フジヨキ台
ふじよきだい
フジヨキ台とは、SSSS.DYNAZENONの舞台となる町。
東京都内のアヤナシ市という都市に位置しており、主人公の麻中蓬らが暮らしている。
前作の舞台・ツツジ台とは異なり、怪獣による被害を受けても自動的に修復されることはなく、市民は皆怪獣やダイナゼノンのことを覚えたままである。
さらにフジヨキ台から「外側」の世界も存在しており、第3回では千葉県の農村で怪獣と戦いさらにその攻撃を封殺するために宇宙空間まで飛翔している。ボイスドラマ3.3回で南夢芽が舞浜に行った経験を話しており、さらにその場のノリで飛鳥川ちせとダイナウイングに乗って舞浜にアフターへ繰り出している。
よって前作と違ってフジヨキ台は現実世界である可能性が高まっている。
ただし、何故かツツジ台に酷似したロケーションは複数存在している。何らかの伏線、あるいは美術上の意図で同じ場所をロケハンした等の理由が考えられるが、現在のところ詳細不明。
フジヨキ台を含むいくつかの地名は、ホトトギスの別名からとられていると考えられる。
フジヨキ台=不如帰(ふじょき)
アヤナシ市=文無鳥(あやなしどり)
イモセ市=妹背鳥(いもせどり)
シデノタオサ水門=死出の田長(しでのたおさ)
アヤメ中学校=文目鳥(あやめどり)
ウヅキヶ丘=卯月鳥(うづきどり)
特に「死出の田長」のように、冥府からの使いのイメージが強い鳥であり、何らかの暗喩である可能性が高い。
シデノタオサ水門のモデルになった綾瀬水門も同所に存在する。
前作ED『youthful beautiful』のPVもここで撮影されていた。
6話ラストにて前作に登場していたグリッドナイトが出現し、また次の話に登場した女性の口から怪獣が出現する世界は境界が脆くなることが語られた。このことからツツジ台とは別の世界である可能性がかなり高まっていた(ただしツツジ台と同様コンピュータワールドかどうかは確証が無いので不明)。
ただし物語完結後もその詳細が明かされることが無く、長らくの間ツツジ台との関係は不明のままだった。
そして2年後に公開された『グリッドマンユニバース』にて世界の正体がついに判明。
フジヨキ台のある世界は上記で可能性が高まっていると言われていた現実世界では無く、グリッドマンにより作り出されたマルチバース、つまりグリッドマンユニバースの一つだったことが明らかになった。ツツジ台と酷似したロケーションがあるのもそれが理由だったのである。
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今日は『海の日』なので、海=水着(笑)という安直な考えでグリユニ後の水着回俺得駄文を書いてしまいました(笑)。Twitterでフォロワーさんからネタをいただいて、それを膨らませてみました。ガユリーンさん、ありがとうございます。7,670文字pixiv小説作品