ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

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「私はハイパーエージェント・グリッドマン。思い出してくれ、君の使命を!」

概要編集

CV:緑川光


自身をハイパーエージェントと名乗る、実体のないエネルギー生命体

宝多六花が経営してるジャンクショップ「絢」に陳列されている古びたパソコンジャンク」に宿っている。


彼の台詞を聞く限りでは、どうやら記憶を失う以前の裕太とも深い関わりがあり、彼の過去についても何らかの事情を知っているのではないかと考えられていた……が、第4回で当のグリッドマン本人も何らかの理由で過去のほとんどの記憶を失っていると語っており、そのため自身の出自や敵についての詳細を説明する事はできなかった(それでも裕太とは違いある程度の要素と使命感は覚えていたことから上述のセリフに繋がったようだ)。


響裕太の腕に装備されるブレスレットプライマルアクセプターを介して裕太と合体することで実体・巨大化する。


やはり自身のエネルギーが減少したり、敵からのダメージが蓄積するとジャンクに異常が出る。


デザインは実写版のものを踏襲しつつも、首と下半身に網目状の模様が付き、体の各パーツがシャープで全体的にメカニカルなデザインとなっている。

また背中や足の裏にブースターがあり、よりロボットらしい意匠と演出が為されている。


Initial Fighter(イニシャルファイター)編集

SSSS.GRIDMAN

裕太たちと初めて出会った時のグリッドマン。第1回、第2回に登場。

カラーリングは青色と紫色が主体であり、プライマルファイターより水色の発光部分が多い。


裕太に対して「ジャンク」越しにしきりに警告を発するが、裕太以外にはその姿は見えず、声も聞こえない。

また、その警告も「危険が迫っている」「急ぐんだ!」など主語を欠いており、言葉足らずで具体性に乏しい発言ばかりで、まともなコミュニケーションが出来ているとは言えない状態であった。この時はあまりに意思の疎通が出来ていない有様だったことから、一部の視聴者からは「bot」なんてあだ名を付けられていた(特撮版も初戦闘では碌な説明無し且つ強引に直人と合体したが)


このbot要素だが、「最適化前の一体化していない状態=裕太にしか声が聞こえていない」状態でしか見受けられないため、グリッドマンやジャンク側の問題だけではなく、裕太側に特別な事情があった可能性もある(「思い出せ」や「君の使命」などの裕太に関わりそうなワードは最適化後はほとんど話していない)。


覚・醒

最適化前ということもあり戦闘用フォームの1種というよりは、不完全体(仮面ライダークウガグローイングフォームウルトラマン・ザ・ネクストアンファンスに近い位置づけ)と考えられ、実際最初の戦闘では(裕太がまだ戦闘に不慣れだったとはいえ)怪獣の一撃で割と簡単にダウンしてしまった。恐らく最適化していなかったこととアクセプターとアクセスコードを使用せず、強引に合体したことが原因のようで、第2回ではジャンクのアップデートとプライマルアクセプターによるアクセス・フラッシュで変身した際に後述するプライマルファイターとなった。


なお、アニメ版劇中ではウルトラシリーズが放映されているらしく、動画サイトのコメント欄に「完全にライトニングアタッカーじゃん」というコメントが書かれていた(というか、メカニカルなディティールや「普段はデータ状で機械の中にいる」「割とユーモラスな性格(詳しくは後述)」等、その片割れと似通った部分が多い)。


Primal Fighter(プライマルファイター)編集

SSSS.GRIDMAN

身長(出力サイズ)通常出力時約50m(ミクロ〜70mの間で調整可能)
体重4万4千t(0〜6万tの間で調整可能)
出身地ハイパーワールド

サムライ・キャリバーの手で最適化された後のグリッドマン。デバダダンとの戦いの際に初めてその姿を見せる。

SSSS.Gridman

体の色は初ぐんぐんカットの際にメインイラストのような実写版の形態を彷彿とさせる赤を基調にしたトリコロールカラーへと変化した(色の変化は劇中でも指摘されている)。


動きは最適化前に比べて軽やかな物になっており、幾分か戦いやすくなった模様。

裕太自身も変身中に体が軽くなった旨の発言をしていることから、イニシャルファイターと比較するとかなりのスペック差があるようだ。

歩きスマホの教師に迫るデバダダンを飛び蹴りで弾き飛ばし、その勢いのまま後ろのビルに颯爽と跳び乗るというアクロバットを披露し、グールギラス戦とは一線を画す身のこなしを見せた。


グリッドマンは自身が実体化した時のサイズを「出力サイズ」と表現しており、本人やボラーの発言から通常出力時でおよそ50m、最大出力時で70mの大きさになることが可能。

なお、巨大になればなるほどエネルギーの消耗が激しくなり、その分裕太との合体状態(アクセスフラッシュ)を維持出来る時間が短くなる。


コミュニケーションに際しても「ジャンク」越しに裕太以外の者たちにも見聞きが出来るようになった他、スクリーンに映るグリッドマンの映像にも動きが生まれるようになった。更に話す言葉にも脈絡が生まれ、警告以外の言葉も発するようになった。


これにより、沈着冷静だが、天然ボケかつ意外とノリのいい性格をしている事も明らかになった。特にボイスドラマでのサムライ・キャリバーを交えたやり取りは


  • 内海から人前で喋らないよう念を押される→「了解した」→2分も経たない内にうっかり喋る
  • ポカをやらかした裕太に対して「君も私のことは言えないな
  • 内海将(CV:緑川光)

などなど、腹筋にグリッドキャリバーエンドが刺さるポイントが満載である。お陰で裕太と内海がツッコミ倒しだったが……。


また、恋愛で悩む裕太に「私は裕太の味方だ」と言って彼を後押ししたり、アドバイスするような場面もあるが、どれも戦いに関係した言葉ばかりであり、どうも状況を理解してないかのような部分も見受けられた

ボイスドラマ第2.2回にて六花ママの前でうっかり喋ってしまった際には、彼女から「めっちゃかっこいい声」と称されている。


第4回の戦闘中にジャンクのコンセントを抜かれて強制再起動された際は、六花達に背中を向け、キョロキョロと周囲を見回す場面があった。

また、第5回で街の外へジャンクごと連れ出された際も、現地で電源が入った直後、同じように辺りを見回している。


第8回でとある事情によりサイズを25m台に縮小した状態でツツジ台高校に出現した。この時学校や学園祭用のテント、展示物を壊さないように慎重に校内を周る姿は必見である。



他者への影響編集

詳しい理由は不明だが、最適化と共に裕太にしか見えていなかった街に佇む巨大な怪獣のシルエットが内海と六花にも見えるようになった

また、グリッドマンと裕太の初合体を見た後、怪獣に関する記憶改変の影響も受けなくなっている。


使用技編集

超電導キック?

第1回で使用。首を切断され動きの鈍ったグールギラスを吹っ飛ばした。

発動時のモーションは強化版のネオ超電導キックのもの。

ただし、技名を発言していない為、正式名称は不明。


グリッドビーム

SSSS.GRIDMAN

第1回で初使用された特撮版と同じ、グリッドマンの必殺技。

第1回でグールギラスを倒す際にはかなりパースの効いたポーズと太いビームだったが、第2回では実写版を思わせるタイプのものとなっている。


グリッドキャリバーエンド

グリッドマンキャリバー

電撃大斬剣グリッドマンキャリバーで敵を真っ二つに切り裂く。

光線の効かないデバダダンを倒した。

元は特撮版でフレムラーを倒した必殺技「ライトニング・サンダーボルト」だと思われる。


グリッドライトセイバースラッシュ

プライマルアクセプターから光の剣を形成し、敵を切り裂く。

原典のグリッドライトセイバーは光剣を飛ばす技であり、二回程度しか使われていないレアな技であった。


グリッドキネシス

第9回で夢の世界に捕らわれている裕太たちに干渉するために使用していたらしいことがキャリバーのセリフから推測できる。

原典ではグリッドマンの精神力を変換してアクセプターに送り込む技だった。


合体形態編集

マックスグリッドマン

バトルトラクトマックスと合体することで誕生する「剛力合体超人」

第3回で初登場。


バスターグリッドマン

バスターボラーと合体することで誕生する「武装合体超人」

第5回で初登場。


スカイグリッドマン

スカイヴィッターと合体する事で誕生する「大空合体超人」

第7回で初登場。


フルパワーグリッドマン

電撃大斬剣グリッドマンキャリバー、バトルトラクトマックス、バスターボラー、スカイヴィッターと合体することで誕生する「超合体超人」

第8回で初登場。


スカイバスターグリッドマン

バスターボラー、スカイヴィッターと合体することで誕生する「大空武装合体超人」

小説オリジナル形態。


マックスキャリバーグリッドマン

バトルトラクトマックス、グリッドマンキャリバーと合体することで誕生する「剛力大斬合体超人」

小説オリジナル形態。


フルパワーグリッドマンInitial Fighter

とある理由により出力が弱まった、フルパワーグリッドマンの不完全形態。

小説オリジナル形態。


フルパワーグリッドマンオーバースペックモード

小説オリジナル形態。

詳細はパワードフォートレスを参照(リンク先ネタバレ注意)。


バトルスグリッドマン

ダイアクロンマシン「バトルハンガー」と「超神合体」することで誕生する。

タカラトミーのロボット玩具ブランドダイアクロンとのコラボ形態で、その外見はダイアバトルスとサンダーグリッドマンの要素を併せ持っている。


余談編集

ジャンク(グリッドマン)の価格編集

第5回では裕太達が出先で怪獣に対処できるよう、新世紀中学生がジャンクを買い取るシーンがある。

この時の店主(六花ママ)の台詞によると、ジャンクの中古販売価格は37,429円。

ボイスドラマ第5.5回でボラーもネタにしているが、4万円弱でハイパーエージェントを購入できるなら、ある意味かなりお買い得?ではないだろうか。


グリッドマンF編集

お蔵入りの企画でもある『電撃超人グリッドマンF』では前作とは別のグリッドマンになる予定であった様子(一応、「?」表記ではあったため可能性の一つではあるようだが)。


実写スーツ編集

アニメ放送開始前から円谷プロの造形班によって実写のスーツが作成されており、各種イベントに登板している。

中に人が入るという都合上、アニメ版と比べて頭が大きめに作られている。

  • 2018年に開催されたAnimaxmusix2018では、トップバッターとしてOxTが「UNION」を歌唱した際に飛び入り出演。終了後は三森すずこ相羽あいなと記念撮影をした。
  • 2019年のアニサマ2019では、アニサマを破壊して怪獣のイベントにしようと性懲りもなくたくらんだ新条アカネの送り込んだアンチ、ナナシBと対決。やられそうになるも観客の声援でナナシBを倒すことができた。

キャラソン編集

放送終了後、キャラクターソング「CODE"GRIDMAN"」が収録されたCDが発売された。

念の為強調するが、歌っているのは変身する裕太ではなくグリッドマン本人(cv緑川光)。裕太のキャラソンは他にある。このハイパーエージェント、意外に多芸である。



関連イラスト編集

GRIDMAN「キミを退屈から救いに来たんだ!」

「SSSS.GRIDMAN」Art Fan Book 2018冬完全にライトニングアタッカー


関連項目編集

SSSS.GRIDMAN グリッドマン


グリッドマン同盟

響裕太 内海将 宝多六花 新世紀中学生

アレクシス・ケリヴ


最終回での活躍(ネタバレ注意!)編集


以下、アニメ最終回のネタバレを含みます























「戦闘コードを打ち込んでくれ!」

「アクセスコードはーー」


内海「"GRIDMAN"…」



ACCESS CODE『GRIDMAN

Special Signature to Save a Soul


BGM:「夢のヒーロー」

(グリッドマン BABY DAN DAN BABY DAN DAN 輝け)


六花「アクセスコードって……」

内海「これが本当のアクセスフラッシュ……これが本当のグリッドマンの姿なんだ!!」


これが本当のグリッドマンの姿なんだ!!


怪獣化したアカネを救い出したアンチはアレクシスの凶刃に倒れ、アカネもまたアレクシスに吸収されてしまう。

彼女を再び救い、アレクシスを倒すために集結したグリッドマン同盟と新世紀中学生。そして裕太、キャリバー、マックス、ボラー、ヴィット、そして瀕死のアンチの腕に現れたアクセプターが6人と六花、内海の心を繋いだことで、グリッドマンは真の姿と力を取り戻す。


夢のヒーローううん、もっと前から


そしてアレクシスの前に立つその姿はまさしく、TVアニメ本放送時点で25年前、4人少年少女と共に魔王を打ち倒し世界を救った夢のヒーローあのグリッドマンだった


第5話で裕太が見た夢の中での光景と同じく、かつてグリッドマンはアレクシス・ケリヴを追ってこの世界に来たものの力及ばず敗れていた。

その結果グリッドマンの体は複数のデータに分解してしまい、それらの内彼の意識の一つは絢に置かれたジャンクに、もう一つはアカネの付けた設定から外れつつあった響裕太の精神に宿ったのだった。


電光超人グリッドマン夢のヒーロー


『懐かしい姿じゃないかグリッドマン。でも私は…君を倒して…次のアカネ君を探すよ!フハハハハハハハハハ!』


『次は無い!ここで終わらすぞ!アレクシス・ケリヴッ!』


真の力を取り戻したグリッドマンはアレクシスの再生能力に苦しみつつも、記憶を失った自分には無かった「フィクサービーム」を使い、深く傷付いたアカネの心を癒す。

そしてそれにより力を大幅に削ぎ落とされたアレクシスの顔面に炸裂したグリッドマン渾身の一撃によりアレクシスは撃破、封印される。その後フィクサービームが世界中に拡散されたことでツツジ台の破損箇所は修復され、裕太達の住む世界に遂に平和が訪れた。


その後何処かで見たことのあるような空間に六花と将を招き、2人と言葉を交わしたのちに別れを告げ、新世紀中学生と共に自身の世界へと帰還していった。


尚、帰還する前に「裕太自身が六花に恋している」事を大勢がいる前で六花本人に明かすという天然さを披露している。


使用した技

全て特撮版と名前が一致しているものの、一部形態の異なる技もある。


グリッドビーム

記憶を取り戻す前から使用していた、グリッドマンの必殺破壊光線。

パサルートを使って逃走を図るアレクシスに向かって撃つも、彼の放った光線に押し負けてしまった。


ネオ超電導キック

両足にエネルギーを纏い放つ飛び蹴り。

アレクシスの胴体を真っ二つに裂いて倒すものの、無限の命を持つ彼には無意味であった。


グリッドライトセイバー

グランアクセプターから発生させたエネルギーを刃状に形成して敵を斬る技。

アレクシスを縦に両断するも、これもまた無限の命を持つ彼には無意味だった。

特撮版では形成した刃から斬撃を飛ばす技であり、唯一特撮版とは異なる形にリファインされた技でもある。


スパークビーム

グランアクセプターから放つ光弾技。

劇中ではアレクシスに向けてゼロ距離で発射しており、天井の街に向けて打ち上げている。


フィクサービーム

アニメ内では「グリッドフィクサービーム」とも呼称されている。

グリッドマンの胸と腹の青いプレート「トライジャスター」から照射する治癒光線。

主に破壊されたコンピューターワールドを修復するために使う技だが、人間の心を癒す力も持っているためアカネの心を癒すことができ、決して死ぬことの無いアレクシスとの最終決戦において重要な決め手となった。


外部出演(ネタバレ注意)編集


スーパーロボット大戦30』では地上ルート4話「覚・醒」または宇宙ルートキーミッション「破・壊」より参戦。

敵を5機以上撃墜することでそのマップ上で与ダメージ1.1倍、命中率+10となる「ハイパーエージェント」とクリティカル率+4、装甲値+50%、武器の消費ENを通常の95%に軽減する「HERO」、更には「精神耐性」までもつ優秀なアタッカー。

なお、DLCのプレミアムサウンドパックの中には最終回で使われた「夢のヒーロー」も用意されている。

なお、中の人つながりであるためか、DLC初回限定キャラであるマサキ・アンドーと援護台詞を合わせると『グリッドマンと俺であいつを仕留める!!』『手を貸すぜグリッドマン!!』『グリッドマン、あとは俺に任せな!!』などネタ台詞を挟んでいる。

また敵側(しかも版権作品のラスボス)にもグリッドマンと声が同じキャラがおり、声が共通する主人公ラスボスの対決なのか彼と戦闘すると『何故だろうな、少しだけ親しみを感じる…』といわれる等、メタ台詞を聞くこととなる。

後半では「超合体」のコマンドによりフルパワーグリッドマンになれるようになる。なお、電光超人バージョンはフルパワーグリッドマンの武装扱い(このとき専用BGMで「夢のヒーロー」が流れる)。最終話で本来の姿に戻った後のアレクシス・ケリヴ戦のアニメーションを元に、グリッドビームでとどめを刺す形にアレンジされている。

またDLCにより「ULTRAMAN」が参戦。

ウルトラマンスーツ達に対して援護すると

『後は任せてくれ、ウルトラマン!』という円谷特撮ファン感涙物の台詞が聞けるようになる(向こうも『グリッドマン』と名前を呼んでくれる)。

なお、強力なスキルであるフルカウンターだがこれを取得させると特撮作品のお約束と言える『相手の攻撃を回避しての反撃』が出来なくなってしまうので特撮再現をさせたいなら覚えさせない方が良い。

これはULTRAMANSUITACESUITも同様なので注意。

また性能には全く関係ないが『回避がバク転ではない』という所が気になってしまう特撮ファンもいるかもしれない。


アプリ『スーパーロボット大戦DD』ではハイパーワールドからダークブレインを追って来訪。なんとマサキ・アンドーを合体者に選び、サイバスターと共に合体する。

終盤、全員の思いをサイコフレームに集めることでユニバースファイターの姿となる。

そして、3章part15章にて、本編シナリオに本格参戦することが発表されたこれはこの時期で5周年を迎えたスパロボDDにとっては初の事例である。


また、同じ円谷プロ製作の幼児向けアニメかいじゅうステップワンダバダにてまさかの客演を果たす。

第2期第14話にて、海からの謎の光の正体についてダダちゃんが思い浮かべた「海底で造られてる巨大ロボット」のイメージとして、ほんの数秒ながら立ち絵が登場した。 ちなみにこの時の海の割れるシーンは若干だがアグル復活のような描き方がなされている。

台詞や動きこそ無かったものの、NHK放送の子供向けアニメに、深夜アニメの、しかも多局のキャラが登場するという前代未聞過ぎる展開に、多くの視聴者が仰天することとなった。


本作にはこの他にも、ウルトラシリーズからは初代ウルトラマンウルトラマンレオウルトラマンコスモスも直接ではないもののカメオ出演している。



余談(ネタバレ含む)編集

「自身は実体のない存在である」と語る際の言葉についてだが、本作は元よりCW内が舞台なためか、特撮版のグリッドマンは「ここでは、私は実体のないエネルギーに過ぎない」といったのに対して、アニメ版のグリッドマンは「この世界で私は実体のないエネルギーに過ぎない」と言い回しが異なっている。


実はグリッドマンが真の姿に戻ること自体はツイッターと公式HPにおける次回予告にてあらかじめ明かされていた。そのためそれを見た多くの視聴者がこの特撮版の姿になるのではと元から期待していた上での登場となったのだが、


  • 特撮版のオープニング冒頭と同じように光のラインが走るジャンク

  • 裕太達の腕に出現した特撮版アクセプター(しかもベルトの形状から察するに恐らく玩具版)

  • キーボード打ち込み式の「アクセスコード」とお馴染みのステータス表示画面

  • 特撮版とパイロットアニメ版と同じ構図、効果音の巨大化バンク

  • そして極め付けに巨大化バンクと戦闘シーンのバックに流れるオリジナル版「夢のヒーロー

と言った風に、往年からのファンの涙腺崩壊待った無しの演出により最終回の最終決戦に相応しい登場となった。


因みにその姿を見たアレクシスの「懐かしい姿じゃないかグリッドマン」、はっすの「昨日…ううん、もっと前から…」と言った台詞はアニメ内で経過した時間のみならず特撮版からアニメ版までに実際に経過した時間をも意識したメタ台詞とも取れる。


また、「夢のヒーロー」の原曲版の使用については脚本の長谷川圭一氏の強い希望とその上での各社各員の協力により実現していることが裏話として語られており、更にOxTのアルバム「UNION」にはUNIONと同時にアレンジ版の夢のヒーローも収録されているため、権利上の都合元々はこちらが流れる予定だったのかも知れない(お約束として「夢のヒーロー」が流れると思っていた視聴者の中にもアレンジ版ではなく原曲が流れたことに驚いた人も少なくなかった様子)。


更に本編にて半分以上CGで描かれていたグリッドマンの作画は最終回、しかも特撮版の姿になって以降のみ全て手描きである。そのキャラクターデザインは『電光超人グリッドマン boys invent great hero』の時のものに近いが、設定は本作用に新規で起こされており、ぐんぐんカットや初登場時の止め絵などの演出はより特撮版に近いものとなっている。


そして六花と内海との別れのシーンにてグリッドマンや新世紀中学生の台詞は特撮版グリッドマンの最終回でのグリッドマンの別れの挨拶のアレンジである。


実は企画段階ではアレクシスによってデータを分解された以外には特撮版と同一人物であると決まっておらず、『グリッドマンF』と同じく別人にするという案も存在した。

しかしグリッドマンの声優を決める段階で監督の雨宮哲が「できれば緑川さんでお願いしたい」と言い、緑川氏もオファーを快諾したため特撮版と同一人物ということになった。

なお特撮版放送当時緑川氏は新人の25歳であり、25年たってしまった現在ではもう当時の声は出ないので雰囲気で似せているとコメントしている。


関連タグ

ウルトラマンネクサスウルトラマンオーブ……本来の姿を取り戻した円谷プロ作品のヒーロー。外見的にはこのヒーローをイメージしやすいだろうか?

ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン……同じ制作会社の作品。CGの代わりに立ち絵を使いこなすという決定的な違いこそあれ最終回で主人公に似たような演出がある。


ダイアクロンVS.グリッドマン編集

アニメの前日壇となる小説において、何故グリッドマンがプライマルファイターとなったのかの経緯が語られた。

ダイアクロンの世界に出現した怪獣ジャイガンターを倒すべく、ダイアクロン隊員ヒカリ・カイザキと合体した際、彼女がワルダーとの戦争で失った弟と一緒に考えたスーパーヒーロー、シルバークラティオンのイメージを取り込み、より堅牢堅固な姿へと変身した。

その姿こそがプライマルファイターのグリッドマンだったのである(この設定は映画『グリッドマン ユニバース』のとある描写にも取り入れられている)。


よって、プライマルファイターとは決してグリッドマンが弱体化した姿ではなく、むしろグリッドマンがパワーアップした姿だったのである(主に防御面で。無論、防御面以外も強化されている)。

この姿のグリッドマン曰く「強靭な肉体」。


『SSSS.GRIDNAN』本編(記憶喪失時)のプライマルファイター状態はこの時よりも弱体化していると考えられ、最終回での電光超人状態は6人分のアクセスフラッシュであり原典よりも強い状態ともとれるため、単純な比較はできないといえる。


グリッドマンユニバース編集

本作では新たな危機に本来の裕太と共に戦う。


突如怪獣がいなくなったはずのツツジ台に怪獣が現れ、それに伴ってこの世界に再び来訪し、ジャンクを通して裕太と合体した。その際、彼に適応するために電光超人の姿に外装を纏う形でプライマルファイターとなっている。

『SSSS.GRIDMAN』のときから見た目に大きな変化はないが、網目状のラインや青い外装パーツが常に発光している(雨宮監督曰く「調子が良い」状態で、フィクサービームが使用可能になったことの表現らしい)。

当初は裕太との呼吸が合わず苦戦するが、新たな戦力であるダイナレックスと共に戦い勝利する。

また、胸部の装甲を展開することでこの姿のままフィクサービームを放つことも可能となった。


その後しばらくは平和な日常を過ごしていたが再び怪獣が出現し、戦うことになる。

当初はその動きに翻弄されていたが、グリッドナイト同盟の救援により形勢が逆転。ジャンクが調整され全アシストウェポンが100%の出力で同時に出動可能となっため、それぞれの最強形態へ合体。

一度は巻き返されそうになるものの再び立ち上がり、それぞれの武器を交換することで倒すことに成功したが……

























突如現れたもう一人のグリッドナイトによってこの事件の真実が判明する。


かつての戦いの果てにアレクシス・ケリヴを捕らえたグリッドマンだったが、2ヶ月もの間裕太から記憶や生活を奪ってしまった負い目を感じていたところを本作の黒幕につけこまれてしまい、グリッドマンが人間との接触で獲得した創造力や合体能力を極限まで拡張。その果てにグリッドマンが宇宙そのものと化してしまっていた。

つまり、本作の序盤から登場していたグリッドマンはアバターの様な存在であったのだ。


その事実を聞き、仲間たちや外部からの協力者の助けによってやってきた裕太と対面する。

裕太に謝罪するグリッドマンだったが彼はそのことを気にしておらず、むしろグリッドマンに感謝していた。こうして和解できた二人の絆と仲間たちの思いが集い、グリッドマンは新たな姿となり、最終決戦に挑む。

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