データ
身長 | 92m |
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体重 | 14万t |
別名 | 盗視怪獣 |
出現地 | ビデオカメラのコンピューターワールド |
概要
第28話「神かくし!ゆかが消えた!!」に登場。
井上ゆかを隠し撮りしていた藤堂武史が、写っていた笑顔が自分ではなく翔直人に向けられていたことを知って激怒し、ゆかを独り占めしようと企んで作り上げた怪獣。
頭部にあるレンズのような角からレーザーや電撃を放ち、全身から1000万度の熱を放ってグリッドマンを寄せ付けない。さらに組み替えたシステム構造体を利用して敵の動きを止めるロープ状の拘束光線を照射したりもできる。
武史が持つビデオカメラのコンピューターワールドに入り、そこから特殊レーザーを発射してカメラのレンズで撮影した物の分子構造を組み替えて閉じ込めてしまう。これによってゆかをテープの中に閉じ込めた。これで調子に乗った武史は井上家に嘘のビデオレターを送りつけると街に繰り出して演説中の選挙候補者や自分を轢きそうになったタクシードライバーなど自分の気に入らない人間たちもカメラの中に閉じ込めていく「神隠し」事件を次々と引き起こす。さらには電車の運転手も閉じ込めようとしたが、カメラのバッテリーが切れたため失敗に終わった。
武史がカメラを持って移動していたため当初はグリッドマンも所在を突き止められなかったが、充電のため電気店にある充電器に差し込んだことからグリッドマンの侵入を許してしまう。
熱攻撃とレーザー、組み替えたシステムから放たれたロープでグリッドマンの体を拘束して苦しめるが、パワーアップを果たして復活したゴッドゼノンによって顔の熱発生装置と組み替えたシステムを破壊され、最後はグリッドライトセイバーを受け消滅した。
武史は充電が完了したカメラを回収しようとしたところ、グリッドマンが突入したときのエネルギー衝撃波を受けたため気を失い、気が付いたときにはすでにアイガンガーは倒されゆかも助け出された後だった。
またカメラの内部には三々七拍子をするグリッドマンのドット絵アニメが映されていた。
余談
見ての通りだが着ぐるみはマグネガウスの改造。なのだが頭部や胴体の一部にしか手を加えられていないので、なんとなくメカマグネガウスにも見える。
カーンデジファーを除けば本作の登場怪獣の中では唯一武史の私物を侵入対象にした怪獣であり、そのためか中枢プログラムを司る構造体以外にはほとんど手を付けていない。かと思いきやグリッドマンが中に入ってきた際には思いっきり他の構造体を破壊しているが、なにか意味のある行為だったのか、グリッドマンの存在を感知して襲いかかろうとしたのかは不明である(突進してきたため後者と思われる)。
また、グリッドマンは基本的に怪獣が破壊しシステムを組み替えたコンピューターワールド内で戦うため常にアウェーと言うべき状態だがこの時の戦いはそもそもコンピューターワールド自体が武史の持っているビデオカメラという相手の手の中と呼べる状態だった。もっともグリッドマンが来ることは全くの想定外だったので、別にこれといった対策とかはされてなかった。
また、攻撃衛星との連携で戦う怪獣はメカギラルスの案だったが没となってしまった。
しかし、この回で日の目を見たと言える。