データ
身長 | 88メートル |
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体重 | 16万トン |
別名 | 合体超神 |
パワー | 350万馬力 |
スーアク | 岡野弘之 |
概要
グリッドマンが分割したゴッドゼノンを纏った姿。グリッドマンがゴッドタンクの上に乗り、前後に閉じることで脚部装甲となり、ツインドリラーが両腕と両肩、サンダージェットが胸部と頭部に合体することで完成する。
ゴッドゼノンを構成するアシストウェポンすべてが合体しているため、パワーと耐久力・防御力が大幅に上昇したが、その分動きが鈍くなり、グリッドマンのような身のこなしはできなくなる(とはいえ至近距離ならばミドルキックといった芸当も可能)。また、重量の関係上ハイジャンプや飛行もできなくなる。
実際、サンダーグリッドマンのスーツはグリッドマンのスーツに実際に追加装備を被せて撮影している(そのため中身のグリッドマンの姿が劇中もよく見えており、「合体している」という設定を演出でも再現する格好になっていた。これはキンググリッドマンでも同じ手法が取られているとのこと)。
胸部アーマーに内蔵されている「サンダーアトラクター」によって高いパワーと防御力を実現させており、ツインドリラーのキャタピラ部分が拳を覆う「クラッシャーナックル」から繰り出す高電圧のパンチは強力で、ドリルを活用した突進攻撃も併用することでパワフルな戦いを見せる。
本編中に手持ちの武器を使うシーンは無いが、放映時に発売されたオモチャやスーパーミニプラではグリッドマンソードやサンダーアックスを持たせることが可能。
初登場は第13話のジェネレドン戦で、怪獣に合体を邪魔されそうになったことからツインドリラーとサンダージェットで怪獣を牽制しながらの合体となった。
一平曰く「3機のアシストウェポンの威力(出力)がグリッドマンのパワーにプラスされる」とのことだが、敵怪獣の攻撃をものともしない圧倒的な戦闘力は一平の想像以上だったようだ。新たな合体形態であるキンググリッドマン登場以降も出番が無くなることはなく、状況に応じて使い分けるという運用で活躍を続けている。実際、馬力や物理的な防御力ではサンダーグリッドマンの方がスペックでは上回る。また、身長差は5mしかないのに設定重量は(動きが鈍重であるという設定なのにも関わらず)こちらの方が軽かったりする。サンダーは飛行ブースターがないうえ飛行能力のある機体がサンダージェットしかないので仕方ないといえるが。
武器・技
ドリルブレイク
両肩のドリルを高速回転させながら発射して敵を貫く。
初出ではジェネレドンを倒した。
アニメ版ではフルパワーグリッドマンが『ツインドリルブレイク』という名称で使用していた。
サンダーグリッドビーム
グリッドビームの強化版で、電撃をまとったビームを右腕から発射する。
必殺技だが初めて使用したのは2戦目のメカギラルス戦である。
アニメ版ではマックスグリッドマンが両腕から放つ『マックスグリッドビーム』とバスターグリッドマンがツインドリルをプラズマキャノンに変形させて放つ『ツインバスターグリッドビーム』として引き継がれた。
サンダーグリッドファイヤー
ゴッドゼノン復活の際に追加された武器。中央の発光体から発射される高熱のエネルギー火炎を発射する。キンググリッドファイヤーと比べるとこちらのほうが出力が高い。
チドゲラーを倒した。
アニメ版でも創造主の負の念が実体化したナナシに使用している。
中央部のサンダークリスタルから放射される修復光線。破壊されたコンピューターワールドを元に戻す機能はグリッドマン同様だが、広範囲に修復できる出力を持つ。
劇中未使用
ライトニングバルカン
頭部両脇にあるバルカン砲。
ストライカービーム
額からビームを発射。
サンダーパンチ
電撃をまとったパンチ。
ゴッドキャノン
ゴッドゼノン(ゴッドタンク)の武器と同様だが、威力がアップしている。
サンダーエレクトロン
頭部のツノから放電する。
余談
円谷ヒーローシリーズに強化フォームが登場するのは今作が初であり、円谷プロ作品シリーズ史上初でもある。(過去作の恐竜大戦争アイゼンボーグには、アイゼンボーグ号がアイゼンボーという巨大ヒーローにパワーアップするという展開があったが、純粋な強化フォームが登場するのはグリッドマンが初である。)
当初はグレートグリッドマンという名前だったが、共通スポンサーを担当する勇者シリーズとの兼ね合いからグレートの文字が使えず(ウルトラマングレートと被るという面もあった)、電光超人にちなんで電気にまつわる名前を使うことになり海外ドラマ『謎の円盤UFO』に登場するムーンサンダーにちなんでサンダーグリッドマンという名前になった。
関連タグ
マックスグリッドマン、バスターグリッドマン、スカイグリッドマン、スカイバスターグリッドマン、マックスキャリバーグリッドマン:アニメ版でのバリエーション。
フルパワーグリッドマン:アニメ版での名称。実は特撮版の続編でサンダーグリッドマンとキングジェット、ドラゴニックキャノンが合体した最強形態の名称でもあった。