「そんな怪獣やっつけちまえグリッドマン!」
演:須藤丈士
人物像
翔直人の友人の一人。桜ヶ丘中学校二年生。
お調子者なガキ大将気質の少年で、普段は直人と共に悪ふざけをすることが多いが、芸術家を自称するようにたぐいまれなデザイナーの才能を持っており、グリッドマンやゴッドゼノン、ダイナドラゴン等のアシストウェポンは全て彼のデザインによるもの。直人の叔父である世界的CGアーティスト、ジロー・ダイこと翔大二郎を尊敬している。
実家は「INTERIOR SPACE彩」というインテリアショップで、父の寛司、母の彩子、妹のカナとの4人家族。直人やゆかと一緒に作った手作りパソコン「ジャンク」は彼の家の地下室に置いてある。脱獄犯に地下室に監禁された際には恐怖のあまり失禁した。
デザイナーとしての腕前は確かだが勉強は直人同様壊滅的で、シノビラーに洗脳された塾講師がコマーシャルで悪い例として公表した成績は直人より下だった。
美人に目がなく、様々な女性に恋しているが大体フラれるのがお約束。また武士は食わねど高楊枝を「武士は食わねど高笑い」、少年老い易く学成り難しを「小便漏れやすいガキになりたい」等ことわざを間違えている。
基本的に人当たりはいいが、藤堂武史の事は「じめじめしたナメクジ野郎」と呼んだりゆかが直人に話しかけて防臭マスクを受け取らなかった際にはからかい半分に同情するなどよく思っていない模様。それ故武史がカーンデジファー側の人間だったと知った際には責任を取るよう追求し、共にパソコンを止めるよう藤堂家に向かった。
戦いが終わった際にはグリッドマンからひらめきと勇気をいつまでも大切にするよう告げられ、ハイパーワールドに帰るグリッドマンを見送った。そして友人として迎え入れられた武史の冗談に驚くなどすっかり仲良くなった模様。
余談
企画のみ存在していた続編企画『電撃超人グリッドマンF』では高校受験に失敗し直人やゆかと別れ、隣町にあるツツジ台工業高校へ通うという展開が想定されていた。
彼の実家である「INTERIOR SPACE彩」は実在するインテリア店で、『ウルトラマンダイナ』でもロケに使われた。
演者の須藤氏は現在俳優を引退しており、板前として活動している。
2019年に発売された「宇宙船別冊電光超人グリッドマン」にてインタビューに答える形で久しぶりにファンの前に姿を現し、また偶然にも予定が合ったため同じくインタビューを受けていた直人役の小尾昌也と記念撮影をした。
また映画『グリッドマンユニバース』では二週目応援コメントを送っている。
関連タグ
内海将:アニメ版における彼のポジションに当たるキャラクター。
ネタバレ注意
『グリッドマンユニバース』にて、かつて一平がグリッドマンに姿を与えたことで、グリッドマン自身が『創造する力』を獲得したことが判明。
この力が黒幕に利用され、新たな宇宙を生み出すほどにまで膨れ上がったことが、本作の事件の始まりであった。
名前は出ないながら、『グリッドマンに姿を与えた人間』として、彼の存在が劇中で語られている。