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キリエロイド

きりえろいど

キリエロイドは、特撮番組『ウルトラマンティガ』に登場する炎魔戦士(怪人)である。
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「見せてやろう…キリエル人の力を、キリエル人の怒りの姿を!」

概要

自らを『救世主』と名乗る種族・キリエル人(きりえるびと)の戦闘形態。
炎魔戦士(えんませんし)の異名を持つ。

ウルトラマンティガに対抗するために変身した姿であり、劇中登場した2回共ティガよりも後に登場している。しばしば勘違いされがちだが、あくまでもキリエル人の戦闘形態というだけで、彼らの真の姿という訳ではない

名前の由来は「主よ」を意味するキリエと+humanoid(人型の)からと思われる。

キリエル人とは

超古代に地球に襲来し、地下で潜伏していた宇宙人(出身が異次元なので異次元人という可能性もある)。その正体は精神生命体であり、人間に憑依することで肉体を得る。太古の昔より人類に干渉しており、3000万年前の超古代文明にもちょっかいを出して当時のウルトラ戦士たちと戦っていたらしい。

自己顕示欲が高く、自らを「天使」と称する。英雄気取りで人類をより良い方向に導くのが夢だったが、ウルトラマンティガが怪獣を倒して人類の注目を一身に集めていることを知ると、ティガを憎み攻撃を開始する。要するに嫉妬深い連中なのである。

邪神ガタノゾーア復活の際には、ウルトラマンティガや人間を嘲笑いながら宇宙へと去って行った(見方を変えれば、ガタノゾーアに絶望している自分たちの姿を人間に見せたくなかったとも言えるが、この際「我々ならアレが目覚める前に人類を正しい方向に導くことが出来たのだ!」と言っていたので、事前に準備が出来ていればガタノゾーアやギジェラへの対抗策も有ったのかもしれない。とはいっても設定によれば地球からさっさと逃げ出したらしいので、単なる負け惜しみであった可能性が高い)。

個としての能力は人の精神を遠隔的に支配(洗脳)して操る事が出来るらしく、実体化して直接人間社会に干渉する際は人間の死体に憑依して暗躍するようだ。

また、実体化した人物(?)は一族の代表として、預言者巫女としての地位に付き、様々な工作活動を行うらしい。

前日談と思われる『深淵を歩くもの』の短編にも登場しているが、ヤナカーギー回同様にメタフィクション的な作風となっている。

キリエロイド

初代キリエロイド

炎魔戦士


ウルトラマンティガ第3話「滅亡の予言」に登場。
身長52m、体重4万2千t。キリエル人がティガと戦うために変身した姿。なぜか泣いているような顔をしている。手から放つ火炎『獄炎弾』が武器。掛け声はそのまんま『キリッ』
素早い動きでティガ・スカイタイプと交戦するが、ティガ・フリーザーで凍らされ、動きが止まった隙を突かれゼペリオン光線で倒された。

一般的に「キリエロイド」といえばこちらの姿を指す。

大怪獣バトルNEOシリーズではカネゴンのバトルナイザーを狙う勢力の一人として登場。カネゴンを追って(TVシリーズとは別の)ウルトラマンティガの世界に迷い込んだ。

キリエロイドⅡ

悪魔の審判


ウルトラマンティガ第25話「悪魔の審判」に登場。
身長55m、体重4万5千t。顔が泣き顔から不気味な笑顔に変化しているのが特徴。ティガを悪魔と称し、自らを天使として奉るように民衆を扇動。上空に「地獄の門」を召喚し、現世に数多の仲間を呼び出そうとした。(一応ウルトラシリーズはSFに分類される番組なのだが、このようなオカルティックな演出はティガでは珍しくもない)

東方キャラ+怪獣一体!No.004
怪獣ファイル1 炎魔戦士キリエロイドⅡ


ティガに合わせてタイプチェンジを行い、パワータイプに変身した際には腕にカッターが生え全身が硬質化した怪力戦タイプ(パワータイプ対応、対パワータイプとも)に、スカイタイプに変身した際には翼が生えてティガを上回る速度で空を飛べるようになった空中戦タイプ(スカイタイプ対応、対スカイタイプとも)に変身した。しかしその姿は、仏像のように安らかな顔のウルトラマンティガとは対照的に、どこまでも禍々しい悪魔そのものの姿だった。皮肉にも、キリエル人は自らが称するものとは全く反対の化け物へと変貌してしまったのだ。

ティガを高空から叩き落し、門を完全に開こうと試みるキリエロイドだったが、GUTSのイルマ隊長の呼びかけによりキリエル教に傾倒していた人々はティガに光を与えようとする。イルマの息子・トモキの機転によってティガは町中の電灯から放たれる光エネルギーを吸収。キリエロイドに再び格闘戦を挑み、地獄の門へと叩き込んだ。そしてゼペリオン光線が撃ち込まれ、門は完全に崩壊。人々はキリエル人の呪縛から逃れ、再びウルトラマンへ尊敬と信頼の感情を抱いていく。しかし…。

カオスキリエロイド

ゲーム「ウルトラマン fighting evolution rebirth」、『悪魔の逆襲』に登場。
ティガと戦っていた最中に逃げたキリエロイドがどういうわけだかカオスヘッダーによってパワーアップした姿で顔が怒りの表情になり、炎の色が以前よりも温度が高くなったのか、青くなっているのが特徴である。
キリエロイドを追いかけて地下の大空洞に潜入したティガの前にこの姿で現れ再戦を挑んだ。

その正体は強い力を求めるがあまり自らが進んでカオス化したキリエロイド(キリエル人)
如何やら逃げた先でゲームの事件の黒幕に出会い、カオスヘッダーの力を授かったものと推測される…(多分)。

パワーアップした事で上記の通り以前より強力になった青い炎を操れるようになったほか、この炎を地面に潜ませて敵の足元から放ち、跡形もなく焼き尽くす『炎魔地獄』という名の必殺技を持つ(演出がこれまたかっこいい)。
また、両足に鋭利なブレードが付与された事によりキック力を大幅に上昇しており、これに炎を纏わせて放つ『ドリルコンボキック』の威力は以前にまして協力無比な威力を持っている。

余談

25話でティガが立ち上がるシーンには、ミケランジェロの絵画『アダムの創造』をモチーフにしたレリーフが登場している。これは神が人間に魂を吹き込んだように、今度は人々が神(=ウルトラマン)に魂を吹き込む、という意図があったものと思われる。

なお、一部のファンの間では、クトゥルフ神話のイースの大いなる種族がモデルとなっているのではないかと推測されている。

ティガの構成および登場回の脚本は、クトゥルフ神話モチーフが有名な小中千昭氏で、氏自身により街の中に立つ黒い人影のイメージビジュアルがMacによる合成で描かれていたが本人は覚えていなかったいう。

登場回「滅亡の予言」の撮影が急遽決まったために丸山浩氏は決定稿を含めデザインを2枚しか描いていないが、とても人気のあるライバルウルトラ怪獣になった。脚本に夜のシーンが多いことから、小中氏のイメージに多少反発する形で、暗闇から白い部分がぼぉっと浮き上がるという意図でデザインしたという。

キリエル人が街を爆破するシーンはその後のウルトラシリーズで度々流用されており、そのせいかファンからは『またキリエルの仕業か』『ハイハイ、またキリエルキリエル』とネタにされている。

ウルトラ怪獣擬人化計画

キリエロイド
厨二病キリエちゃん


円谷プロ公認(!)の擬人化企画により美少女化されたキリエロイド、その名も"キリエちゃん"。
デザインを担当したのは、電撃G’zMagazineで「結城友奈は勇者部所属」を連載している娘太丸氏。

狡猾で嫉妬深かった原作版とは反対に、こちらは普段は優しい…らしい。
また、常に顔をフードで覆っているが、これは恥ずかしがり屋な性格ゆえ、顔を見られたくないから。もし顔を見られると、「顔から火が出るほど恥ずかしい」らしい。魔戦士であることとかけているらしい。誰うま
ちなみに、顔はタレ目でくせっ毛気味とのこと。かわいい。

ただ、戦闘力が低い…なんてことはなく、実は格闘技好きで、自身も蹴り技が得意とのことである(作者曰く、「夢はプロレス・ルチャリブレのマスクマン(ヒール)」)。手から炎を出す攻撃も健在らしい。

なお、キリエロイドことキリエル人は、上記のように人間に憑依して活動する寄生生命体であるという設定があることから、「人間の少女にキリエロイドが服の形にモードチェンジして憑依した」と言う解釈も成り立つ。その場合、戦闘力の高さや格闘技好き…といった嗜好は憑依しているキリエル人の影響で、優しく恥ずかしがり屋な性格こそが憑依前の本来の少女の性格…と考えることもできる。

小説版

キリエロイドのカイジューソウルを受け継いだ怪獣娘の1人。
国際怪獣救助指導組織GIRLSの戦闘部隊に所属しており、金山シンヤの部下としてアンジェリカ(マグマ星人)やノーバと共に謎の敵:シャドウの殲滅に当たっている。シンヤや他の怪獣娘と共にシャドウビーストと思われる大物に立ち向かっていったが、その後の消息は不明。

人間として暮らしている時の名前は不明。シンヤからは「キリエ」と呼ばれている。

関連タグ

特撮 異次元 洗脳 ウルトラ怪獣 ウルトラマンティガ 閻魔大王
救星主のブラジラ・・・こちらも同じく救世主と名乗っている。(文字違いだが)こちらは元天使
である。

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