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前後のストーリー


2005年1月15日放送。


脚本:荒木憲一、監督・特技監督:北浦嗣巳


あらすじ編集

メガキャノンチェスターの決死の攻撃で、ノスフェルは倒された。しかし知らなかったとはいえ孤門一輝はノスフェルにとらわれていた山邑理子を攻撃して重症を負わせてしまい、理子の兄の山邑薫から非難され、深い自責の念に駆られていた。

そんな孤門の前に、姫矢准が危険を冒してまでTLTのエリア内に現れた。二人は初めて腰を据えて会話をする。

自分にかかわった人間は皆不幸になるという孤門。姫矢と「大切な人を失った」という共通点を上げるが、自分は姫矢のような強い人間ではないという。


そんな孤門に姫矢は過去を語る。かつて戦場カメラマンとして紛争地の写真を撮っていた姫矢は現地で仲良くなった少女、セラが目の前で流れ弾に命中して爆死する瞬間をカメラに収めてしまったこと、そしてその写真が日本で高く評価されてしまったことに苦悩していた。そしてセラの幻影に導かれるようにネクサスの遺跡にたどり着き、ウルトラマンネクサスの力を手に入れたのだという。姫矢は「過去は変えられないが、未来なら変えられるかもしれない」と孤門に語るが、孤門は「未来が変わったってリコは帰ってこない」と不貞腐れて姫矢のもとを去った。

だがその直後、エボルトラスターがビースト振動波をキャッチし、姫矢は現場に向かう。

そのころ、これまでTLTの情報操作の壁に阻まれていた根来甚蔵佐久田恵が口にした孤門の名前からいよいよ真相への手掛かりを掴む。

佐久田に姫矢の近況を尋ねられて知らないと答えておきながら佐久田の心境を感じて情報を渡す根来。

フォートレスフリーダムに帰還した孤門もビースト出現を知るが、現れたのは倒したはずのノスフェルだった。

しかしノスフェルはまだ完全に回復はしておらず弱体化しており、倒すチャンスは今しかない。吉良沢優は今度こそ完全に殲滅するようナイトレイダーに指示を出した。

理子の件で落ち込む孤門に向かって西条凪は全ての元凶はビーストだと告げる。

孤門に、憎しみを捨て未来を生きるよう願う姫矢。だが孤門はスペースビーストへの憎しみと、それを倒すための力を欲していた。現場に到着した姫矢であったが、彼の前に孤門を闇に落とそうとする溝呂木眞也が現れる。姫矢はネクサスに、溝呂木はダークメフィストにそれぞれ変身し、戦いがはじまった。ダークファウストの展開したダークフィールド内で激しい戦闘を繰り広げる二体の巨人。


一方、ナイトレイダーもノスフェルを発見する。ノスフェルを目の前にした孤門は、ディバイトガンナーを構える。しかし脳裏に浮かぶのは理子に大怪我を負わせてしまったことと薫の非難の言葉で、引き金を引くことができない。すると、別行動をとっていた和倉英輔隊長たちが到着。しかし過去にとらわれている孤門はトリガーを引けず、ノスフェルの攻撃で石堀光彦を危険にさらしてしまった。ディバイトガンナーの一斉射撃を受けたノスフェルは逃走していった。


姫矢の言うとおり、憎しみでは何も変えることはできないことを悟った孤門。しかし、その上で自分が今どうすればいいかわからず、さらには石堀を危険にさらしてしまったことで孤門は任務を放棄し、その場から姿を消した……


余談編集

最終回の展開的に、「ノスフェルは石堀を攻撃して大丈夫だったのか」とネタにされる。

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