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トヨタ

とよた

正式社名は「トヨタ自動車」。トヨタの名を冠する企業は多いが、単に「トヨタ」と言えばまずこの企業やブランドの自動車を指す事がほとんどである。
目次[非表示]

概要

VWグループやルノー日産三菱アライアンスと並ぶ世界最大クラスの自動車メーカー
本社は愛知県豊田市。スローガンは「START YOUR IMPOSSIBLE」

デンソー・アイシン精機・アイシンAWといった部品メーカーや、日野自動車ダイハツ工業富士重工業(SUBARU)といった自動車本体のメーカーをも多く傘下に収めている。

単体でも2019年に日本企業としては初の売上高30兆円に達しており、名実ともに日本最大の企業である。
その財力の規模から「トヨタ銀行」とあだ名されることもある。

日本国内のシェア40%、世界販売でもブランド単独では1位と、一般・法人問わず販売力の圧倒的な強さに特徴がある。これには先述の資金力や、「トヨタ生産方式」と呼ばれる徹底してムダを省いた生産体制などを背景として成しえた事である。
その豊富な資金力から先進的技術の開発に積極的であり、ハイブリッドカー燃料電池車を中心に新分野でも先駆的技術を多く持つ。

別資本企業同士の連合としては一応三井グループに属するとされる。
海外での成功は同じ三井グループの三井物産の功績によるところが大きいが、トヨタはその資金力の規模や別の銀行との役員人事での繋がりがある事などから、特定の旧財閥系に属さない独立系と見なされることも多い。

本拠地である豊田市の市名はトヨタに由来しており、一企業の名前が市名になるというのは全国的にも稀である。
自動車以外ではマリンボートやロボットの開発も手掛けている。

車種の特徴

現行の一般客向けのラインナップは、OEMまで含めるとスポーツカーから軽トラックに至るまで非常に幅広いが、世界中の自社生産車種の売れ筋を見ると、特に中上級クラスのセダンと本格的なSUVを得意としていることが分かる。
代表的なものとしてはカローラハイラックスランドクルーザープリウスRAV4カムリクラウンなどがある。

厳格な品質管理により優れた耐久性で知られ、東南アジアや中東の新興国では大昔のトヨタ車が国民車として多数走り回っているところもある。

現在までの隆盛は、主に戦後の高度成長期に大衆向けの車に重点を置いた販売戦略の結果ではあるが、近年は大衆車だけのイメージを脱却するためにグローバル化やレクサスなどの高級ブランド化戦略も進めている。
2017年にはスポーツカーおよびチューニングカーブランドのGRを立ち上げ、OEMや共同開発を駆使しつつ、GRスープラ86コペンGR SPORT、ヴィッツGRMN・GRヤリスなど趣味性の高いスポーツカー開発にも力を入れている。

販売チャンネル

トヨタは2020年に全店舗で全車種を取り扱うようになるまで、日本では最後まで多チャンネル展開を行っていた。

  • トヨタ店:主に法人向けや高級車を取り扱う。主な取扱車種はセンチュリー、クラウン、ランドクルーザーなど。救急車も専売で取り扱っている。店舗の看板は臙脂色。
  • トヨペット店:主にシニア向けの車種を取り扱う。元はトヨタ店から分かれたチャンネルで、歴史的経緯から大阪ではトヨタ店とトヨペット店の専売車種が他の地域と違っている時期があった。主な取扱車種はアルファード、プレミオ、ハイエースなど。教習車も取り扱っている。店舗の看板は緑色。
  • カローラ店:ファミリー向けの車種を主に取り扱う。もともとの名前はトヨタパブリカ店で、後にカローラ店に改称した(ただし宮城県のトヨタカローラ仙台はさらにトヨタオート仙台→ネッツトヨタ仙台に転換)。主な取扱車種はカローラ、パッソ、ノアなど。店舗の看板はオレンジ。
  • ネッツ店:若者向けの車種を主に取り扱う。元はトヨタオート店で、後にトヨタビスタ店が統合される形で新生ネッツ店となっている。主な取扱車種はヴィッツ、ヴォクシー、ヴェルファイアなどで専売車種は「N」をかたどった専用エンブレムを装備していた。店舗の看板は青。トヨタオート店時代にはスプリンター、スターレットなどを取り扱っていた。

  • トヨタモビリティ店:2020年以降に登場した店舗ブランド。東京地区で先行して展開され、全国での併売化後には既存のディーラーでもこのブランドに改称する店舗があらわれている。レクサス以外のすべてのトヨタ車を取り扱っているが、センチュリー、救急車、教習車については旧トヨタ店やトヨペット店でのみ取り扱っている。
  • レクサス店:レクサスブランドの車を専門に取り扱う。運営している会社自体は普通のトヨタディーラーと変わりない(そのため、通常のディーラーからスタッフがレクサスに異動することもよくある)。

  • トヨタディーゼル店:1957年から1989年まで設置。4トントラックや中型バス、マイクロバス、ランドクルーザー、ダイナ(トヨタ店と併売)を取り扱っていた。ただ、4トントラックや中型バスはいすゞ日野三菱日本(ふそう)民生デイゼルの厚い壁に阻まれ、売れ行きなどがはかばかしくなかったため、後にトヨタカローラ店に転換するか、解散に追い込まれてしまった。しかも存在する地域がものすごく限られていた(ため存在しない地域では4トントラックや中型バス、マイクロバス、ランドクルーザーはトヨタ店扱い)。
  • トヨタビスタ店:1980年から2004年まで展開。2004年にネッツ店に統合された。やや実験的な店舗で、ショールームをメインにしたり日曜日も営業していたりと今では当たり前のスタイルをいち早く取り入れていた。沖縄県には店舗が無かったため、ビスタ店専売車種は他の店舗で扱っていた。主な取扱車種はビスタ、ターセル、クレスタなど。レジアスエースのハイエース統合で、かつてのビスタ店専売車種はラインナップから消えている。

モータースポーツ

モータースポーツ分野でも幅広い活躍を見せている。
日本メーカーでは初めてWRC、スポーツカー耐久の世界選手権(WEC)、CART(現インディカー)、インディ500NASCARカップ戦、パイクスピークでチャンピオンになっている。
特にNASCARはアメリカメーカー以外では現在に至るまで唯一の優勝経験を持つ。
また2018年には待望のル・マン24時間レース、2019年にはダカール・ラリーも制して見せて大願成就を果たした。
ただしF1に関しては予選最高1位・決勝最高2位で、優勝経験がない

また86やヴィッツ/ヤリスなどを用いたワンメイクレース、1日開催の「ラリーチャレンジ」などのグラスルーツ(草の根)のカテゴリの振興も手広く行っている。

2015年以降のワークスチームは「TOYOTA GAZOO Racing」を名乗り、一般向け市販乗用車の開発においてもサーキットラリーでのデータを重視するようになった。

これまで販売された主な車種

軽自動車(ピクシス)

ピクシススペース
ピクシスエポック
ピクシストラック
ピクシスバン
ピクシスジョイ
ピクシスメガ

ハイブリッド

アクア
プリウス/プリウスPHV
プリウスα
SAI/HS
JPNタクシー

UNDER 1500cc

IQ
パブリカ/スポーツ800(ヨタハチ)
スターレット/セラ
ターセル/コルサ/カローラⅡ
サイノス
パッソ
シエンタ/パッソセッテ
ラウム/ポルテ/スペイド
タンク/ルーミー
ヤリス/ヤリスクロス
ライズ


XP型車(ヴィッツ系列)
ヴィッツ
ist
プラッツ/ベルタ
ファンカーゴ/ラクティス
bB/xB
プロボックス/サクシード

1500 to 2000cc

E型車(カローラ系列)
カローラ(カローラアクシオ
スプリンター
ヴォルツ
カローラフィールダー/カローラツーリング
カローラレビン/スプリンタートレノ
シエロ/FX/カリブ/カロゴン/セレス/マリノ
カローラランクス/アレックス/オーリス/カローラハッチバック/カローラスポーツ
WiLL_VS
カローラクロス
GRヤリス

A型車(FR世代)→T型車(FF世代)
(セリカ/カリーナ/アリオン系列)
カリーナ/コロナ
アリオン/プレミオ
カルディナ/ED/EXiV
カレン

86/FT86
CT
コンフォート/クラウンコンフォート(クラコン)
クラウンセダン(クラウンの名がついているが、こちらはビジネスセダン)
ウィッシュ/アイシス
ヴォクシー/ノア/エスクァイア
タウンエース/ライトエース
MR2/AW11/SW20
MR-S
C-HR

2000 to 3500cc

アルテッツァ/IS
マークⅡ/マークX/チェイサー/クレスタ/ヴェロッサ/クレシーダ
マークXジオ(駆動方式からして違い、名前以外マークXとの関連性はない)
クラウン
2000GT
スープラ
アリスト/GS
ハリアー/クルーガー/RX/NX
カムリ/ウィンダム/ES/オーリオン/カムリソラーラ
ハイラックス/ハイラックスサーフ
RAV4/ヴァンガード
ブレイド(※オーリスに2400cc/3500ccを搭載し高級志向にしたモデル)
イプサム
エスティマ
ハイエース/レジアスエース
レジアス/ツーリングハイエース
グランビア/グランドハイエース
アルファード/ヴェルファイア
グランエース
トヨエース/ダイナ(1トン-1.5トン積)

3500cc OVER

ソアラ/SC
マジェスタ
セルシオ/LS
センチュリー
ランドクルーザー(ランクル)/プラド/シグナス/LX/GX
ダイナ/トヨエース(2トン-4トン積み)
コースター
メガクルーザー/高機動車陸上自衛隊向け)
LC
LFA

関連項目

TOYOTA トヨタ自動車:表記揺れ
レクサス サイオン:社内ブランド
自動車 工業 日本車
日野自動車 ダイハツ YAMAHA 富士重工業
TOYOTA GAZOO Racing

名古屋グランパスアルバルク東京:サッカー部・バスケ部がルーツのプロスポーツチーム

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