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夢芽にね、来てほしいんだ


プロフィール

性別女性
学校フジヨキ台高校
部活合唱部
生年1999年9月25日
没年齢15歳(享年16)
家族構成父、母、妹
登場話第10回(第5回、第6回の動画、第5回、第7回の夢芽の回想)
CV:佐伯伊織

概要

南夢芽の姉で9月25日生まれ。ちなみに第10話放送時点で劇中において誕生日が判明しているのは、香乃と金江(かなえ)のみである。


青目で、前髪を斜めに切ったボブカット。紫色の制服リボンやを着用している。また高校1年生時代の夢芽よりも身長が低い。


5話で登場した瓜田の動画では、左腕にジグソーパズルのピースのようなアクセサリーをつけており、OP映像に登場している。


10話のひき逃げ犯捜索の看板より、当時の合唱部副部長である千田双葉とは6月時点で既に付き合っており、妹に目撃されている。


過去

夢芽がまだ小学生のころ、町にある水門の近くで死んでしまったらしく、部屋は生前のままになっており、部屋の処置が両親の夫婦喧嘩の一因である。


部屋カレンダーや夢芽の発言から、2015年9月21日の定期演奏会前に没年齢15歳で死亡した模様。第6回での夢芽の回想から、用水路に落ちたことによる水死だったことが窺える。


合唱部だったらしく、妹の夢芽に定期演奏会を見に来てほしいと生前語っていた。

第5回の瓜田の動画では、2015年9月14日にソプラノパートの練習に参加している。

また第1回で登場した部屋のカレンダーでは2015年9月15日に「かなえ先パイHBD」とあり、金江は先輩にあたる。


瓜田の持っていた動画や金江の視点では、明るい性格の人物に見えるが、夢芽の視点ではそうでもなく、二面性を思わせる人物像となっている。


夢芽本人は姉の事は「苦手だった」と語っているが、反面姉と同じフジヨキ台高校に入学しており「今ではわからない」とも述べていた。もっとも、幼かった頃は姉妹仲は良かったものの、香乃の方が妹を避けるようになっていた。


白と黒の知恵の輪

夢芽が持っている白と黒の知恵の輪はもともと彼女が持っていたものである。

これはティザーPVやアニメOPでも登場しており、アンクを模したデザインになっている。

ドッキリ動画内で見つけた時には大急ぎで駆け寄るほど、相当大切なものらしい。また、ずっと欲しがっていた妹にも貸さなかった。


なお、持っているリュックにもアンクのデザインが入っている。


事故か?自殺か?

夢芽は香乃が事故で亡くなる直前のことに違和感を覚えているようで第4話から合唱部OBから姉のことを聞き、第5話にて副部長の風馬から自殺の噂があることを聞かされる。


第6話での風馬曰く当時の副部長で女子から人気のある男子生徒の「千田双葉」に気に入られて、夢芽が呼ばれる予定だった定期演奏会の曲決めも香乃の選曲が優先されたことから、女子部員からのイジメを疑われる仕打ちを受けたことや瓜田が教えていなかった非公開動画から、持ち物を隠されるイジメと言われても仕方ないドッキリを金江らに仕掛けられていたことが夢芽に知られる。

しかも、このドッキリの皮を被った動画、香乃が死亡して未公開になるまで限定公開という形で、学校に隠しつつ仲間内で視聴できる状態にしていたから悪意しかない代物だったりする…また、一部の視聴者からは動画の最後にあった写真撮影で「香乃の目が笑っていない」という意見もあったりする。

…が、初見の視聴者視点では、悪意は確かに感じるものの、かつてちせが言った通り『いじめが原因の自殺としての証拠』足りうるかは、疑問が残る物なのも確かである。

いじめの果ての自殺に関与したと、当事者が疑われそうな動画やアカウントも、限定公開とはいえネットに残すのは加害者側にとっては発覚のリスクもあり、しかも動画の最後では関係者が全員顔出しまで行っているなど、不自然な点が見られる為今後の真相解明が待たれる所である。


第9回でフジヨキ台高校を訪ねた千田双葉は、香乃と恋人同士だったことは認めたが、いじめ疑惑をはじめ他のことについては言葉を濁すばかりで、帰ろうとする双葉に夢芽が「なんで助けてあげなかったんですか」という魂の悲鳴を上げるも、やはり「普通はそう思うよね」と曖昧に返すばかりだった。

なお双葉はまだ知っていることがあるようなそぶりを見せつつ、警察からの受け売りという形で香乃の死を「事故」と断定していた。


そして

ガルニクスの能力で、過去もしくは過去をベースとした夢に飛ばされた夢芽は蓬の呼びかけもあり生前の香乃と再会を果たすこととなる。

そこは香乃が死んだ水門の上。水門に到着した夢芽は、姉が双葉と付き合っていたこと、それが原因でいじめられていたこと、そしてそこから飛び降りようとしていることを伝え、自殺を止めるよう叫ぶ。夢芽の必死の叫びを聞いた香乃は「夢芽との約束があるのに自分が死ぬわけない」と返す。

What is the memory you remembere

その後、二人は改めて話し合い家では恥ずかしいので屋外の水門の上でよく合唱の練習をしていること、約束を果たすために自殺する気などないこと、周囲と合わせることに苦心した結果、夢芽ともぎくしゃくする結果になったことを語った。また、双葉には迷惑をかけたくない思いから悩みを打ち明けられなかったことを伝え、彼を責めないでほしいと言い添える。

そのため「夢芽はちゃんと、人を頼りなよ?」と言うも、夢芽は「それは最近、分かった気がする」と答えるのであった。

そして、自分のいた時間に戻っていいのか聞く夢芽に、好きにすればいいと笑顔で言われる。

すると、その時いじっていた知恵の輪が解け、夢芽がそれを姉に見せようとするも、そこで時間切れを迎えてしまう。

それを見た夢芽は、「ありがとう。お姉ちゃん」と感謝を伝え、本来の世界へと帰るのだった。


小ネタ

カレンダー

第1話での香乃の部屋に置いてある9月のカレンダーには以下の予定が書きこまれている。

9月5日(土):水泳補習

授業に追いつけない、点数が足りないなどのために行われるのが補習。水泳が不得意なのがうかがえる。


手書きのハートマーク

1日(火)・5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)・22日(火)・23日(水)・27日(日)にそれぞれ黄色いペンでハートマークが書かれている。

土日祝に集中していることやハートマークから恐らく誰かとのデート日だと思われる。また、12日は「プレゼントを買う」、27日は「チケ支払い」も併記されている。


ガンバルクイナくん

彼女の自室にはガンバルクイナくんのぬいぐるみが置いてある。なお金江と似ている前作問川さきるはガンバルクイナくんを模したポーチを付けていた。

ちなみに、問川も『ウルトラマンネクサス』でこれを持っていた斎田リコも他殺されている。


誕生日

彼女の誕生日である9月25日は、キンググリッドマン登場のきっかけとなり、前作の催眠性ガスをまいていた管理怪獣のベースとなるベノラが登場した『電光超人グリッドマン』第25話「決戦!ヒーローの最期(前編)」の放送日でもある。


デバンダデバンとネズミ

第7回での夢芽の回想で、幼少期の夢芽と香乃と一緒に『ウルトラマンティガ』で登場したデバンの着ぐるみが登場していた。また、奥にいるネズミのキャラクターは、『ウルトラマンネクサス』で千樹憐が着ていた着ぐるみキャラである。

ちなみに、デバンは『ティガ』で実験の道具に使われることを恐れて死亡が偽装され、千樹憐は難病で死にかけたり、人体実験から逃げ出していた。


公式ホームページ画像01

初期キービジュアルにも使われた公式ホームページ画像01において、水門の上におかっぱまたはボブカットの人物の人影が見える。一部視聴者からは香乃またはとみられていたが、第10回時点でほぼ香乃である可能性が高い。


公式サイトの「登場人物」での扱い

金江や瓜田、風馬同様に第8回放送時点の公式サイトの「登場人物」では掲載されておらず、公式の「登場人物」に登場している上にガウマ隊怪獣優生思想同様にイラスト2枚掲載されている妹の幼馴染の鳴衣とは対照的となっている。

ちなみに前作公式サイトでの問川さきるや丸佐蘭萌古間亜子と同じ扱い。


実はグリッドマンユニバースにも

映画グリッドマンユニバースの一場面で、裕太が世界のカオスに自覚し始めた場面で描写された三枚の画像。一枚目の台高祭を楽しむ怪獣優生思想の四人、二枚目の蓬と夢芽と同じ仮装をするガウマひめに続いて映し出される三枚目の絵台高祭を訪れるゴングリーによって始末されたArcadiaの三人の後ろで、脚立に乗って作業をする彼女の後ろ姿が確認できる(小説版では名前こそ記載されてないが、ほぼ彼女で確定と言える説明がなされている)。


余談

公式では明言がないが、名前の由来は、故事成語の一つで、「南柯の夢」と思われ、名前の後ろに妹の名前である「ゆめ」を入れて、苗字の南の読み方を変えると「なんかのゆめ」になる。


事故死した水門の名前はシデノタオサ水門で、元ネタは「死出の田長」で「シズノタオサ(賤の田長)」が音変化したものともされる。「死出の田長」は死出の山を越えて死者の声を伝えるというホトトギスの別名である。


デザインの元ネタは、「トランスフォーマー ブロックタウン」のラインナップに組み込まれていた「テラダイブ管制塔セット」。

妹の元ネタと同じ名前・ビークルのトランスフォーマーであり、こちらは紫色のボディとなっている。

さらに、このブロックタウンは発売スケジュールこそ立てられていたものの、最終的には販売されなかった「没シリーズ」であり、故人である香乃の設定とマッチしている。



関連項目

SSSS.DYNAZENON


ナツカワ・マサル:こちらも故人の円谷キャラ。怪獣の能力で過去に飛ばされた息子と対面し、その葛藤を解くきっかけを作ったという類似点がある。


南夕子…円谷作品での苗字繋がり。また山中一郎の婚約者の高階マヤを演じた関かおりは当初南夕子役に抜擢されたが、事故による怪我で降板して星光子に代わった経緯がある。

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