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デストルドス

ですとるどす

『ウルトラマンZ』に登場する怪獣であり、同作の「ラスボス」。
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セレブロ/???「さあ、このゲームのクライマックスを飾るラスボスを紹介しよう……死と破壊の王、デストルドスだァァァァァッ ! ! ! ! 」

データ

別名殲滅機甲獣
身長80メートル
体重6万トン
出現地深間市近郊の山岳地帯


概要

デストルドス
殲滅機甲獣 デストルドス


ウルトラマンZ』第24話「滅亡への遊戯」、第25話(最終話)「遥かに輝く戦士たち」に登場する、悪夢を具現化したような最後の怪獣
セレブロ曰く文明自滅ゲーム」のラスボス、「死と破壊の王」

DESTRUDOS!



ウルトロイドゼロをベースに、複数の怪獣、その他ハルキから強奪(経緯が経緯であるだけにセレブロ自身としては「借りパクした相手から奪還した」という認識になるのだろうが)したベリアルメダルを始めとする大量の怪獣メダルが混ざり合った、超強力かつ醜悪な合体怪獣である。

容姿

共生の輝き デストルドス
殲滅機甲獣 デストルドス


構成怪獣

部位元になった怪獣
ボディのベースウルトロイドゼロ
悪夢へのプレリュード
背中の角・背鰭アーストロン
凶暴怪獣 アーストロン
胴体クレッセント
クレッセント
胸部マジャバ
須臾の安息_マジャバ
右肩・背中~尻尾の皮膚・両脚(脛・足首) レッドキングB
怪獣王再び!!
左肩サタンビートル
サタンビートル
両腕バードン
火山怪鳥バードン
両脚(両腿)ダンカン
ダンカン


オリジナルの頭部からは複数のトゲや角が生え、左側頭部と右肩には縦に割れたウルトロイドゼロの顔の部品が残っている。
尻尾や両足首はレッドキングB、背中からはアーストロンの角が生え、そこから尻尾にかけての骨格はアーストロンの背鰭を彷彿とさせる。
胸部にはマジャバの顔とウルトロイドゼロのパイプ状パーツ、クレッセントの三日月模様があり、マジャバの顔は顎が左右非対称になっており、セレブロが取り憑いた人間と同様、顔を引きつらせて笑っているように見えなくもない。
両腕はバードンのような翼、左背面にはサタンビートルの腕、両足にはダンカンのトゲ、右背面からはハルキにとって戦いを大きく考える切っ掛けになったレッドキングBの髑髏と化した首が生えている。
また、怪獣メダルに描かれているイラストを見る限りでは、目はバラバのものとよく似ているが、これはヤプールに由来する技術が搭載されている影響とも解釈出来る。更には外見にこそ現れていないが、ウルトロイドゼロがペダニウムエンジンを動力源としていたことから、ペダン星人由来の技術も取り込まれていることになる。
複数の悲鳴のような鳴き声を挙げており、人によってはまるで合体している怪獣達の悲痛な叫び声のようにも聞こえる。

輝ける時代の救世主
死ノ欲動


総括すると、ウルトロイドゼロの体をベースに様々な怪獣のパーツや骨格が不自然に寄り集まったかのような、非常に歪かつ禍々しい姿をしており、各種パーツも元の怪獣のパーツを(部位によっては言われないと分からないレベルまで)より凶悪にしたような造形になっているのも特徴。
従来の合体怪獣は怪獣達の長所と呼べる優れた部位で構成され、異形の中にもある種の「調和」や「美」があったのが殆どだったのとは対照的に、この怪獣は逆にそれらの要素を一切無視、「D4レイさえあればガワの見てくれなんかどうだっていい」とでも言わんばかりに怪獣達を無理矢理継ぎ合わせたフランケンシュタインの怪物の如く醜悪な姿となっている。

デザインを担当した楠健吾氏のtwitterでのコメントによると、「材料に使われた怪獣たちは皆生命力を吸い取られて骨化・ミイラ化・異形化している、としたので元の姿から大きくかけ離れちゃってる部分もアチコチに。」とのこと。
変身の描写や、顔や胸にあるウルトロイドゼロの顔の破片を見るに、ウルトロイドゼロの内部から突き破って出てきたようなデザインにも見える。
レッドキングBの首に至っては動く度に頭部がまるで亡霊のように前後左右にゆらゆら揺れるという不気味なものになっている(着ぐるみの構造上の問題、あるいは気味の悪さを演出するための意図的な構造の可能性もある)。

なお、見た目こそ完全に怪獣化してしまっているが、元がロボット兵器なのでコックピットがありそこで操縦される(デストルドス自身には恐らく固有の意思等は存在しないと思われる)為、分類としてはロボット怪獣搭乗型怪獣)またはサイボーグ怪獣に当たると思われる。
しかし、そのコックピットの内部は多数の怪獣と融合した影響で操縦桿含め肉片や血管、皮膜に覆われて殆ど原形をとどめておらず、内臓器官かと見紛うほどにグロテスクなものになっている他、外部からでは最早どこにあるのかすら分からなくなっている。

合体している怪獣の内、クレッセントはマイナスエネルギー、マジャバは農薬と農薬耐性害虫との吐血マラソンに関係した怪獣、レッドキングB(レッドキング二代目)、サタンビートル、ウルトロイドゼロは兵器開発と人間の負の象徴に関係した怪獣、バードン、マジャバ、レッドキングは過去に卵を守る姿が描かれた怪獣、ダンカンはウルトラ戦士を操った怪獣となっている。
セレブロのやっていることは血を吐きながら続ける悲しいマラソンの強制」であり、それらと向き合ったセブン一門かつジードの後輩でもあるゼットの最後の相手という意味でも、『Z』のラスボスとしての要素は十分にあると言えるだろう。

戦闘能力

オーバーテクノロジーの塊であるウルトロイドゼロをベースにしていることや、数多くの怪獣を取り込んでいることから、その戦闘能力はこれまでに登場したどの怪獣とも別次元の強さを誇る。

これといった特殊能力は披露していないものの、この怪獣の恐ろしいところは特殊能力抜きでも恐ろしく戦闘能力が高いことにある。
肉弾戦ではベータスマッシュ以上のパワーや重量級の巨大な体躯、さらにエネルギーを纏った両腕の鎌で敵を切り裂く「デストルドリーパー」で相手を圧倒する力を持つ一方、遠距離戦も難なくこなし、主な武器として口から放つ破壊光線「デストルドブレス」、全身から放つ赤と青の電撃「デストルドサンダーブラスト」を使う他、機械的な武器として目から連射して放つ対空砲「デストルドファランクス」、全身のトゲを誘導弾として放つ「デストルドヘルファイヤ」を持ち、さらに最大の兵器として胸のマジャバの顔を砲口として放つD4レイの強化光線「デストルドD4レイ」を有している。
更に、本体も非常に頑丈であり、これまでどんな敵でも打ち破ることの出来なかったガンマイリュージョン(しかも、ティガダイナのTDスペシャルとガイアが最終回で使用したフォトンストリームという、これまでのガンマイリュージョンの中でも一番威力の高い物)を喰らっても少し怯むだけで済み、逆に電撃で幻影をかき消している。
後にセレブロと直接融合してからは、体が多少損壊しても即座に復元できるようになった。
また、変貌により本体が頑丈になったためか、はたまたウルトロイドゼロの時点から改良が重ねられた結果か、D4レイ最大の欠点であった「機体、パイロットに尋常ではない負荷がかかる」という問題は、その使用後も本体が世界中で活動していることからおそらく解決していると考えられる(パイロットの負荷に関してはセレブロがヨウコの体を酷使していた可能性もあるが)。ようやく人類の兵器として使えるレベルに至ったD4レイであるが、完成した状態で人類に一度も使われぬまま名実ともに人類の脅威に成り果てるとは、なんとも皮肉である。
なお、この部分のみ他と比べると些か脆い様でヨウコ救出の際には比較的簡単に潰されていた。
これについては再生能力である程度カバーしているため再使用する分には不自由していない様子。
また、別の弱点として、チャージに時間がかかるため、駄目押しの連射が出来ない上にD4レイを打つタイミングが丸分かりなことと、撃つ事に集中するためか動きが最小限になり鈍くなることが挙げられる。
もっとも、これらの点はセレブロも承知しているのか、他の攻撃で相手を追い詰め逃亡や防御をできなくした上でトドメとして使用するという戦法を基本的にとっているため、こうした弱点はセブンガーの参戦による不意打ちの場合を除いて実質的にあまり意味を成していない。

一方で、大量の怪獣と合体していながら、各々の怪獣のパーツを活かしたような攻撃方法や、融合した怪獣の必殺技を模倣したような技は見せておらず(せいぜい両腕の鎌を用いたデストルドリーパーとD4の強化版であるデストルドD4レイくらいか)、そのあたりでこれまでの合体怪獣との差別化が図られていると言える。
これはそもそもセレブロの目的が「文明を、その文明が生み出した兵器を使って滅ぼす」と言うものであるためだと考えられる。つまり、怪獣ではなくウルトロイドゼロの力を使って地球を滅ぼさなければ(彼にとっては)意味がないのだ。取り込んだ多くの怪獣は、あくまでウルトロイドゼロという兵器を強化するためのエネルギー源でしかないのだろう。

D4レイ、発射
死と破壊の王


それを証明するかのように最大の武器のデストルドD4レイは、コックピットで発射ボタンを押すという地球人が作ったロボットとしての発射方法のままである。

こうした様々な怪獣の体を相性など眼中にないかのごとくかき集めたような見た目や能力は、上述のセレブロの内面を踏まえれば「自分以外の存在を『ゲーム』を進める為の駒としか見ていない」という彼の本性を体現したものとも言える(なお、彼の生み出したメツボロスとも共通する特徴であり、それをより禍々しくした形でもある)。
その意味ではデストルドスは、「怪獣達の尊厳や生命を冒涜するセレブロの悪意を形にしたような存在」という、これまでの合体怪獣とは全く異なる特徴を持つと言って良いだろう。

活躍

  • 第24話「滅亡への遊戯」
ツイッター1時間お絵描き其の202


ナカシマ・ヨウコに寄生したセレブロが、ベリアルメダルを取り込ませたウルトロイドゼロを強奪し、各地の地球防衛軍の怪獣管理区域を襲撃、そこに休眠していた怪獣達を次々に吸収していく。そして深間市近郊の山岳地帯に飛来して必死にタマゴを守っていたレッドキングBさえも吸収、さらに行き掛けの駄賃とばかりに卵すら手に掛けようとしたが、間一髪のところでゼットが駆け付ける。
卵をゼットに守られたところでセレブロが大量の怪獣メダルをウルトロイドゼロに取り込ませ、これによって内部から殻を破るように変身、そのままゼットと戦闘になる。

ゼットとの戦いではアルファエッジ宇宙拳法を意にも介さず、パワーファイターであるベータスマッシュを単純なパワーだけでも圧倒し、ガンマフューチャーガンマイリュージョンによる最大威力の光線さえも多少怯んだ程度で耐え切った上に拘束技を力づくで破り、さらに斬撃波の飛ばし合いで一方的に競り勝つ……と各タイプの長所をものともせずに終始優勢に戦いを進め、止めに至近距離からの「デストルドD4レイ」発射を試み、ゼットのゼスティウム光線との撃ち合いをも制して倒してしまった(これによりゼットはこれ以上変身するとハルキの身体を危険に晒してしまうほどの深刻なダメージを受けてしまう)。
ゼットを倒した後、そのまま世界中の主要都市を攻撃。地球防衛軍の反攻をものともせず壊滅的な被害を与えていることが語られた。

もっとも、この時はデストルドス自身の圧倒的な力もさることながら、セレブロが直接寄生することで実質ヨウコを人質に取っていたようなものであり、更にコックピットの場所も不明なため速やかな救出は絶望的、おまけにデルタライズクローの変身に必要なベリアルメダルも取り込まれているために、この形態はもちろんベリアロクさえも使用不可能という、ゼットにとっても人類にとっても圧倒的に不利な状況だった。

このため、ヘビクラもといジャグラー率いる旧ストレイジメンバーは、ストレイジ本部の奪還と、デストルドスの打倒およびヨウコの救出のために動き出すことになる。

  • 最終話「遥かに輝く戦士たち」

ゲームは止まらない
殲滅機甲獣デストルドス


世界各地で暴れ回り、各国の防衛軍の主要戦力を軒並み壊滅させ、残りはストレイジのみという後がない状況に陥れた。
その後、ヘビクラの「お膳立て」に乗る形で日本に襲来、キングジョーSCウインダムと激突し、叩き落され地上戦に移行。
ユカが解析を試みるが、雑多な怪獣が融合した影響で温度配置が無茶苦茶であり、コクピットの位置は特定出来なかった。

圧倒的戦闘力でキングジョーとウインダムを行動不能に陥れ、デストルドD4レイで止めを刺そうとしたところでイナバの駆るセブンガー硬芯鉄拳弾を受けて発射に失敗し転倒。更にそれによってコクピットの位置がD4レイの真後ろ、つまリウルトロイドゼロ本来の位置にあることを突き止められてしまう。
そこから特空機3体の猛攻を受け、セブンガーとウインダムに損傷を受けたところでタンクモードになったキングジョーSCのペダニウム粒子砲が直撃、D4レイが破壊されコクピットが露出する。

セブンガーとウインダムは機能停止に追い込んだものの、キングジョーに組み付かれ、そのまま空へと押し上げられる。その際にデストルドス自体の重量を利用しコクピットブロックを引き摺り出したことで、危機を悟りヨウコの体を抜け出したセレブロが融合(この時、怪獣との融合に使っていたベリアルメダルが弾き出されたらしく、これがヨウコを通じてハルキの手に渡ってしまう)。
そのまま地上に着地すると、デルタライズクローとなったゼットと最後の対決に臨む。

今回は最強形態のデルタライズクローが相手であったこともあり互角の戦いに持ち込まれるも、セレブロと直接融合したためか、合体元の怪獣たちが持たないはずの再生能力を獲得していたことが判明。主砲を再生させてD4レイで止めを刺そうとするが、自力で捨て身の突撃をしてきたベリアロクが突き刺さったことで暴発、失敗する。
それでもしぶとく再び主砲再生を行い、暴発のダメージでオリジナルに戻されてしまい、満身創痍となったゼットに向かっていくが、ストレイジ隊員たちの声援を受けて奮起し、再度立ち上がったゼットの予想外の猛攻を前に次第に追い詰められ、遂には左顔面に強力な一撃を喰らって殴り倒されてしまう。
最後の奥の手とばかりにデストルドD4レイを放ち、前回と同様にゼスティウム光線と競り合うも、ハルキとゼットが全力で放ったゼスティウム光線を前に完全に押し切られてしまい、最後は巨大なZの文字を描いた渾身のゼスティウム光線をモロに喰らい、爆発四散した。

その後、セレブロ本体は黒焦げになりながらも何とか逃げだしたもののジャグラーに捕捉され、そのままカブラギとユカに発見・捕獲された。

なお、デストルドスに吸収された怪獣達は結局彼と運命を共にすることとなった。しかし、歪な化け物の一部としていつまでも生かされ続けるよりはよっぽどマシだったと言えるかもしれない。

地球防衛軍の対応

ウルトロイドゼロが勝手に、しかもヨウコ(に寄生したセレブロ)によって暴走させられることは防衛軍側にとっては完全に想定外であり、ユウキ・マイ含む日本支部の上層部メンバーは突然の事態に驚愕していた。
なお、Twitterでの広報によれば、防衛軍としては暴走した挙げ句デストルドスに変貌してもなお、あくまで破壊ではなく奪還を計画しているとのこと(ヨウコが内部にいるという事情もあるのだろうが)。それ故にむやみに攻撃ができないからか、上述の通り各国の防衛軍による一大反攻作戦は総て返り討ちに遭い、上述の通りストレイジを残して全滅する結果となっている。

ウルバト

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズには年末年始のピックアップとして参戦。
合体怪獣チームを結成出来るようになった。
ちなみに前後のキャンペーンとしてはゲーム繋がりとしてデマゴーグの参戦とTDG三部作との対決ミッションがありデストルドスも含めて一種の「ウルトラマンダイナ祭り」状態であった。
勿論、対決ミッションにも連れていけるので身体の素体を与えてくれた恩人に思う存分強さを見せてあげよう。
なお、ウルトラ必殺技も出来るので必殺光線を呼び出してしまうと
「最強形態でもダイナにおんぶにだっこ状態のセレブロ」にもなってしまうのだが…

余談

合体怪獣がラスボスとなるのは『ウルトラマンA』のジャンボキング以来47年ぶりであり、海外ウルトラマンの怪獣が合成されるのは初めてである(外見に素材の要素が薄い点や元がウルトラマンである点などを考慮し、アトロシアスは合体怪獣には含まないとする)。

名前の由来は死や破壊への願望を意味する心理学用語「デストルドー」からと思われる。
緩やかに星の文明を破滅と死に導くセレブロを体現するネーミングとも言えるだろう。
また、そのまま破壊を意味する「デストロイ」もかかっているかもしれない。

ウルトロイドゼロがデストルドスへと変異するシーンは「ウルトロイドゼロの肩からサタンビートルとレッドキングのパーツが突き出し、顔にヒビが入る」→「コクピットが異形と化す」→「各パーツのアップが映された後、変身完了したデストルドスが光をバックに姿を現す」という形で表現されているため、実のところウルトロイドゼロがデストルドスに変貌するシーンは明確に映像化されてない。

死への欲動 デストルドス


故に、変貌後のウルトロイドゼロがどのような状態にあるのかは定かではないものの、体の至るところに配線が剥き出しになり、顔と肩に顔面のパーツの一部が引っ付いているような状態を見る限りでは、外装の殆どは失われてしまったと考えられる。一方、内部機構に関しては、コックピットを介して操縦が可能であることから、動力源や指令・エネルギーを全身に伝える機能は何らかの形で残されていたものと思われる。

怪獣の融合・合体には恐らくベリアルメダルの力が使われていると思われる(実際、セレブロは以前にもベリアルメダルを使ってベリアル融合獣にフュージョンしている)。
このため、ある意味で『ウルトラマンジード』に登場したベリアル融合獣や、『ウルトラ銀河伝説』に登場したベリュドラと酷似した存在ともいえるかもしれない。
ただし、ベリアルメダルを失ってもデストルドスの肉体の維持や戦闘力にさしたる影響はなく、メダルは単に怪獣を合体させるための触媒のような働きしか担っていなかった模様である。

構成されている怪獣(特空機であるウルトロイドゼロを除く)は全て、昭和ウルトラマン特撮各作品+『G』から1匹ずつ選び出されている(レッドキングB:『ウルトラマン』、ダンカン:『セブン』、アーストロン:『帰マン』、バードン:『タロウ』、サタンビートル:『レオ』、クレッセント:『80』、マジャバ:『G』)。
『A』からの怪獣のみ存在しないが、これは(バラバを解析して作り出された)D4レイがその枠を担っているのだと思われる。
なお、この内半数以上(ダンカン、サタンビートル、クレッセント、マジャバ)が、初出以来一度も再登場のなかった怪獣達である。ちなみに、休眠中の怪獣を示すマップにはブラジルのサンパウロ辺りにもポイントが確認出来るが、ここに何の怪獣が休眠していたのかは不明(後述のパワードレッドキングと判断するにしても、ギアナ高地からは距離が離れすぎている)。

放送に合わせて販売されたソフビはデザイン画を参考にして作られているらしく、一部の造形が実際のスーツとはやや異なっているが、その中でも特徴的な肩から突き出たレッドキングの頭はスーツとは殆ど別物のパワードレッドキングに近い形状をしている。
デストルドスを構成する怪獣には海外作品が初出のマジャバも含まれていることから、デザイン画の段階ではレッドキングの頭はレッドキングBではなく、パワードレッドキングのものとして想定されていた可能性がある。
しかし、デザインを担当した楠健吾氏にもパワードのレッドキングに近い造形になっている理由は分からないらしく、真相は不明である。

ラスボスらしくシリアス一辺倒な怪獣だが、ベータスマッシュ戦のみ「突進してくるゼットをラリアットでカウンターする」「ゼットの挑発に負けて突っ込んだらドロップキックをくらう」等のベータスマッシュ特有のプロレスの空気だけは無視せず、完全にプロレスのノリとなっていた。

防衛軍が開発したD4レイとウルトロイドゼロの武装を振りかざし、各国を攻撃したデストルドスは、主題歌の2番の歌詞にもあるように、まさに最後に立ちはだかる相手は、(歪んだ)正義の心で作られた力を振りかざし牙を向くヤツであった。

同じコンセプトの合体怪獣

これまで過去のウルトラシリーズに登場した合体怪獣とは、デストルドスはそれぞれ何らかの接点もしくは共通点を持っている。


  • タイラント:おそらく最も知名度が高い二代目合体怪獣。デストルドスも7体以上の合体怪獣(しかもパーツが異なるがレッドキングが使用されている)である点から、後述のファイブキングを「平成のタイラント」と称するならば、こちらは令和のタイラント」と表現するファンもいる(ただし、タイラントは昭和怪獣、ファイブキングは平成怪獣のパーツのみで身体を構成しているため、令和怪獣を含まないデストルドスが「"令和"のタイラント」と呼べるかは微妙なところとする意見もある)。

  • グランドキング:合体している怪獣が初見では分かりにくい合体怪獣繋がり。ちなみに、同族の中にはデストルドスと同じく女性キャラに操られたも存在する。

  • キングオブモンスTDGの映画に登場した合体怪獣。ウルトラマンを超える存在を想定して人の手から作り出され(こちらはロボットではなく粘土細工)、ガンマフューチャーのフュージョン元となる3人のウルトラマンと戦った。また、出演作には怪獣単体での分離場面があり、その分離描写はウルトロイドゼロのようなパーツから浮き出る描写となっている。


  • イズマエル:デストルドスのその禍々しいデザインがスペースビーストを連想させるからか、デストルドスを「令和のイズマエル」と表現するファンもいる。胸部パーツの顔が虫系怪獣である点も共通。ちなみに、ウルトロイドゼロの背中から突起物が生えて悪魔に姿を変えていく様はビースト・ザ・ワンを連想させるという声も。

  • ギガキマイラ:こちらも黒幕の手によって生まれた合体怪獣で、TDGウルトラマン3人を苦戦させた。怪獣自身が本来の自我を持っていない点でも共通。

  • ベリュドラ:同じくベリアル(あるいはレイブラッド星人)の力によって誕生した合体怪獣。怪獣を無理やり合体させた感が強いデザインなのも共通している。

  • ファイブキング黒幕が一体化して操った合体怪獣であり、後に『Z』本編でも共演、セレブロ自身が変身している。総集編にて紹介された例えで「平成のタイラント」という異名を与えられており、上記の通りデストルドスも『Z』における黒幕(=セレブロ)が生み出した「令和のタイラント」と表現するファンもいる。


  • ベリアル融合獣:『Z』本編で共演し、セレブロも変身。同じくベリアルの力が使われた合体(融合)怪獣繋がり。

関連タグ

ウルトラマンZ ウルトラ怪獣 合体怪獣 ラスボス(ウルトラシリーズ)
セレブロ(ウルトラマンZ) 特空機4号ウルトロイドゼロ

レッドキング二代目 発泡怪獣ダンカン アーストロン 火山怪鳥バードン サタンビートル 月の輪怪獣クレッセント マジャバ

ゼルガノイド人造ウルトラマンの手に堕ち、改造されて人類の敵になってしまったという共通点を持つ。
後日公式チャンネルで登場エピソードが配信されるなど、公式も意識している模様。
また、ヘビクラ隊長ことジャグラーの闇に堕ちるきっかけとなった人物が戦った兵器でもあるなど、妙に接点が多い。

ビクトルギエル:同じく腐敗した地球軍が作った人類には過ぎた力から生み出された兵器が基になって生まれたラスボス怪獣繋がり。黒幕によってコックピットから操縦される点も共通している。ただしこちらは本来の意思が存在し、後に主導権を奪い返されている。

ハイブリッドアーマー:こちらは逆にラスボスを倒す側のTV版最終形態。やや仕組みこそ異なるものの、ウルトラマン地球人に表面化しているものだけでない多くの怪獣の力の集合体という点が共通している。

ウーラー前作の最終局面に登場した怪獣。こちらも存在が示唆された時期は物語の終盤になってからであった。

バイオス:『ウルトラマンG』に登場する怪獣。高度な知能を持つ宇宙植物が超高性能コンピューターと融合し誕生。デストルドスの侵食されてゆくコックピット内部を見て連想したファンも少なくは無いらしい。

デザストロ:名前が似ていなくもない怪獣。こちらは名前が出てきてかなり経つが、未だにどんな怪獣なのかは不明。

グランドギドラ初登場回の放送日と同じ映画完結編の公開日に見参したラスボス怪獣。主役を易々と一度撃退する強さが共通する。

カイザーギドラ:ゴジラ特撮映画シリーズ最終作『ゴジラ FINAL WARS』に登場するラスボス怪獣。当時はその存在が伏せられており、リアルタイムで映画を鑑賞した観客を驚愕させた。ウルトロイドゼロと同じくとある形態から想像のつかない変貌を遂げており、特撮に精通したファンならデストルドスを見てこの怪獣を連想した者も多いかもしれない。
余談ではあるが、デストルドス登場時には特技監督として平成ゴジラシリーズを手掛けた川北紘一氏の名を取って「川北演出」とも呼ばれる、『逆光とスモークで怪獣のシルエットを浮かび上がらせる』演出がされている。

ネオキングビョーゲンを取り込んで進化したラスボス繋がり。

ウルトラマントレギア/ウーラーデストルドス

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