概要
漫画『DARKNESSHEELS-Lili-』の登場人物で、主人公リリ・アーカイヴの母親。
16歳の娘を持つ母親ではあるが、そうとは思えないほどとても若々しい姿をしている。
夫については語られていないため詳細は不明。
幼いころのリリに光の巨人の伝説を語っていた。
現在は行方不明となっているとのことだが…。
関連項目
実は彼女はM78星雲光の国のウルトラマンと一体化していた人物であったことが第4話で語られる(ヒュース・アーディは当初、彼女はM78星雲人ではないかと推測していたが、実際は違っていた)。
惑星フースの風習に従い、出征した彼女は出征先の戦火の中、仲間を救うために自ら命を投げうち、その行いに感動したとあるM78星雲人に救われて一体化(ウルトラマンが人間と一体化する際の一種の王道である)。その後、フースの真実を知った彼女は一体化したM78星雲人の力を使ってフースの侵略を一時的に阻止することに成功する。
その後はM78星雲人と分離し、ひそかにフースへと戻って一人娘であるリリを出産。しかし、彼女の体には一体化した時の影響でウルトラマンの因子が残っており、娘にもそれが受け継がれることとなったのである(幼い頃に娘に光の巨人に関する伝説を語って聞かせていたのも、娘にその力が宿っていることに気づいていたためではないかとも考えられる)。
その後はリリと2人で暮らしていたようだが、ある日、何らかの理由でヒュースに捕らえられてしまい(表向きは消息不明として扱われた)、彼の実験施設に研究対象として軟禁され、怪獣ホーリーデモンズの頭部に埋め込まれた痛ましい姿となって発見される。
しかし、娘のリリの方が高い適性を示したため、娘を身代わりにされる形で解放された。
第5話では、無事に回復したのか、娘のリリと共に戦いを終えたダークネスヒールズの面々を見送りに来ていた。娘の恋路を応援しているようだが、リリが取った大胆な行動に対しては流石に苦言を呈していたようだ。
変身態
pixivに投稿されているイラストは変身した姿のものが大半を占めているが、原作にこの姿は登場しておらず作者の綱島志朗氏がSNSに投稿したイラストが元ネタ。
つまりpixiv上のイラストは三次創作という扱いになる。
余談(ネタバレあり)
ちなみに、彼女と一体化していたというM78星雲人は、シルエットが断片的に描かれているものの、その詳細は殆ど語られておらず、現在なところ不明な点が多い。
公式とはなっていないが、原作者のイラストとして、このM78星雲人はブルー族女性型として描かれている。性格については、「びっくりするほどのギャルで、優等生タイプのアーリとは水と油な関係だった」とされている。ちなみに、ブルー族は全般的に頭脳労働が得意であまり戦闘が得意ではない者が多い種族であるが、どうやらこのM78星雲人はそうした傾向に当てはまらないタイプだったようである。