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SUV

すぽーつゆーてぃりてぃびーくる

日本では主にアウトドア用向きで、ある程度のスポーツ・オフロード走行性能のある乗用車を指す。
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概要

正式名称(Sport Utility Vehicle)が長いため通常は「エスユーブイ」と呼ばれる。日本語では「スポーツ用多目的車」と訳されるが、「多目的」は原義には無く(後述)、本来は誤訳である。

スキーキャンプ釣りサーフィンなどのアウトドア活動に使用することを想定とした車両タイプである。
元々はアメリカ合衆国ピックアップトラックから派生したジャンルで、荷台に「シェル」と呼ばれる居住・荷室空間を作ってステーションワゴンのように仕立てたものを指す。

多量の荷物の搭載、自走できない故障車や荷車などの牽引、オフロードや悪路での走行を想定した車種のため、排気量が大きく、低回転大トルク型のエンジンを積み、四輪駆動(4WD)となっているものが多い。本来は2ドアあるいは3ドア(ドア1列に後部ドア)であるが、大型となったものには5ドアとなったものもあり、3列シートを備える車種もある。

より本格的なSUVになるにつれて、舗装道でかつ大量の荷物を積まない環境ではデメリットも多い。
ステーションワゴン等に比べて車重が重たい上に重心が高く、走破性の重視から強力なサスペンションによる乗り心地の悪さも相まって長距離の高速道路運転には向かず、燃費や小回りが悪くなってしまうのである。

SUV中の「ユーティリティ(Utility)」とは本来乗用車に対して商用車などの特定目的の車両を指すワードで、「スポーツ」はピックアップトラックの荷台に作られたSport=娯楽(この場合はアウトドアスポーツなど)のための空間のことを指す。
ただし公道レースとしてのラリーとまではいかなくともオフロードの走行自体を楽しむというドライブスタイルは以前より存在し、近年では舗装路でのある程度のスポーツ走行を視野に開発された車種も多い。

本来の厳密な定義としては「はしご型のラダーフレームを持つ車両」(トヨタハイラックスなど)であるが、1980年代以降は市街地での日常的な使用も視野に入れたモノコックフレームのSUVも増えている。これらの車種は二輪駆動化や、エンジンやサスペンションのダウンサイジング化などによって舗装路における燃費や快適性がある程度改善している。

日本欧州では、トヨタのランドクルーザー三菱パジェロ、専門メーカーであるランドローバーなどのはラダーフレームを持つオフロード車(クロスカントリー車)も一般的にSUVとして含められている。
日本においては、1990年代まではRV(レクリエーショナル・ビークル)という名前のジャンルとして扱われていた。

似て非なるクロスオーバーSUV

2000年代に入ると、SUVの「Utility」に含まれていた原義がさらに抜け落ち、クロカン車に似せたボディスタイルを持つクロスオーバーSUV(CUV)という新ジャンルが登場した。
現在の日本では今やSUVというとCUVを指す傾向が強いが、オフロードどころか舗装路での走行性能がさほど盤石ではない車種が多いので要注意である。

関連項目

自動車 乗用車 工業
ピックアップトラック 4WD RV

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