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曖昧さ回避

  1. 公共交通機関の一つ。を払ったら目的地まで運んでくれる、自動車を利用したサービスまたはそれに供される自動車。公共交通の中ではもっともパーソナル性の高い形態である。
  2. 1.を主題にし、フランスまたはアメリカのカーアクション映画。→TAXi

本項では1について解説する。

日本のタクシー

運賃について

基本運賃

距離制運賃
初乗運賃乗車してから一定の距離までの運賃。例えば東京23区と武蔵野市・三鷹市であれば1km52mまで410円
距離加算一定距離を走行するごとに一定の運賃が加算される。例えば東京23区と武蔵野市・三鷹市であれば237m進むごとに80円加算。高速道路上では時間加算がなくなり、純粋な距離加算だけになる。
時間距離併用制運賃タクシーのスピードが一定値以下で走行していたり、停止していたりする間は、経過時間を一定基準の計算法により距離に換算し、運賃が加算される。
時間運賃前もって何時から何時までと乗車契約をした時間だけで決まる運賃。
定額制運賃空港タクシーでよくある例。指定した発着地間であれば距離・ルートに関係なく定額。
貸切運賃時間・距離に関係なく、例えば「乗務員の一日の売上で見込まれるであろう最低の金額」を乗客が運賃という形で補償することで乗務員と車を1日借り上げるもの。

割増・割引

深夜割増22時もしくは23時から翌朝5時までの間、2~3割加算される。と言っても初乗り運賃は昼間と同額なので、メーターの回るスピードが早くなる(運賃が上がる距離が短くなる)
冬季割増冬の間道路事情が劣悪になる地域に限り、厳冬期に終日2割加算
障害者割引障害者手帳を提示することで1割引。
遠距離割引一定運賃以上利用した場合、一定額を割引


装備品

メーター料金を計算・表示する。1年毎に検査を受ける。
実空車表示機その車両が現在お客を乗せているか否か、回送中か営業中かなどが表示される。助手席側ダッシュボード上に付いている
カードリーダークレジットカードデビットカードの支払に使用する。電子マネーでの支払に対応する機械もある。
行灯正式名称社名表示灯。点灯させる基準は会社や地域によって異なる。
自動ドア後部座席左側のドアは運転席からの操作で自動で開閉できる
カーナビ付けていない会社もある
無線配車センターから乗務員へ利用者の配車希望場所を伝達することなどに使用する
乗務員証・運転者証乗務員証はタクシー会社独自のもの、運転者証は東京・名古屋・大阪・札幌・仙台・さいたま・千葉・横浜・京都・神戸・広島・北九州・福岡はタクシーセンターが発行する。顔写真が付いており、それが客席に見えるように掲示する
ドライブレコーダー・防犯カメラ事故やタクシー強盗発生時などの証拠映像記録用
ETC車載器大都市圏の事業者を中心に装備。ETC割引の恩恵を受けられる


よく使われる車種

燃費の良さと耐久性が重視され、LPG仕様が主流。往々にしてベース車がパトカーのそれと被ったりする。

以下、法人タクシーと個人タクシーで区分。法人タクシーはタクシー会社を設立して運転手を雇い、車両を用意して営業するもの、個人タクシーは運転手1人、車両も1台だけという1人1車制個人タクシー事業のことを指す。
法人タクシーは全国で見られるが、個人タクシーは茨城県山梨県鳥取県島根県には存在しない。

●日本のタクシーでよく使われる車種
【タクシー仕様がメーカーで用意されている車種】
※法人タクシーの多くがLPG自動車だが、ハイブリッドカーのプリウスはガソリン仕様のみでLPGのプリウスは後付け改造されたものである。当初ジャパンタクシーはガソリンハイブリッドのみとなる予定だったが、タクシー業界の強い要望でLPGハイブリッドシステムが搭載された経緯がある。
トヨタジャパンタクシー/カムリ/プリウス
日産NV200バネット

【メーカーからはタクシー仕様が販売されていないが、比較的よく見かける車種】
日産・フーガ/ティアナ/キューブ
トヨタ・アルファード/エスティマ/ヴェルファイア/ハイエース/シエンタ

【最近絶版になったが、現在もタクシーとして多く走っている車種】
トヨタコンフォート/クラウンコンフォート/クラウンセダン

【絶版してから割と時間が経ち、街中から姿を消しつつある車種】
日産クルー/セドリック営業車

●日本のタクシーで使われることのある車種
個人タクシーは、運転手の好きな車で営業できるので非常に個性豊かである。基本的にハイブリッドカーなど燃費がよい車が好まれる(LPG改造を行う例も多い)が、燃費の悪いレガシィなどの個人タクシーもある。タクシーに使ってよい車種については道路運送車両法で定められており、基本的に軽自動車のタクシーは存在しないが、三菱自動車の電気自動車i-MiEVがその唯一の例外。

以下に取り上げるのはあくまで一例。もちろん個人タクシーであっても、上記のタクシー仕様車を選択する運転手が最も多いが、ここではそれ以外の車種を挙げる。

トヨタクラウン(現在日本国内で稼働しているのは170系以降)/マークX/プレミオ/カローラ(現在日本国内で稼働しているのは120系以降)/プリウスα/クラウンマジェスタ(現在日本国内で稼働しているのは170系以降)/セルシオ/センチュリー/SAI/ルーミー/ファンカーゴ
レクサスLS
日産セドリックセダン/ティーダラティオ/シーマ(現在日本国内で稼働しているのはY33系以降)/シルフィ/ブルーバード/エルグランド/NV350キャラバン
スズキソリオ
ホンダレジェンド/アコード
マツダアクセラ/センティア
三菱デボネア/プラウディア/i-MiEV/アウトランダーPHEV
(その他、ベンツ、BMWなどの外国車が使われることもある)

主なタクシー会社・グループ

  • 東京四社営業委員会(東京四社・大日本帝国)

東京23区と武蔵野市・三鷹市を営業エリアに持つ大和自動車日本交通帝都自動車交通国際自動車(KMタクシー)の4社。都内でよく見かける丸型行灯を装備し、黄色をベースに赤帯の入ったタクシーは大体この4社と提携各社の車両。4社本体の所属車と提携社の所属車はトランクやボンネットにも赤帯が入るが、提携社の車両は赤帯が側面にしか無い。俗称である大日本帝国は各社の頭文字を取ったもの。帝都自動車のみ京成電鉄グループに属している。

  • チェッカーキャブ
主に中小のタクシー会社が加盟するタクシー無線グループ。加盟している各社の車両のカラーリングは紅葉色をベースに白のアクセントが入る。

  • 東京無線
チェッカーキャブ同様中小のタクシー会社が加盟するタクシー無線組合。三角形の行灯と緑をベースに黄色と白のアクセントを入れたカラーリングが特徴。かつては行灯の先端をカットしていた車両が多数存在していた。

  • コンドルタクシーグループ
シルバーに虹色のライン、行灯と車体側面のコンドルのイラストが特徴のタクシー会社。きんいろモザイクのラッピングタクシーを運行。

  • 東京私鉄自動車協同組合
名前通り東京都の私鉄系タクシーである京王自動車小田急交通・小田急交通南多摩・京急タクシーグループが加盟する組合。東京無線・チェッカーキャブ・東京四社と異なり、各社でカラーリングが統一されてはいないが、行灯の形は統一されている。

  • 伊豆箱根交通・伊豆箱根タクシー
伊豆・箱根を営業エリアに持つ伊豆箱根鉄道系列のタクシー会社。ラブライブ!サンシャイン!!のラッピングタクシーを運行。普段から時間貸切運行に対応しているので、聖地巡礼の際に活用してみるのもいいだろう。

  • 名鉄交通グループ
名古屋を拠点とする名古屋鉄道系列のタクシー会社グループ。ひし形の行灯、アイボリーホワイトとエメラルドグリーンのツートンカラーの車両が特徴で、名鉄交通グループ以外のタクシー会社もこの行灯装備、カラーリングを纏う。

  • つばめタクシーグループ
名古屋を拠点とするタクシー会社。名鉄交通グループとは台数で双璧をなす。

  • MKタクシーグループ
京都府で創業したタクシー会社。運賃が他社よりやや割安、着物割引、全営業でドアサービス実施などを特徴としているが、過去には雇用問題で裁判を起こされたこともある。

  • 第一交通産業
福岡県を拠点とするタクシー会社。全国の特に東急電鉄系・南海電鉄系のタクシー会社を合併し、全国各地で事業を展開している。

余談

タクシーオタクの人も一応存在しており、自分の中で撮りたいタクシーがあったら撮影することも多い。これは「撮り鉄」さんとあまり変わりはない。

海外のタクシー


イエローキャブ

アメリカ合衆国のイエローキャブは、遡る事1915年にジョン・ハーツ氏が始めたタクシー会社が【遠くから目立つ色は何か?】とお客が遠くからでもわかる色を研究して辿りついたものが黄色であったことから始まる。
ニューヨークの【タクシー&リムジン委員会】には、現在13000台のイエローキャブが登録・稼働していてタクシーとそれを保有するタクシー会社は、委員会が発行するライセンスがなければ営業することができない。(ライセンスを所持している会社orライセンスの元に運行している車両は「Medallion(メダリオン)」と呼ばれている)

ロンドンタクシー

1901年、辻馬車から自動車によるタクシー営業に切り替わったのが起源。当時は辻馬車を示す「Hackney Carriage(ハックニーキャリッジ)」がそのまま使用されていた。
ここから運転席と客席が分断された構造小回りが利く設計がロンドンタクシー専用車両伝統である。黒く塗装されたものは「Black cab」と呼ばれているが、時代が流れると色んな塗装が施されたりラッピング広告が施されたタイプも存在するようになった。

だが、このロンドンタクシーのタクシードライバーとして活躍するためには【ノリッジ試験】と呼ばれる試験に合格しなければならない。運転技術はもちろんなのだが、【ロンドンの街並みが入り組んでいるため道路や施設、地理などを全て記憶しないといけない事】と【出発地点から目的地までの最短ルートをすぐに割り出さないといけない事】があるため活躍するには約3年~4年の歳月が必要とされている。

よく使われる車種

日本車は燃費がよく信頼性が高いので、海外でも日本車メーカーのタクシーが多く走っている。

日産・NV200/LIVINA(ノートの派生車種)
トヨタ・カムリ/プリウス/プリウスV(プリウスαの海外名)/カローラ/ウィッシュ(日本では見かけないが台湾ではとても多い)/コンフォート(ジャパンタクシーの海外名)
ホンダ・アコード/シビック
三菱・ギャラン/アウトランダーPHEV
フォードクラウンビクトリア(かつての米国のタクシー主力車種だが、すでに製造終了)/エスケープ
テスラ・モデルX
シボレーインパラ/カプリス
オースチン・カーボディーズFX4(いわゆるロンドンタクシー)
ヒュンダイソナタ/グレンジャー/ダイナスティ
メルセデス・ベンツ・Cクラス/Eクラス
BMW・3シリーズ/5シリーズ
フォルクスワーゲンパサート/ジェッタ/サンタナ/トゥーラン
アウディA4/A6
ボルボ・V60/XC90
プジョー307/407
ルノー・メガーヌ/ラグナ

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