概要
『薬屋のひとりごと』の登場人物。
朝廷の有力者「子の一族」の娘。18歳。
後宮から去った阿多妃に代わり、18歳で後宮に入り上級妃である「淑妃」についた女性。
落ち着いた淡泊な性格をしており、猫猫は「主上はムチムチ好みのため、後宮内の調和を狂わすことはなさそう」と評価している。
美人で口数が少なく、いつもぼ~っとしているため、猫猫は「何考えているかわからない人」と思い、壬氏と梨花妃に「よくわからない人」と答えている。
玉葉妃と梨花妃からの推薦により、猫猫は彼女に妓楼仕込みの講義をするハメになってしまう。しかし、楼蘭妃本人は講義の内容に関心を示さなかった。
ちなみに、楼蘭の名の由来はヘディン探検記の『楼蘭の女王のミイラ』でお馴染みの地名楼蘭(現在の新疆ウイグル自治区タリム盆地東端)であると思われる。