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ノスフェル

のすふぇる

『ウルトラマンネクサス』に登場するスペースビーストの1体。
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概要

  • 身長:5-50メートル
  • 体重:3万9000トン(最大)


ビースト・ザ・ワンの要素を受け継ぐ上級スペースビーストであり、ガルベロスと同じフィンディッシュタイプビーストに分類される(Fiendish = 悪魔のような)。

ネズミを怪物化させたような醜悪な姿を持ち、長い舌で人間を捕食する。
両腕の鋭い鉤爪は、ウルティノイドにすら致命傷を与え得る威力を持つうえ、
殺害した人々をビーストヒューマンとして蘇生させ、自らの傀儡とする事も出来る。
更に額から光線(或いは目から触手)を発して人間を体内へ生け捕りにする事も可能。
PS2のゲーム版のみ、赤黒い球体「ダークボウル」を飛び道具として放つ能力も有する。

最大の特徴は強力な自己再生能力であり、ウルトラマンの必殺技を受けて絶命しても、
口腔内の再生器官を破壊しない限り、何度でも復活することが可能。
破壊すればいいと言っても全身を再生器官ごと爆発四散させても無意味で、
ピンポイントで再生器官を破壊した後に必殺技を撃ち込まねば、短時間で再生してしまう。

劇中では主に溝呂木眞也 = ダークメフィストに操られた。

みんなのトラウマ

ノスフェルの外道ぶりは、ただでさえ話が暗いネクサスの中でもずば抜けている。

よりによって販促商戦が加熱する12月~1月の7週間連続登場しており、
本来ならクリスマス正月と言うめでたい時期で、
普通の特撮番組なら玩具を売るためのストーリーや演出を押し出すにも関わらず、
陰惨な鬱展開を延々見せ付けられる羽目になった事から、
主人公の孤門のみならず、数多くの視聴者にトラウマを植えつけた

また、ノスフェル絡みのエピソードでは何故か、
販促対象となる防衛チームの兵器が無辜の民間人を殺傷する事が多かった為、
BANDAIや卸売業者などにとってもトラウマになったと思われる。

各話での活躍

第11話

溝呂木の言葉で真実に気づいた斎田リコの回想シーンで初登場。
半年前、リコが孤門一輝と出会ったその夜に、彼女とその家族を襲撃したことが明かされた。

ノスフェルは斎田一家が乗った車の前に立ちはだかり、逃げ遅れたリコの母親と弟を車ごと爆破、
更に二人を助けに向かった父親を鉤爪で引き裂いて殺害した。
直後にナイトレイダー隊員が現れて、ノスフェルからリコを庇う様な仕草を見せたが、
その隊員の正体は溝呂木だった為、ディバイトランチャーの銃口をリコへ向けて発砲。
リコは物語が始まる半年前に殺害されていたという衝撃的な事実が明らかになる。

一方、行方不明になったリコの安否を知るため彼女の家へ向かった孤門だが、
斎田家が住む筈のアパートは無人だったうえ、リコの部屋には惨殺死体胎児
ウルティノイドペドレオンガルベロスらしきものが描かれた絵がバラ撒かれており、
リコが卒業検定の課題「家族の肖像」を描いていたはずの真っ黒なキャンバスには、
鬼気迫るタッチで悪鬼のごとく描かれたノスフェルの肖像が残されていた。

なお、これらの絵を描いた美術スタッフには、
放送後に家族から精神状態を心配する電話がかかってきたという。

第12話

異常な光景を前に呆然としていた孤門は、部不定形のビースト細胞に寄生される。
そして、幻覚の中で斎田一家がノスフェルに襲撃された光景を見せられ、錯乱してしまう。

その後、正体を現したリコ=ダークファウスト姫矢准ウルトラマンネクサスが戦闘を開始。
ファウストはダークフィールドに巻き込まれた孤門を盾にしてネクサスの攻撃を封じ、
更にネクサスからエネルギーを奪って優位に立つ。

残酷な真実を知ってなおリコを愛する孤門は、戦いを止めるよう懇願しつつファウストを銃撃。
その悲痛な声が届いたのか、微かに記憶が蘇ったファウストは戦闘を停止した。
しかし、その様子を見ていた溝呂木がフィールド内にノスフェルを召喚
用済みかつ邪魔者になった孤門を抹殺させようとする。

ノスフェルは瀕死のネクサスが放ったパーティクル・フェザーにも怯むことなく進撃、
孤門を殺害しようと襲い掛かったが、リコの意識を取り戻したファウストが孤門を庇い、
その背でノスフェルの鉤爪を受け止めてしまう。

思わぬ妨害を受けたノスフェルは、ファウストを蹴倒しつつ彼女の身体から爪を引き抜き、
もう一度孤門を殺害しようと試みるが、今度はネクサスに阻まれて鉤爪を破壊されてしまう。
更にクロスレイ・シュトロームの直撃を受けたノスフェルは、あえなく爆死したかに見えた。

一方、致命傷を負ったファウストはリコの姿に戻ったものの、程なくして光の粒子となって消滅。
最愛の女性を喪った孤門には失意の絶叫を上げることしか出来なかった……

第13話

(※放送日:12月25日)

We Wish You A Merry Christmas



リコの死に傷心し、更に溝呂木の精神攻撃に晒された孤門は発狂寸前に陥るが、
姫矢の激励と、西条凪の「憎しみを力に変えてビーストと戦え」というアドバイス、
そして動物園で知り合った山邑一家との交流で、かろうじて立ち直りつつあった。

しかし、家路に着いた山邑一家の前に蘇生したノスフェルが立ちはだかり、
半年前の悲劇を再現するかのごとく、一家が乗る車へ鉤爪を振り下ろしてしまう……

第14話

(※放送日:1月8日)

ノスフェルは山邑夫妻を殺害。更に気絶した薫・理子の兄妹を拉致し、山中の別荘へ監禁した。
ビーストヒューマンと化した山邑夫妻は狂気的な言動で兄妹を恐怖させ、
駆けつけたナイトレイダーと交戦後、地底に隠れていたノスフェルの下へ理子を連れて行った(なお山邑一家が狙われたのは長女の名前が理子=リコだったからという理不尽な理由である)。

ビーストヒューマン



額からの光線で理子を体内に取り込み、メフィストと交戦中のネクサスへ接近するノスフェル。
理子が囚われている事を知らず、ノスフェルへの復讐心によって士気を高めていた孤門は、
新兵器メガキャノンバニッシャーを発射し、理子もろともノスフェルを撃破してしまう

爆風に巻き込まれた理子は辛うじて一命を取り留めるも重傷を負い、
メフィストのテレパシーで攻撃時の様子を見せられていた薫は孤門を激しく憎悪し、非難した
無論、罪も無い理子を傷つけてしまった孤門も自責の念に苦しめられることになった。

第15話

再び蘇生を遂げたノスフェルは濃霧に紛れて工場を襲撃し、作業員を全員捕食する。
しかし、前回受けたダメージの影響で弱体化しており、体高も5m程度に縮小化していた。

現地に駆けつけたナイトレイダーに攻撃されるが、素早いジャンプ移動で和倉隊長らを翻弄する。
更に不意討ちで石堀隊員を負傷させ、トドメの鉤爪を振り下ろそうとするが、
和倉、凪、詩織の三人からディバイトシューターによる集中砲火を浴び、霧の中へ姿を消した。

なお、孤門は「今度こそ憎しみの力でノスフェルを倒す」決意をしていたものの、
リコ及び山邑一家を巻き込んだ件がフラッシュバックして金縛り状態に陥ってしまった。
おまけに石堀を窮地に晒した為に凪から叱責されて戦意を喪失、TLTを脱走してしまう。

第16話

根来が隠れ家とする山荘へ向かっていた佐久田恵の前に出現。
彼女を捕食しようとするが、駆けつけた姫矢からブラストショットで攻撃され撤退する。

一方、再生器官の存在を把握したナイトレイダーはノスフェルを殲滅すべく出撃するが、
孤門を欠く彼らに対し、ノスフェルは事前に登山客を捕食していたためか再び巨大化しており、
今回はナイトレイダーを圧倒。舌攻撃で隊員たちを行動不能にし、和倉をも負傷させてしまう。

しかし、その場に戦意を取り戻した孤門が駆けつけ、更にネクサスが合流すると形勢が逆転。
ノスフェルはネクサスを投げ飛ばしたり、首を絞めるなどして善戦するも、
一瞬の隙を突かれて取り押さえられ、顎をこじ開けられてしまう。

更に孤門が口腔内へディバイトランチャーのナパーム弾を撃ち込んだ為に再生器官を喪失。
トドメにジュネッス化したネクサスにオーバーレイ・シュトロームを照射され、
分子レベルにまで分解、今度こそ完全に死滅した。

第17話

前話で死滅したものの、一年前に撮影された監視カメラ映像に映り込む形で登場。
溝呂木がダークメフィストと一体化して悪魔と化した夜、
彼と共にナイトレイダー(和倉率いるAユニットとは別の部隊)を襲撃、全滅させた。

死後に遺した影響

何とか一命を取り留め、ビーストに纏わる記憶を抹消されることになった山邑理子だが、
ノスフェルの細胞の影響で記憶操作に不具合が生じ、本来の意図とは逆に
ノスフェルに纏わる記憶だけが残り、ほかの記憶が全て消滅する
という憂き目に遭い、バンピーラの事件に巻き込まれるまで廃人のような状態になってしまった。

また、ファウストを死に追いやったノスフェルの鉤爪はイズマエルの右腕にも移植されており、
ジュネッスブルーを幾度も斬りつけ、戦闘不能に追いやる程の威力を発揮するなど、
死後も様々な形でネクサスや人間たちを苦しめ続けた。

ただし、決して悪影響だけを残したわけではなく、
ノスフェルとの決着を経て憎しみと悲しみを乗り越えた孤門は大きく成長。
以前のような頼りなさや、戦いへの迷いを見せる事は無くなっていった。
その後、彼は過酷な戦いを続けるデュナミスト達を支える存在となっていき、
最終的に培った絆を繋いで世界を救い、英雄となった

余談

こうしたノスフェルの長期にわたる活躍はDVD4巻の映像特典でも、
「これほどの憎まれ役を演じた怪獣は珍しい」と大きく評価(?)されている。
(実際には第1話内でこれ以上の事をやってのけた先輩もいるが、
こちらは6話連続の鬱展開という長期戦で視聴者を苦しめたとも言える

また、DVD10巻の映像特典では出演者に「好きなウルトラ怪獣」のアンケートを取っているが、
佐久田恵役の女優:川嶋朋子は「ノスフェルでしたっけ今回の」と回答している(ただし、冗談めかした口調なので真意は不明)。

椎名高志コミカライズ版にもノスフェルは登場しているが、
本作ではリコ=ダークファウストの死因がラフレイアの粉塵爆発だった為、
原作ほど重要な存在として扱われておらず、ネクサスではなく孤門隊員の狙撃で倒されている。

スーツはバデータのものを改造して製作されている。

アニメ『SSSS.GRIDMAN』では大量のウルトラ怪獣フィギュアを所有する悪役が登場したが、そのコレクションの中に、あろうことか5体以上のノスフェルが確認できる
お気に入り怪獣なのだろうか……?
なお、同作はウルトラマンネクサスと同様、長谷川圭一が脚本を担当している。

トラウマ再来

小林泰三によるウルトラマンギンガの外伝短編小説『マウンテンピーナッツ』にて、まさかのノスフェル(SD)が登場(商品化の予定は無い)。

牧歌的な世界観であるはずの『ギンガ』世界だが、ノスフェルは空気を読まずに人々を虐殺、ビーストヒューマンへと変異させていった。更に現地では過激な環境保護NPO団体『マウンテンピーナッツ』が怪獣保護活動を行っている為にUPGは出動できず、自衛隊も「ビーストヒューマンを操るノスフェルは(悪質な)知性を持つ存在」と判断し、迂闊に武力行使が実行出来ないという状況に陥る。

結果、ビーストヒューマンとマウンテンピーナッツの構成員を盾にしたノスフェルは悪逆の限りを尽くし、家族や恋人を殺されて半狂乱となった人々がノスフェルを攻撃しようとしてマウンテンピーナッツの戦闘員に射殺されたり、絶望した人々が自らビーストヒューマンになる道を選ぶなど、「悲劇が悲劇をうみ、人々の苦しみが天を覆い尽した」と評されるほどの大惨事となる。

見るに見かねた久野千草がギンガライトスパーク初代ウルトラマンウルトライブして立ち向かうが、ノスフェルは再生能力で30秒以上に渡るスペシウム光線の照射に耐え、数十発の八つ裂き光輪で四肢をバラバラにされ、首を切断されてもまだ生き延びていた。

更に「可哀相に、可哀相に」と哀れみの言葉をかけながら近づいてきたマウンテンピーナッツ日本支部・総司令官の原動を、目からの触手で額に取り込み(この際、額へ捕らえられた原動は脳に絶えられないほどの苦痛を送り込まれている)、人質としてウルトラマンの攻撃を封じる。原動を救出しようと攻撃を始めたマウンテンピーナッツ戦闘員をも捕食し、彼らのビートル戦闘機を舌で叩き落しながら暴れまわるが、戦闘員の一人が放ったスペシウム弾頭弾が額に命中し、原動が爆死してしまう。このため千草が攻撃を躊躇する理由が無くなり形勢逆転。渾身のウルトラアタック光線で動きを止められ、ウルトラ念力で爆砕した。

戦いが終わった後、千草は戦いで形成された半径数十キロメートルに渡るクレーターの中で、モンスライブを解除されて損傷したアンドロイド・ワンゼロと遭遇し、「これで勝ったと思うな!」という負け惜しみの言葉を受ける。彼女の言葉通り、この戦いは一年後に始まる本当の戦いの序章に過ぎなかった。

関連タグ

ウルトラマンネクサス ウルトラマンギンガ マウンテンピーナッツ 

スペースビースト

ライブキングサラマンドラ:再生能力持ち繋がり

ナックル星人:ヒロイン殺害をやらかした偉大なる先輩 その①
シルバーブルーメ:防衛チーム全滅をやらかした偉大なる先輩 その②
ギマイラ:長い舌を持ち、霧に潜み、虐殺した偉大なる先輩 その③
ギャビッシュ:幼女を殺害し、別の幼女を体内に取り込み人質にしたネズミ型の先輩 その④
アンドロイド・ワンゼロ:モンスライブした張本人
ギャラクトロン:ヒロインを体内に取り込み、諸共爆破された後輩。
???円谷プロアニメ作品における後輩。ノスフェルのフィギュアを大量に所有する。
檀黎斗:クリスマスに惨劇を起こした後輩(ただし仮面ライダーシリーズだが)
ゴ・ジャラジ・ダ:仮面ライダーシリーズにおける同等の存在

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