経歴
ポジションは捕手、右投右打。
愛称は「キノタク」。
地元・高知高校時代は夏の甲子園に2回出場している。法政大学卒業後、社会人野球・トヨタ自動車へ進み、2014年の社会人野球日本選手権には正捕手としてチームの優勝に貢献した。2015年オフのドラフト会議にて、中日ドラゴンズから3位指名を受けプロ入り。
ドラゴンズでは、谷繁元信現役引退後正捕手が固定できないチーム状況が続いていたが、2020年になるとシーズン途中からスタメン起用が増え88試合出場で打率.267、6本塁打、32打点、そしてリーグトップの盗塁阻止率.455を記録。打撃でも結果を残し、この年から正捕手の地位を掴んだ。
守備では強肩やフレーミング技術にも定評があり、また明るい性格でムードメーカーとしてもドラゴンズを盛り上げている。2022年のオールスターゲームでは、ファン投票により1位で選出され出場。
2023年、正捕手のマスクを任されたが、6月に右大菱形(だいりょうけい)骨骨折で離脱した。そんな中、同月に2対2のトレードで入団した宇佐見真吾が穴を埋めた。宇佐見は木下が復帰後も併用で起用されている。