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ゴッドゼノン

ごっどぜのん

ゴッドゼノンとは、『電光超人グリッドマン』に登場する3機のアシストウェポンが合体して誕生した巨大ロボット。
目次 [非表示]

ゆか「アクセスコードは何?」

一平「GODZENONだ!」


データ編集

身長80メートル
重量10万トン
別名合体電神
出力200万馬力
スーツアクター岡野弘之

概要編集

グリッドマンをサポートするアシストウェポンであるサンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクが電神合体して完成するロボット。アクセスコードは「GOD ZENON」。

馬場一平の妹のカナが「怪盗マティ」こと石川五介にプレゼントされた飛行機から変形するロボットの玩具(伝説の勇者ダ・ガーンジャンボセイバーリペイント)にヒントを得て完成させた。そのためなのか、合体構成がスカイセイバーに偶然似ていたり。


サンダージェットが胸部と両腕、ツインドリラーが腹部から腿、ゴッドタンクが両足のパーツに変形し、合体する。

当初はゲームパッドをジャンクに接続して操作していたが、ゴッドゼノンへの合体を経てからはテンキーが配置されたジョイスティックで操縦している。

合体が完了すると雄たけびを上げる。

「バトル・ゴー」の号令とともに一平もしくはゆかが操作し、頭部にあるレーダーホーンから光電子頭脳を経由して現実世界からのコントロールをキャッチ・稼働する。

動きは鈍くデータ容量も大きいが、胸部の「光電子エンジン」から発する200万馬力という出力は伊達ではなく、持ち前のパワーと防御力は間違いなく心強い味方である。

特に両腕部の拳「ブレーカーナックル」から繰り出す超高周波パンチは強烈で、これを喰らえばどんな怪獣もひとたまりもない。


3機にそれぞれ搭載されていた火器は一部を除いて使えなくなっている。設定上使えるとされる武器も使われることはなく、専らパワーを活かした格闘で戦っている。第12話の初陣ではマグネガウスのバリアを破壊するパワーを見せたが、この時はすぐに無理が祟って機能停止している(ジャンクのスペック不足で機能停止したともいわれている。復活した時はジャンクのスペックアップが完了していたため、特に問題なく稼働している)。また、第30話では洗脳されてしまったグリッドマンをジュバゴンの洗脳で腑抜けになった直人に一平がイラついていたこともあって死ぬ寸前にまで痛めつけていたことからもそのパワーが窺える。ゆかが止めなければグリッドマンは味方にやられていたかもしれない。

防御力も非常に高く1000万度の熱を使用するアイガンガー相手にも全く怯まずに逆にパンチで大ダメージを与えている。


しかし、完成してから間もなく3機はサンダーグリッドマンへの合体機能が与えられ、その後はそっちの方がメインとなってしまった。しかも再登場した第17話ではデータの一部がハッキングによって壊されたため、修復できないまま不完全な状態で出撃を余儀なくされることとなってしまう。結局ニセアノシラスとの戦いで完全に破壊される結果となり、出番を失ってしまった。第28話でようやく修復されたものの、他のアシストウェポンやキンググリッドマンと比べると不遇な面が目立っている。とはいっても、復活するまでの間エンディングには出続けていたりと、必ずしも不遇とは言いきれない面もある。(出番を失っているゴッドゼノンのことを忘れさせないためという意図もあったのかもしれない。)


頭部デザインを見たことがある人ならどこかの司令官を想像するかもしれない。これは玩具デザインの担当から「その司令官のイメージでお願いします」と言われたためデザインした。」と関係者が語っている。(「本当に司令官になっちゃいますよ?いいんですか?」と念を押されていたらしい)

なお、これが理由なのかはわからないが、アニメ版ではその司令官中の人が、ゴッドゼノンのリファインであるパワードゼノン構成するアシストウェポンの一つを演じている。


『電光超人グリッドマン boys invent great hero』における合体シーンでは、同じくどこかで見たような感じの動きをしている。また、放映当時に発売されていたゴッドゼノンのオモチャに存在した頭部の集光ギミックが、なぜか再現されていた(スタッフのお遊びなのだろうか)。


海外版では「ゼノン」というそのまんまな名前で登場した。


必殺技編集

ゴッドパンチ

いわゆるロケットパンチ。拳だけが敵に向かって発射される。初陣のマグネガウス戦ではバリアを破り、第28話で復活して最初の戦いであるアイガンガー戦でも熱発生装置や改変されたシステムを破壊するなどの戦果を上げている。

『電光超人グリッドマン boys invent great hero』では、どこかで見たような攻撃モーションになった。


ゴッドブレイカー

敵を一撃でノックアウトするアッパーパンチ。

同じくマグネガウス戦で使われたが名称が付いたのはデビルフェイザー戦となっている。

2回目の使用時ではパワーアップしていたためか他の怪獣より強力なデビルフェイザーを軽々と吹き飛ばしている。

名称がどこかの勇者の武器と同じなのは偶然と思いたい。


玩具について編集

玩具は「電神合体DXゴッドゼノン」として発売(グリッドマンとセットとなった「超神合体DXサンダーグリッドマン」も発売された)。「DXグリッドマン」との合体を想定して作られている為、マッシブな劇中のスーツに比べると手がやや短い上に頭部も小ぶりで、胸部もやや大きい。

しかし、タカラがスポンサーだったアニメ『機甲警察メタルジャック』のジャックアーマーのギミックを培って発展させた装着ギミックはすばらしく、特にゴッドタンクの変形は砲塔を外側に倒してから中央に起倒することで脚部となり、中央から上方に折りたたむとグリッドマンの脚部アーマーに変形。ゴッドキャノンの先端は脚部アーマーのストッパーになる上にゴッドゼノンの胴体とサンダーグリッドマンの肩&腕アーマーに変形するツインドリラーの構成のおかげでハの字立ちもできるのも大きい。

当初の予定では同じくタカラの『超電動ロボ鉄人28号FX』のように腕の回転と連動したアクションサウンド、頭部のLED発光ギミック、サンダージェットに飛行サウンドが鳴るなど、様々なギミックが盛り込まれていたが、試作品を作ってみたところ一番大きいサンダージェットにギミックが集中してしまい、サンダーグリッドマンに合体するとバランスが悪く自立できないという弱点が見られたため見送りとなった。その代替としてゴッドゼノン頭部裏側に集光ギミックを搭載し、光を当てることで両目が発光する。


関連タグ編集

電光超人グリッドマン ロボット 合体ロボット 男のロマン

ダイナドラゴン


パワードゼノンSSSS.GRIDMANにおけるゴッドゼノン枠。詳細は誘導先にて。

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