名鉄交通

めいてつこうつう

名古屋鉄道グループのタクシー・ハイヤー会社。メインイラストの一番下のタクシー。

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概要

名古屋鉄道グループの企業で、名古屋市内を中心にタクシー・ハイヤーを運行する。通称名タク。愛電交通・名鉄名古屋タクシーと共に名鉄タクシーホールディングス傘下に属する。

その歴史は古く、名古屋鉄道の前身の愛知電気鉄道が大正時代に大阪タクシー（現在の大タク。大阪の日本交通グループ）から買収した名古屋タクシーに起源を持つ。

台数ではつばめタクシーグループと双璧をなしているが、名古屋周辺の多くのタクシー会社が名鉄交通のタクシーチケットを取り扱っており、法人関係の顧客に強みを持つ。

「名鉄」と書かれたひし形の行灯(社名表示灯)に洋画家の杉本健吉が考案したアイボリーホワイトとエメラルドグリーンのボディーカラーが特徴で、これは名鉄グループの他のタクシー会社にも共通する。

本来は深藍、黒、スーパーホワイトのみ対応のジャパンタクシーも納車後にアイボリーホワイトとエメラルドグリーンで塗装している。

名古屋市内各所と県営名古屋空港・藤田医科大学病院に専用乗り場を用意している。

名鉄交通グループでは営業所のことを「営業基地」と表記する。所在地は全て名古屋市内。

営業所名	地番	備考
第一・第二	瑞穂区浮島町5	名鉄交通第一が第一営業基地を、名鉄交通第二が第二営業基地を管理
第三	中川区東起町3	名鉄交通第三が管理
第四	西区あし原町154	名鉄交通第四が管理
ハイヤー営業基地	中川区西日置2	名鉄交通第三が管理。名鉄タクシーホールディングス本社と同地
愛電交通	昭和区鶴舞2	愛称は電タク
名鉄名古屋タクシー	中川区万場

会社によっては名鉄グループ時代のボディーカラーをそのまま引き継いでいる。