電光超人グリッドマン
翔直人がグリッドマンと合体するときに使用するブレスレット型アイテム。
普段は直人の左腕に装着されている(一応取り外しは自由)が、怪獣が出現するとグリッドマンから発せられる呼び出し音「Gコール」が鳴り、直人を呼び出す。また金色のボタンを押せば直人側からグリッドマンを呼び出すことができる。第1話から4話、5話以降で音が違う。
怪獣と戦う際には直人がジャンクの前で「アクセス・フラッシュ」と言う掛け声を上げて青いボタンを押すと左右のウイングパーツが展開してアクセス・フラッシュの光を発生させ、直人の姿を水色のコンピューターワールド用のスーツへと変身させてジャンクの中からコンピューターワールドに突入し、そこでグリッドマンと合体する。
一応はジャンクでなくてもパソコンの前でなら変身が可能だが、グリッドマンがジャンクと一体化している都合上直人をジャンクの内部に呼び寄せなければならないため、多くのエネルギーを消費し通常より早くパワーダウンしてしまうほか、もし呼び寄せに失敗したら直人は永遠にコンピューターワールドを彷徨う事になってしまう。
合体後は必殺光線を発射するグラン=アクセプターへと変化する。
ちなみに直人がグリッドマンと合体していない状態でジャンクの中にいる時はグリッドマンの左腕にグラン=アクセプターがない。
『電光超人グリッドマン boys invent great hero』では、22年後の藤堂武史がグリッドマンシグマに変身するためにアクセプターを使用。
形状はグリッドマンと同じだが、青を基調としたシグマのカラーになっている。
スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド
名称はデジタル・コミュニケーター。
ひょんなことからコンピューターに吸い込まれ、サイバースペースへ飛ばされてしまったサム・コリンズがサーボから与えられたブレスレット。
メガウィルスモンスターが出現すると、サーボが宿ったパソコンの前で「レッツ・サムライズ・ガイズ」の掛け声でボタンを押すことでサーボに変身する。
またサムがバンド活動で使用するギターとも連動しており、通常はギターを弾いて変身することが多く、サムが外出していてギターを持っていない場合に使用することが多い。そのため初使用は第7話からだった。
SSSS.GRIDMAN
名称はプライマルアクセプター
実写版同様怪獣が出現するとGコール(音声は特撮版5話以降のもの)が鳴り、ジャンクの前で「アクセス・フラッシュ」の掛け声を上げてボタンを押す事で変身するが、カラーリングが金と銀がメインとなり、ウイングパーツの展開やスーツ形態への変身機能はない。
また未使用時は赤いリストバンドで隠している。
最終回でのアレクシス・ケリヴとの決戦では、形状が実写版の物へと変化し裕太、新世紀中学生、アンチの6人でグリッドマンへと変身した。
立体物
特撮版は放送当時にタカラから発売。ボタンを押すことでウイングパーツが展開し変身サウンドとグリッドビームサウンドが鳴る。
当時の変身アイテム玩具としては珍しく、本編と同じ音声が出る。
アニメ版(ssss)のプライマルアクセプターは、グッドスマイルカンパニーから発売された。
また、映画『グリットマンユニバース』公開を記念して、特撮版&ssss最終回のアクセプターも完全新規造形でグッドスマイルカンパニーから30年越しに発売が決定した。
余談
シナリオでの名称はサイバーブレス。
子供が腕に付けても安全にフィットする形として丸みを帯びたものとなった。実際に撮影で使用されたものは玩具版の試作を複製したもののため、玩具は1分の1サイズとなっている。
手の組み方は三種類あり、直人役の小尾昌也氏がアレンジを加えた90度に左腕の肘を曲げ、右手でアクセプターを押すもの、村石の意図で前方に左腕を突き出し、90度に肘を曲げたアクションが加えられたもの、玩具版のアクセプターのCMでしている腕を十字にクロスしたものがある。
小尾氏は監督ごとに変身の仕方が微妙に変わっていったと証言している。合体バンクと日常ドラマパートの整合性を取るため、コスチュームを挟み込むものとなった。