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演:中丸シオン

概要

主人公孤門一輝恋人
番組序盤から中盤における実質的なヒロイン

美大生であり、卒業制作の(本人曰く、テーマは「家族の肖像」とのこと)を描く為に動物園(東武動物公園)に通う中、動物ではなく家族や子どもたちの笑顔を暖かく見守る孤門に興味を覚え、交際するようになる。

レスキュー隊でなかなか思うように活躍出来なかった孤門にとってリコの存在は大きな支えであり、彼がナイトレイダーという過酷な職務に就いてからは、平和な日常の象徴としてより一層大切な存在になっていった。
任務にあたる孤門に"ガンバルクイナくん"という名のお守りを渡したこともある。

作中では徐々に関係性が深まっていく様子が描かれ、第10話ではキスシーンも披露している。
リコとの結婚を視野に入れていた孤門は、彼女の家族に挨拶することも考えていたのだが……


















彼女の正体

リコとその家族は半年前、既に死亡していた

孤門と初めて会話した夜、彼女とその家族はノスフェルに遭遇。母、弟は車ごと爆殺され、父親はリコの眼前でノスフェルの爪に引き裂かれた。かろうじて逃げ出したリコはその場に現れたナイトレイダー隊員に縋りついたものの、あろうことかその隊員はディバイトランチャーの銃口を彼女へ向け発砲、リコを射殺してしまう。この隊員の正体はノスフェルを操っていた暗黒適能者溝呂木眞也だったのだ。

それ以降、リコは溝呂木=ダークメフィスト操り人形にされ、闇の巨人ダークファウストとなっていた。ダークメフィストと一体化したことで予知能力を得ていた溝呂木は、孤門がいずれナイトレイダーへ入隊することを把握していた為、孤門を絶望の淵へ叩き落し、彼の上司である西条凪に対して闇の力を誇示するという目的のためにリコを利用していたのである。

この事実が判明したのは第11・12話だが、それ以前にもリコの負傷箇所と同じところにネクサスのパーティクルフェザーの直撃を受けたファウストが苦悶の声を上げて撤退するというシーンがあり、彼女とファウストが同一の存在であることが密かに示唆されていた。

リコ



リコは当初、自身が死んだ自覚の無いままネクサスやナイトレイダーと死闘を繰り広げていたが、知らぬ間に負傷しているなどの異常事態を経て、徐々に自分の正体に対する不信感と恐怖心を覚え、孤門や家族との関係に縋りつくことで現実逃避を試みようとした。
しかし、前述の通り家族は既にこの世におらず、母親と通話しているつもりの電話からは発信音が鳴り響いているだけ。家族が揃ったリビングで団欒していたつもりが、無人のリビングで一人で話し続けていた自身に気付き、恐怖の悲鳴を上げるなど、本人はおろか視聴者をも戦慄させるほど狂気的な言動を取り始める。

彼女の身を案じた孤門もリコの家に駆け付けたが、やはりリコが住んでいたマンションの一室は無人だった。更にリコの自室には悍ましいタッチで描かれたビーストや死体、胎児、ダークファウストらしき不気味な絵がばら撒かれており、彼女が家族の肖像を描いていたはずのキャンバスには、闇の中で咆哮するノスフェルの姿が描かれていた

その後、溝呂木に正体を明かされて絶望。血まみれの姿で孤門の前に現れ、「あなたに出会わなければ私は死ななかった」と呪詛の言葉を呟きながらファウストに変身する。
駆けつけた姫矢の変身したネクサスをも圧倒して光の力を吸収しようとするが、人質としてダークフィールドに一緒に飲み込まれていた孤門が必死の呼びかけを行ったことで自我を取り戻して戦闘を停止。
最期は溝呂木の命令で乱入してきたノスフェルの鉤爪から孤門を庇って致命傷を負い、闘いが終わったあと、彼の腕の中で光になって消滅していった

「私、後悔なんてしてないよ…。孤門くんと出会えたこと…後悔なんてしてない」

過酷な運命に翻弄され続けた彼女であったが、その死に顔ははとても安らかなものであった。

死後

その後も溝呂木は度々リコの幻影を利用して孤門を闇へ誘おうと企んだ。

まず手始めに動物園で思い出に耽る孤門を精神世界へと幽閉。
幻想の中で孤門はリコの家族に挨拶しようと試みたが、彼女の家で待ち受けていた「家族」は人間ではなく、物言わぬマネキン人形だった。更に孤門はリコの死の光景を回想させられ、バラバラになったマネキン人形をリコの死体と認識して拾い集めるという狂気的な行動を取ってしまう。

凪と姫矢の助力により精神世界からは脱出したものの、次は動物園で偶然知り合った少女・山邑理子(リコ)が利用される。溝呂木は彼女の両親をビーストヒューマン化させることで孤門の復讐心を煽り、リコの仇であるノスフェルを体内に取り込んだ理子もろとも撃破させることで彼の心を折ろうと企んだのだ。

溝呂木の目論見は見事的中し、孤門は理子に重傷を負わせてしまう。更に「自分が引き金を引けば、また誰かを傷つけてしまうかもしれない」というトラウマを抱えた孤門は、ノスフェルに襲われた石堀隊員を助ける事も出来ず、凪からも罵倒された末にTLTから脱走するという騒ぎを起こしてしまった。
トドメとして溝呂木は再びリコの幻影を放ち、「何もかも忘れて幸せに暮らそう」と誘惑させる。その言葉に魅了された孤門には姫矢の言葉も届かず、彼を救う事はもはや不可能かに思われた。

……だがその時、孤門は懐から転がり落ちた何かを踏み潰した音に気付き、我に返る。
彼が踏んだもの、それはリコが遺したガンバルクイナくんだった。在りし日のリコ、そして姫矢の言葉を思い出した孤門は、溝呂木の生み出した悪しき幻影を振り払い、正気を取り戻す事に成功する。死してなおリコは孤門を守り抜き、大きく成長させることに貢献したのである。

最終回では、ウルトラマンノアダークザギを撃破した直後、変身していた孤門の精神世界に残留思念もしくは霊魂として現れ、「孤門君ならきっと守ってくれると信じてる」とねぎらいの言葉をかけ、消えていった。

余談

川井憲次が手掛けた本作のサウンドトラックには、彼女の専用BGM『リコのテーマ』が複数収録されているのだが、そのうちの一曲『リコのテーマ-Sentiment-』は途中まで穏やかな曲に見せかけておいて、途中から不協和音が混じり始め、主旋律が崩壊した悪夢のような曲調となった挙句に不協和音だけが残るという悍ましい一曲である。劇中でもリコの狂気シーンにおいて効果的に使用されており、視聴者の恐怖心をますます煽ることになった。

ウルトラマンジード』で石刈アリエウルトラマンベリアルに憑依されるまでは唯一悪のウルトラマンに憑依された女性でもあった(ちなみに正体を明かした放送時期も同じ12月である)。

オマージュ等

演じた中丸シオンは、後に『大怪獣バトルNEO』にてペダン星人女性司令官:ハーランを演じている。この時、『ネクサス』で全ての元凶であるダークザギこと石堀光彦を演じた加藤厚成氏が部下のダイルの役で出演しており、奇しくも『ネクサス』の時とは上下関係および主人公との関係やその結末が逆転した間柄となった

そして中丸氏は『ウルトラマンサーガ』にて、キーマンとなる少年:タケルの母親を演じている。家族の肖像を追い求め、家族もろとも殺されたリコの生まれ変わりが新たな家族を作っていた、という見方をするファンもいる。ちなみに『サーガ』の脚本を執筆したのは、『ネクサス』のメインライターとシリーズ構成を担当していた長谷川圭一である。

また、『仮面ライダーW』の長谷川氏が脚本を担当したエピソードには、中丸氏が出演していたり「操り人形」の「リコちゃん」が登場するエピソードが存在するなど、セルフオマージュと思われる要素が散見される。

さらに、同じく長谷川が脚本を手掛けた『SSSS.GRIDMAN』においても、主人公:裕太クラスメイトである問川さきるガンバルクイナくんを模したポーチを身に着けておりTwitter上で長谷川氏と中丸氏、さらに問川役の湯浅かえでがその件を話題に挙げた事もあった。

問川ちゃん


『SSSS.GRIDMAN』は実際にウルトラシリーズが放送されている世界観(作中の動画サイトのコメントから、最低でも『ウルトラマンオーブ』までは放送されていた模様)なので、上記のガンバルクイナくんグッズは実際に商品化されていたもの、若しくは問川自身が『ネクサス』本編のガンバルクイナくんを元に手作りで作成したものである可能性が高いと思われる。
なお、案の定と言うべきか、問川は第1話で怪獣グールギラスの火球により爆死してしまった為、視聴者の中にはガンバルクイナくんの呪いとネタにする者もいた(よりによって本作の敵キャラクターの声優は『ネクサス』でダークファウスト役を演じた稲田徹氏だったため、孤門方面の正の意味でなく負の方面の意味合いで取られることに……)。

関連項目

ウルトラマンネクサス ダークファウスト
孤門一輝
飛び立てない私にあなたが翼をくれた
悲劇のヒロイン 哀しき悪役 特撮におけるみんなのトラウマ一覧

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