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ウルトラマントレギア

うるとらまんとれぎあ

※この記事には公開中映画およびTVシリーズ最新作のネタバレが含まれています。閲覧には十分注意して下さい。
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「私はウルトラマントレギア…君の願いを叶えにやってきた」
「君達の言う『絆』は簡単に壊れる」
CV:内田雄馬

データ

身長50m
体重3万7千t
最大飛行速度マッハ9.9
最大走力マッハ4
水中潜航速度マッハ3.8
地中進行速度マッハ3
最大ジャンプ力850m
腕力9万t
握力7万5千t
出身地M78星雲光の国


概要

劇場版『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』に登場する謎多き悪のウルトラ戦士
ウルトラマンの姿をしてはいるが、さまざまな宇宙に干渉しては人の心の弱さに付け込んで星々を滅ぼしてきた存在である。

普段は異空間に身を潜めているらしく、こちらの世界に干渉する際はテレビなどの画面を介して現れる事が多い(また、自身が目を付けた人物に接触し、語り掛ける際のフレンドリーな態度から、ある存在を連想した人も多いかもしれない)。

口調は至って紳士的で物腰柔らかな態度を取っているが、その本性は狡猾にして残忍かつ冷酷で、突如として異空間から姿を現し、夢破れて行き詰ったり悩み事を抱えたりしている人間を言葉巧みに誘惑し悪や絶望に誘い込む。
そして自分が持ちかけた選択を選び取った結果、悲劇に見舞われた人間たちを見て嘲笑いながらその様子を楽しむという姿勢はとてもウルトラマンには見えず、悪魔といった方がしっくりくるかもしれない(しかも本人はあくまで「夢を提供しているだけ」と言ってはばからない)。
それ以外にも劇中ではリクとペガを連れ去り、ペガを怪獣の中に閉じ込め、その怪獣をリクに殺させる事で悲劇を演出しようとした事もある。

想定外の事態が起きようとも特に動じる事なく飄々と人を食ったような素振りや言動を取り続ける様は、一見すると愉快犯の様にも見えるが、彼自身の思惑自体は現段階では全く明らかになっておらず、どこか掴み所の無い、得体のしれない不気味さを漂わせている。

容姿

仮面を付けたような顔が特徴的で、カラータイマーがある部分もX字のプロテクターのようなもので覆われている様は、ハンターナイトツルギのように鎧を纏っているように見える。また、腕や足の部分にベルトのようなものが見受けられ、プロテクターの形状と相まって見様によっては全身に拘束器具を身に付けているようにも見える

額はクリスタルのようになっている。更によく見ると、つま先が反り返るような形状をしていることがわかる。

また、耳の形はあのルーキーと呼ばれた戦士に似て、胸や頭部の意匠はある戦士を彷彿とさせ、カラーリングも含めるとどことなくあの黒い戦士のようにも見えるが、関連は不明。

戦闘スタイル

グルーブVSトレギア


基本的に権謀術数を巡らせて暗躍し、戦闘は配下の怪獣たちに一任する策略家ではあるが、自身の戦闘力もかなり高く、ジードロイヤルメガマスター/ウルティメイトファイナルウルトラマングルーブとも互角に渡り合えるほど。劇中ではグルーブと壮絶な空中戦を展開し、最後の最後まで一進一退の激しい攻防を繰り広げた。

ただ、グルーブが現れるや否や「残業をしない主義」という捨て台詞を吐いて撤退しようとした事から、自身の想定外の戦闘にはあまり関わりたがらないような節も見受けられる(若しくは、相手の手の内がわからない間は、不用意な戦闘は極力避けているというスタンスなのかもしれない)。

主な必殺技

トレラアルティカイザー
全身のエネルギーを両腕に集めて打ち出す必殺技。グルーブを大きく吹き飛ばした。

トレラ・スラー
空間を歪ませて異次元のゲートを作り出す超能力の一種。ここから巨大な腕を伸ばしてリクたちを別宇宙へと引きずり込んだり、カツミ地球から7452光年も離れたホスター21星系の惑星へと誘い出したり、異空間から怪獣を地上に召喚したりした。

イスキュロス・イーバ
防御技の一種。ロッソブルのバリヤと同等の防御力を持つとされる。

イスキュロス・ダイナミス
相手の怒りなどを加速させて増幅させる凶暴化光線で、正気を取り戻しかけたスネークダークネスを再び狂暴化させた。
ウルトラマンコスモスフルムーンレクトとは真逆の性質を持った光線技ともいえる。

トレラケイルボス
ロッソやブルの必殺光線と同等の威力を持つとされる破壊光線。

ギアギダージ
身体を高速回転させつつ突撃して相手を弾き飛ばす必殺技。ロイヤルメガマスターのジードがプリミティブに戻る程のダメージを与えた。

オプトダクリス
目から撃ち出す破壊光線。

トレラアルディガ
両手先から放つ破壊光線。グルーブのデルタブレストランサーとぶつかり合い相殺した。

ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル

第13話に登場。ブースカとペガの前にブースカ劇場のスクリーンから現れた。
ウルトラマンを苦しめた強敵を紹介し、ウルトラマンを応援するか、闇に身を委ねるかの二択を迫った。

余談

声を担当する内田雄馬の姉である内田真礼は、過去にモーションコミック版『ULTRAMAN』においてメインヒロインの佐山レナを演じたことがあった他、映画公開の少し前に展開された円谷プロの作品である『SSSS.GRIDMAN』でEDテーマ「youthful beautiful」を歌っており、これにより姉弟揃って円谷プロ作品に関わることとなった

内田は幼少期にリアルタイムで『ウルトラマンティガ』を見ていたという。

ベリアルに続く2人目の「ウルトラマン」の名を持つ悪トラマンである(偶然か否か、彼の敵の1人はベリアルの息子である)。実際、ベリアルに続く悪のウルトラマンという立場のようだ。ただし劇中ではウルトラマンと名乗る事も呼ばれる事もなかった(上記の台詞は予告のみで使われたものである)。一方でウルトラマンロッソを呼称で初めて用いたキャラだったりする。

トレギアは、暴君で力押しな面が目立つベリアルとは対照的に、人の心を惑わせる狡猾な性格でありある意味でベリアルよりも悪魔らしいとも言える。

また、ヒュドラカオスウルトラマンしか存在しない青の体色を持った悪トラマンでもあり、カオスウルトラマンはニセウルトラマンという系統である為、ヒュドラから2人目の「悪の青トラマン」とも言える。

ちなみに悪の戦士であるため、オーブダークと同様、ソフビ人形はウルトラヒーローシリーズではなく、ウルトラ怪獣シリーズからのラインナップとなっている。

尚、ニュージェネレーションヒーローズに似た特徴を持っているのは何らかのアイテムを使っているからという説がある。似た例でいうとニュージェネレーションカプセルを二つ使って変身したウルトラマンゼロビヨンドがそれに当たる。

関連タグ

ギマイラ:同じく他者を自分の力で怪獣化した者繋がり
グリード:人間の欲望を叶える形で悪事を働く敵繋がり

ソルト(ゾイドワイルド):同時期に放送されているアニメのキャラクターで、中の人繋がり。イメージカラーも同じ青だがこちらは善人であり、『セレクト!絆のクリスタル』公開6日前に放送された第34話にて「絆は簡単には断ち切れない」とトレギアとは真逆の事を言っている。
内田真礼中の人のお姉さん。トレギアがスネークダークネスの名前を『中々の中二病だ』と評するシーンがあるが、何の因果か、彼女が演じたキャラクターに中二病発症者が多かったりする。

ウルトラマンベリアル:光の国の犯罪者。ウルトラの父とその甥であるゼロに因縁がある。また、トレギアの親友であるタロウはゼロから見て叔父にあたり、そのタロウの息子であるタイガがトレギアの宿敵となるというなんだか似た構図になっている。 セブンとタロウの家系は悪トラマンと対決する運命にでもあるのだろうか?






※以下ネタバレ注意








激闘の末、ジードのレッキングノバを浴びせられ続けて爆散、倒された──
が、その時の台詞は「これが絆の力というやつか……勉強になった!」と今わの際の言葉としては聊か不自然なものであった。
そしてエンドロール後…


なあんだ君たち、まだ観ていたのか。こう見えて私は忙しいのでね。それでは失礼するよ


何事もなかったかのようにトレギアが現れ、高笑いをしながら宇宙のどこかへと飛び去っていく。
第四の壁を破るメタ的な展開ではあったが、このシーンが挿入されたことにより、トレギアはまだ倒されていなかったことが判明した。

もっとも、上記にもある爆散する直前の意味深なセリフから、彼がこの時点で死んでいないことを薄々感じ取れた視聴者も多かったことだろう。
トレギア自身に関しても、結局明確な目的や出自(他のウルトラ戦士との関係や悪の道に走った原因)等、そのバックボーンの多くが謎のまま物語が終了したこと(超全集に掲載された小説作品にて、とある怪獣の誕生にかかわっていると思われる描写がある程度)、ゼロと同じく人気声優担当のウルトラマンであることなどから、今回限りのゲストキャラとは考えにくいという見方もあった。
そして、武居監督はパンフレットで「ウルトラマントレギアは、ウルトラマンベリアルに変わって今後のウルトラマンたちの宿敵となっていくであろう、“新たな悪のウルトラマン”です。」と述べており、実際今後も登場させるつもりである事が伺えた。

果たして、今後彼がシリーズにどのように関わってくるのか、ファンの間では注目が集まっていたのだが……。


まさかの…

次回作であるウルトラマンタイガ』のメインヴィランとして登場することが判明。
今回は「霧崎」(演:七瀬公)と呼ばれる地球人に変身して暗躍を行う。

しかも、タイガの父親であるタロウの元親友であった事まで判明、トレギアの変身アイテムも発売されるようだ。

つまり彼の出身はM78星雲・光の国であり、カツミやリクに異常なまでに固執しているようにも見えたのはタロウの力を使っていたが故とも考えられる。ジードが悪の戦士の息子でありながら正義のウルトラマンとして活動していることについても、何か思うところがあったと考えれば、劇場版本編でリクとペガに手を出したのも当然かもしれない。
また、トレギアは青い体の持ち主であることから、ブルー族の出身であると考えられる。
この設定の追加によって、ベリアルに続いて光の国から新たな悪のウルトラマンが現れたことになった。
しかも加えて、ウルトラの父とタロウは、親子で親友が悪に堕ちてしまうという悲劇に見舞われたということにもなった。
トレギアもまた、ベリアルと同じように光の国で犯罪を犯したのだろうか…?

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