概要
2015年に販売開始。
車名の由来は、「搭乗者はそれぞれの人生のキャスト(主演者)である」という理念によるものである。
トヨタ自動車にもOEM供給され、ピクシスジョイとして2016年8月より発売。
わずかな丸みを擁するデザインが大きな特徴であり、往年の「旧き良き自動車」のイメージを微小ながらも受け継いでいる。
全てCVT(2ペダル)仕様であるが、スピードメーターとタコメーターを独立計器で装備。
この事からクラシックカー風デザインであったミラ・クラシックとミラジーノの後釜とされている。
2023年6月上旬に生産が中止。
それから程なくピクシスジョイも含めて販売が終了となった。
バリエーション
ピクシスジョイも含めてユーザーのライフスタイルに合わせた3種類のモデルを設定されていたが、2020年3月に車種整理が行われてラインナップはスタイルのみとなった。
スタイル
ピクシスジョイでは「ファッション(F)」となる。
市街地での使用を想定したスタンダードモデルの軽トールワゴン仕様である。
アクティバ
ピクシスジョイでは「クロスオーバー(C)」となっていた。
車高を30mmほど上げて見た目をSUV風にした、いわゆるクロスオーバーSUVボディのモデル。
4WD仕様は専用の電子制御も加えられてはいるが、それでも本格的なオフロード・悪路走行には向かない。
初音ミクとコラボレーションした「雪ミク」仕様も設定されていた。
スポーツ
ピクシスジョイでも「スポーツ(S)」となっていた。
休日の遠距離ドライブや高速道路走行を想定し、ある程度の巡航性能を高めた。
ただし強固なエンジンや足回り、ボディ剛性等によるグランツーリスモ仕様ではなく、どちらかというと内外装の雰囲気を重視したスペシャリティカーのような存在であった。
一部のマニアからはソニカの後継車とも言われたが、公式では特に明言はされなかった。
その他主なポイント