CV:安原義人
概要
『薬屋のひとりごと』の登場人物。
小蘭をはじめとする約20人の下女に読み書きを教えていた老人。
先帝が在位し、女帝が実権を握っていた時代に朝廷に仕えていただけでなく、壬氏の正体も知っていると思われる人物である。また、猫猫の養父・漢羅門の古くからの友人でもある。
「王母が作りたもう選定の廟」の番人として東宮を案内、次の皇帝にふさわしいかを見定める役目ももっているが、失敗する東宮も多く、名君と名高い主上も何度か失敗しているもよう。
が、猫猫は扉を開ける文言にヒントがあると推理、
「西方から茘に嫁いできた姫君は色覚異常の病があり、10人の子のうち1人は病が発症する」
これにより
「色覚異常を見定めるため選定の廟が建てられた」
「西方からの姫君は、西方からの血を大事にし帝国を乗っ取るため近親婚がくりかえされ、皇族に病にかかりやすい虚弱体質のものが多く出るようになった」
これらの謎解きの結果、老宦官は
「西方からの血を入れることで反発を買う」危険性と
「近親婚」の危険性を遠回しに主上と壬氏に建言、
壬氏に対しては
「猫猫を妃にするのもよろしいのではないか」と建言している。