データ
身長 | 75m |
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体重 | なし |
別名 | 怨念鬼獣 |
出現地 | 電波塔のコンピューターワールド |
概要
第33話「もうひとりの武史」に登場。
全身を骨だけで構成されたような、アンデッド風の身体が特徴。
口からは“獣魂”と呼ばれる火炎弾を吐き、胸からはミサイルを発射する。体に生えている鋭い棘も強力な武器となる。
自分そっくりの顔を持ちながら明朗快活で、井上ゆかともすぐに仲良くなれた謎の少年「タケオ」に深い嫉妬と恨みを抱いた武史が、電波塔のコンピューターワールドに送り込んだ怪獣で、彼が付けているマイクロチップ入り腕時計と同じものを付けた人間に悪事を働かせた。
それによって直人がゆかの尻を触ったり、一平が自分の顔を自分で捻じ曲げたりと、本人の意思とは無関係に悪事や奇怪な行動を行うようになってしまった。そして様子見の為に外出した武史がポケットコンピュータを操作し、食事中のカップルがクレープをお互いの顔に投げ合ったり、尼崎巡査が見境なしに拳銃を発砲したりと被害を拡大させたが、肝心のタケオが時計をなくしてしまって効果がなかった。
グリッドマンとの戦いでは獣魂と棘で苦戦させ、救援に駆けつけたゴッドタンクにも棘を突き刺して善戦するものの、サンダーグリッドマンに合体されると形勢が逆転。ドリルブレイクを受けて怯んだところに、サンダーグリッドファイヤーを受け消滅した。
余談
この回はまるで実相寺昭雄脚本の様な結末となっており、この怪獣自体もまるで幻の様な存在となっている。もっともこの回の脚本を担当したのは右田昌万である。
着ぐるみはジュバゴンの改造。更にデビルフェイザーに改造される。
関連タグ
ナナシ:アニメ版に登場した創造主の負の感情が実体化した怪獣