演:佐川大樹
概要
舞台『DARKNESS HEELS THE LIVE』に登場した惑星テリオの研究主任にして、5人の闇の巨人に仮初めの肉体を与えて復活させた張本人。
常に冷静な態度と敬語口調を崩さない、一見すると好青年にも見える人物だが、その一方でテリオの住人にも自身の計画の詳細を伏せており、部下を切り捨てる事になんの躊躇いも抱かない冷酷な一面を併せ持つ。
生きるために必要とする以上のものを求め、他者から奪い、悪と呼ばれた闇の存在が真に求めていたものに疑問を抱き、それを解明する自身の計画を実現させるためにウルトラマンベリアルらを復活させた。
プラズマスパークと酷似した人工太陽『テリオンスパーク』でテリオの軍人達を強化し、他惑星へと送り込むという侵略行為にも手を染めている。
光=善、闇=悪ではなく状況次第でどちらにも転び得るものであると嘯いている。
漫画版『DARKNESS HEELS -Lili-』にも引き続き登場。
惑星フースにダークネスヒールズらを監禁し、彼らを監視している。また、フースの住人たちは民族間の対立やテロに苦しんでいるが、これらもヒュースが実行した「プロジェクト」によって引き起こされたものであり、漫画版においても全ての黒幕と言える。
光の片鱗を宿しているという主人公:リリ・アーカイヴに興味を持ち、どさくさに紛れて彼女を拉致、彼女の母親であるアーリ・アーカイヴよりも適性が高いと判断し、彼女をホーリーデモンズに埋め込んだ。
しかし、ダークネスヒールズとの決戦の際に、ベリアルの呼びかけに応じたリリが自力で脱出してベリアルに光の力を与えるという想定外の事態が発生したことで、ホーリーデモンズは一気に弱体化した上にベリアルによって倒され、自身の研究を台無しにされてしまう。
それでも、戦いの場から(恐らくベリアルの放った)力の欠片を持ち出し、自身の研究所へと持ち帰ろうとしていたが、謎の青いウルトラマンの襲撃を受け、「力」を奪い取られてしまった。
考察
なお、ヒュース自身は青年男性の姿をしているが、惑星フースでのプロジェクトは数世代に渡って続いている模様。また、ヒュースや秘書のハルカ、ヤスカは常にホログラムとして登場しており、ダークネスヒールズの一同と直接顔を合わせた事は無い。
その為、彼らが単なるヒューマノイド型の異星人なのかは疑わしい面もある。