光の力で変身した溝呂木のメフィストに蹴飛ばされ失敗に終わった。

活躍

Episode.32「影-アンノウンハンド-」のみ登場。

洗脳された三沢は、投降しようとした溝呂木を背後から撃ち、上記のセリフを言い放った後ダークエボルバーで変身。その場にいた孤門一輝西条凪、部下の野々宮瑞生を殺害しようと試みたが、そこに駆け付けた千樹憐が変身したネクサスによって阻まれ、戦闘に入る。

ツヴァイはジュネッスブルーと激しい空中戦を繰り広げ、ダークファランクスで撃墜させる。更に崖に激突してダウンしたジュネッスブルーのエナジーコアから光を吸収しようと試みるが、それを見ていた溝呂木が、闇の力ではなく心の光によってメフィストに変身するという奇跡を起こし、エネルギー吸収を阻止されてしまう。

当初は戦闘経験に優れるメフィストの格闘に圧倒されるが、溝呂木が変身前に負傷していたこともあり、すぐさまメフィストクローで反撃してメフィストに致命傷を負わせた。

しかし、メフィストは一瞬の隙を突いてツヴァイを取り押さえ、ジュネッスブルーに自分諸共攻撃するよう促す。溝呂木の決意を聞いた憐は躊躇いながらもアローレイ・シュトロームを発射。直撃を受けたツヴァイは身体を両断され、断末魔の悲鳴を上げながら消滅した。

それと同時に変身者の三沢も死亡し、人間の姿に戻る事もなかった。

なお、にはメフィストとの因縁は無く、倒した後でこの戦いに思うことは無かった。

姫矢准がこの戦いを見届けていたら何を感じたのだろうか……

余談

スーツはダークメフィストの予備のマスクをリペイントしたもの。

先代のダークメフィスト=溝呂木は悪役として長期間活躍した上に、改心の過程が丁寧に描かれていた為、「事実上のウルトラマン」「ウルトラマンメフィストなどと評価されることある。その一方、ダークメフィスト・ツヴァイは終盤で唐突に登場したうえ、たった一話で退場したために印象が薄いと評されることが多い。

それどころか変身者の三沢は、洗脳される以前から味方にもかかわらず視聴者のヘイトを買うような言動が目立ち、同じく空気キャラと言われつつも終盤で強い印象を残した上司兼ラスボスのような人気も獲得できなかった。

一応、溝呂木からは三沢もアンノウンハンドに操られただけの被害者とフォローはされており、一部からは「部隊の隊長である首藤へのヘイトを逸らす為のスケープゴートにされた」という意見も存在する(実際、非道な部隊としてのメモリーポリスの行動を主に取っていたのは首藤であり、三沢は「首藤の後ろに付いている部下」というポジションの方が多かった)。

コメント

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  • 狂犬の忠義

    ダークザギ配下三人悪の末っ子(?)ダークメフィストツヴァイ主軸のお話。 ツヴァイが全然他メディアに出てこないもんですから、かの「6分天下」と名高いウルトラマンネクサス32話を参考に言葉遣い、行動を書いております。 ツヴァイとメフィスト、この2人はほとんど外見に差異がなく、僅かに光線技の違いがある程度なので差別化が難しい個体だと思います。 今回のお話は、「もし、ツヴァイがまたダークザギの元で存在を再構成された時、自分を倒したジュネッスブルーのように青い体を持つウルトラマンを憎む存在になっていたとしたら?」という妄想を元にしたお話です。
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