ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カオスジラーク

かおすじらーく

カオスジラークとは、『ウルトラマンコスモス』に登場する怪獣。ここではその前身となった「フライホエールジラーク」と合わせて解説する。
目次 [非表示]

データ編集

別名精神寄生獣
身長64m
体重5万6千t
出身地C1エリア住宅街上空

概要編集

第16話「飛ぶクジラ」に登場。

カオスヘッダーがフライホエールジラークと融合した後に立花茜を取り込み利用し、実体化して誕生したカオス怪獣


悪魔じみた憤怒の形相をした女性の顔を持つクジラの化け物といった感じの容姿をしており、腕から放つ光のムチで敵を絡めとった後に高圧電流を流し、口からエネルギー光弾や光の矢を連射して攻撃する。


また、怪力の持ち主でもあり、更に茜から発せられる強い怒りのエネルギー(マイナスエネルギー)の影響でウルトラマンコスモスフルムーンレクトが利かない特異体質まで持ち合わせている強敵である。


なお、茜を取り込んで実体化している為に迂闊に攻撃できないことから、(カオスヘッダーにとっては不可抗力だと思われるが)実体化する為の繋ぎの役割をしている茜が実質的に人質としての役割も果たしているようだ。


怒りのマイナスエネルギーの前にはさしものコスモスも苦戦し、追い詰められて行くが、自身の行為を恥じ反省した野田浩太の説得を聴き茜の怒りが静まると戦意を喪失して動きを止め、最後はルナレインボーを受け茜が切り離されたために実体化する繋ぎを失い消滅した。

しかし…。


フライホエールジラーク編集

フライホエールジラーク

体長100m以上
重量不明
出身地C1エリア・光ヶ崎ニュータウン住宅街上空

野田浩太の無神経な言葉を受け傷ついた、クジラと一緒に泳ぐことを夢見る少女・立花茜の心に憑りついたカオスヘッダーの力で生み出された幻影。

その為実体はないが、彼女の心とリンクしているらしく、茜の怒りと連動して彼女を傷つけたり危害を加えようものなら怒りの形相となって口から破壊光線を発射して攻撃することができる。

また、茜自身もフライホエールジラークと会話できるなどの特殊能力を身に付けている模様。


なお、この事件の後、カオスヘッダーは思わぬ力を得た(コスモスのフルムーンレクトを無効化出来た)事で人間の心や感情といったものに興味を示したらしく、後に様々な人間に憑依して人間の心や感情を研究し更なる力を身に付ける機転となる出来事になったようだ。そのため、浩太はその原因を作ってしまった人物とも言える。


余談編集

脚本を担当した長谷川圭一は、カオスヘッダーを『ウルトラマンA』に登場したヤプールのような存在と解釈したことから、人間の心に取り憑くという展開を描いたとのこと。


カオス怪獣及び実体化したカオスヘッダーの中では唯一別名が記載されているが、理由は不明である。


超時空のアドベンチャー編集

本作では怪獣バイヤーのチャリジャコスモスペースで捕獲し、『超時空の大決戦』の地球で赤い球を得るための戦力として使役した(コスモスが保護しようとした瞬間に掠め取ったと明言している事から、文字通り第16話時点の時代に飛んで捕獲した模様。タイムパラドックスとか起きないのかソレ…)。

ダイナストロングタイプと戦い、空中に投げ飛ばされたところにティガスカイタイプが蹴落としたサイコメザードと正面衝突し、ガルネイトボンバー・シューティングバージョンとランバルト光弾を受け爆散した(茜ちゃんは無事だったのだろうか)。その後はデーモンギラレス14世への強化に使われた。

彼女が選出されたのは、本作に登場した4と同様、本作の著者である長谷川氏が脚本を担当した回で初登場した怪獣である点や、キングオブモンス同様に人間の想念で実体化した怪獣という共通点からだと思われる。


関連項目編集

ウルトラマンコスモス コスモス怪獣 ウルトラ怪獣

カオスヘッダー カオス怪獣

超時空のアドベンチャー


ゼッガー:こちらも長谷川氏が脚本を担当した円谷作品に登場する怪獣。邪悪な存在の策略により、精神的に孤立した同名の少女を取り込み実体化した点が共通する。なお、カオスジラークも名前のみではあるが本作第9回に登場した。


スカイホエールアートデッセイ号:同じくクジラをモチーフにしたウルトラシリーズの防衛チームの航空機。


よい子の味方2003年に放送された日本テレビのドラマ。第8話に浩太役を演じた落合モトキ氏が松下由樹氏の子供を演じており、同話では『コスモス』第16話で浩太が茜の立場とは対照的な役を演じているが、『コスモス』第16話とは落合氏の声が異なっている(この時代のテレビドラマはまだオールアフレコの作品もあったためどちらが本来の声なのか不明)。また、コスモス第1作の映画で木本博士を演じた藤村俊二氏と第3作の映画ウルトラマンジャスティスの人間体を演じたジュリ役の吹石一恵氏も出演している。

関連記事

親記事

カオス怪獣 かおすかいじゅう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 7251

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました