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SUV

えすゆーぶい

ピックアップトラックの乗用車化に起源を持つハッチバック車の総称。
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概要 🚙編集

正式名称は「Sport Utility Vehicle」。

日本語では「スポーツ用多目的車」として呼ばれるが、定義は非常に曖昧である。

誤訳だという主張も存在するが、当のアメリカでの定義が日本以上にフワフワしているので不毛な指摘である。

(wikipedia英語版の「Definitions(定義)」の項を参照のこと)


SUVという用語との関連を見ると1970年代に誕生したことになるが、同様のコンセプトの車両は第二次大戦終戦以前から世界中で開発されており、日本でも九五式小型乗用車が存在している。しかしながら四輪駆動の車両は当時非常に高価なものとなったため軍用が主となっている。

民間での普及に成功した最初の事例は、米国のウィリス・ジープが販売したステーションワゴンの4WDモデルであるとされる。

米国は未舗装や砂漠氷原地帯などの悪路が多い事から、類似するコンセプトの車両が続々登場、その後スキーキャンプ釣りサーフィンなどのアウトドアに使用されるようになり、日本でも概ね1980年代以降にパジェロのヒット以降幅広い車種が展開されて一般化している。


多量の荷物の搭載、車両などの牽引や悪路走行を想定した車種が多く、高排気量で低回転大トルク型のエンジンを積み、FR4WDとなっているものが多い。

元来は堅牢なラダーフレーム構造が主流であったが、1980年代以降は都市部での日常使用を目的としたモノコック構造化や、FF化、3列シート(日本では法令上ミニバン扱いとなる)化も進んでいる。


オフロード走行に重点を置いた車種は市街地での舗装路においては、頑丈なサスペンションや車高の高さなどから一般的な乗用車と比べて走行安定性や旋回性、乗り心地などにネックがあるとされる。

また全体的にパイパワーエンジンの装備やボディーの重量化がされるため、同全長のセダンハッチバックなどに比べると燃費も比較的悪くなりがちである。


2000年代以降はそれまでSUVの特権であった悪路走破性の要素をファミリーカーに盛り込んだクロスオーバーSUV(CUV、クロスオーバー車)というジャンルの車両が自動車市場を席巻しつつあるが、従来のSUVとの構造・コンセプトの類似は少ないためSUVジャンルのファンからは厳格な区別を求める声もでている。

関連画像編集

山猫軒3 裏のなまず池ジムニー

ラダーフレーム構造で、不整地にも耐えうる堅牢なボディを持った本格派SUVの例


SUBARU フォレスター丰田C-HR双擎

モノコック構造で、市街地等での一般的使用により向いたクロスオーバーSUV(CUV)の例


関連項目編集

乗用車 ピックアップトラック

オフロード 4WD RV

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