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バック・トゥ・ザ・フューチャー

ばっくとぅざふゅーちゃー

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)とは、1985年に公開されたロバート・ゼメキス監督のSF映画。またはそのシリーズ。
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概要

一家揃ってだらしがないマクフライ家の次男坊マーティが、ひょんなことから30年前の1955年にタイムスリップしてしまった(映画Ⅰ)。
やっと現代に帰ってきたと思ったらガールフレンドと30年後の2015年に連れて行かれ(映画Ⅱ)、自分の意志で100年前の1885年にタイムスリップしてそれからまた現代・1985年に帰って来る(映画Ⅲ)までを描いた三部作構成のSF映画。

総年数130年をヒルバレーという一地帯だけで行き来しており、同じ場所(主に時計台)の歴史の変化が見て取れる。
登場する人物は皆先祖~子孫ということで同じ顔
マーティの玄祖母であるマギーが母親ロレインと同じ顔(Ⅲ)であるのだが、マギーの生家の人物がベインズ家と縁組したり、ロレインの曾祖父母とマーティーの玄祖母が姉弟だったりとか130年も経過すりゃ何でもアリであるので問題ない。

Ⅰの映画公開当時はアメリカ独立承認1783年から202年を迎えており、Ⅲの舞台は南北統一1865年の20年前、もっと言うならⅢの過去へ来た次の日が独立承認から丁度102年=アメリカ建国70年当日であるなどと、アメリカ202年(公開当時)の歴史の流れが凝縮される一種の大河ストーリーのような内容ともなっている。

キャスト

吹替は左からソフト版、日曜洋画劇場版、金曜ロードショー版(3のみ)、ゴールデン洋画劇場版、BSジャパン新録版(1のみ)

マーティ・マクフライ
マイケル・J・フォックス
吹替:山寺宏一三ツ矢雄二(金曜ロードショー版も担当)・織田裕二宮川一朗太
エメット・ブラウン博士
クリストファー・ロイド
吹替:青野武穂積隆信磯部勉三宅裕司・山寺宏一

主な登場人物

中心人物

  • マーティ・マクフライ
誰にも腰抜けなんて言わせない


本シリーズの主人公
フルネームは「マーティン・シェイマス・マクフライ」で、周囲からは愛称の「マーティ」で呼ばれる。
ギターを演奏するのが好きな高校生で、学校では遅刻の常習犯でストリックランド教頭の説教をよく受けているが、いつか成功することを夢見ているという至って普通の少年。
口癖は「This is heavy.(ヘヴィな話だ・ヘヴィだ)」で、第1作において過去のドクは当初「未来ではそんなに物が重いのか?」と科学的観点から真剣に反論されている。
挑発に弱いのが弱点であり、チキンと言われるとすぐに挑発に乗ってしまう。
未来ではこのことがきっかけとなった事件が二度起きることになってしまうが…?
ワイルドガンマンで鍛えた早撃ちの腕はかなりのもので、この特技は『3』にて存分に発揮される。

  • エメット・ブラウン

ドク


フルネームは「エメット・ラスロップ・ブラウン」であり、通称「ドク」。本シリーズのもう一人の主人公ともいえる存在。
マーティの友人の科学者で、全編・全時代を通してマーティの相棒として彼に協力する。
先祖がドイツ人で父親の代になってアメリカ人に帰化した。
その際姓をフォン・ブラウンズから現在のブラウンに改名したのだが、フォンはドイツ語圏における貴族の称号=貴族の子孫なので、1955年時点の資産家ぶりはこれが影響しているのかもしれない。
30年の歳月をかけて開発したタイムマシン・デロリアンをマーティに見せるところから物語が展開し、このデロリアンはドクによってタイムスリップした時代に合わせた様々な改修が施されることとなる。詳しくは当該項目を参照のこと。
ストリックランド教頭が作中で言及した通りの危険人物でもあり、プルトニウムを入手するためにリビアの過激派とハッタリの爆弾で取引したり、『3』では列車強盗を働いたりと過激な行動を見せることもある。
彼が科学の道へ進むきっかけとなったのはジュール・ヴェルヌ著の海底二万マイル。少年の日にこの本と出会い、科学に一生を捧げると決心したという。
ピースメーカーを所持しており、『3』では自作のスコープを使った見事な射撃を披露しているあたり、銃器の扱いにも優れていると思われる。
飼っている犬の名はアインシュタイン。『3』ではコペルニクスという名をつけた犬を飼っている。

マクフライ家

  • ジョージ・マクフライ

マーティの父。
うだつの上がらない気弱な人物であったが、マーティがタイムスリップしてきたことがきっかけで思わぬ活躍を見せることとなる。
SFが好きで、密かにSF小説を書いている。
本来なら魅惑の深海パーティへ行くはずがタイムスリップの影響で過去が変化し、パーティに出ることを断った時の理由もテレビのSF劇場を見るため。
しかし、マーティが彼のSF好きを逆手に取って仕掛けた策でパーティへ行くこととなるあたり、SFへの愛はかなり深い様子。

  • ロレイン・マクフライ
マーティの母。旧姓ベインズ。
車に跳ねられたジョージを看病しているうち、ナイチンゲール症候群で彼と結婚する。
しかしタイムスリップの影響で過去が変化し、ジョージが車に跳ねられなかったがために彼との接点がなくなり、マーティは存在消滅の危機に陥る。
『2』にも登場するが、夫のジョージは登場しない。その理由は彼女自身の口から語られる。

その他

…笑


ヒルバレーの乱暴者。
ジョージの上司となっており、自分の書類をジョージに用意させたりジョージの車で飲酒運転による事故を起こした際には車にいちゃもんをつけたりするなどの横暴を働く。
『1』よりタイムスリップしてきたことによりとんでもないことが…
マルチタレントであるトーマス・F・ウィルソン氏のコメディチックと横暴な悪役表現が光る。

  • クララ・クレイトン
『3』に登場する女性教師。
本来なら渓谷に落ちて死亡し、「クレイトン渓谷」の名の由来となるはずだったがタイムスリップの影響で…?
ドクと同じくジュール・ヴェルヌの著作が好き。

スタッフ

監督:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ/キャスリーン・ケネディ/フランク・マーシャル
製作:ボブ・ゲイル、ニール・カントン
脚本:ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ディーン・カンディ
編集:ハリー・ケラミダス、アーサー・シュミット
主題歌:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「パワー・オブ・ラヴ」
SFX:インダストリアル・ライト&マジック
SFXスーパーバイザー:ケン・ローストン
配給:ユニバーサル

小ネタ

  • 『1』にて1955年の世界にタイムスリップしたマーティがエレキギターを片手に披露した曲はチャック・ベリーの『ジョニー・B.グッド』。若き日のベリーがその演奏を偶然耳にしており、今までになかった全く新しい演奏法を後の偉大なミュージシャンに(結果として)伝えたというパロディになっている。
  • 『2』にて、ビデオゲームで遊ぶ少年としてイライジャ・ウッドがデビューしていたりする。
  • 今となっては三部作として成り立っているが実は当初はシリーズ化は視野になかった。ところが『1』が本国アメリカでテレビ放映された際にテレビ局側がジョークでラストに本来無いメッセージ「TO BE CONTINUED…」と入れた為に続編があると思った視聴者が多発。それがきっかけで『2』『3』が製作される事となった。同じく自宅で観ていたマイケル・J・フォックスも驚いたという。なんてこった!ちなみに『2』のラストのメッセージはそれのオマージュである。
  • 『2』と『3』は元々一つの構想だったが、上映時間の関係上分割する事となった。撮影自体は並行して行われている。ヘヴィだ…。『2』にはビフが居住するタワー「ビフの極楽天国」のパートに『3』の伏線があったりする。
  • 『2』の冒頭は一見『1』のラストそのままかと思われがちだが、全て新規撮影である。違いがいくつかあり、わかりやすい所ではジェニファー役が変更されたところ。


ゲーム版

NES(アメリカ版のファミコン)専用ソフトとして発売。
ジャンルはアクションゲームだが、日本では未発売。
しかし、後述の問題点もあり、ある意味日本で発売しなかったのは正解だったかもしれない。
「過去に戻ってこのゲームの開発を止めなきゃ!ドク!」

問題点

  • BGMはたったの一曲。「デレデデデーン!」その為、直ぐに飽きる。
  • マーティーがボーリングの球で敵を攻撃したり、時計を集めたりする。言うまでもないが、そんな要素は原作にはない。
  • 敵はいじめっこ、フラフープ女、殺人蜂、ガラスの破片を持った暴漢等、ゲームオリジナルキャラのみで、ビフ一味やリビアの過激派は全く出てこない。
  • スケボーは罠アイテム。スピードが上がるが、障害物などが避けきれなくなる。
  • 最終面は落雷&敵の猛攻。いつからヒルバレーはこんな地獄の様な街になったのか。


その他ゲーム版

SFCソフト「Superバック・トゥ・ザ・フューチャーパートⅡ」はこれらよりは世界観はまだ原作寄り。
ただ、終始ホバーボードに乗って進むアクションだが。

海外のみだがPCと家庭用ゲーム機でDL配信の形でリリースされた、ある意味パート4的な作品「BACK TO THE FUTURE:The Game」は脚本のボブ・ゲイル氏監修のシナリオで良質なアドベンチャーゲームになっている。
ゲーム化された中では本当に良質でいまだに日本語ローカライズされていないのが悔やまれる。
ちなみにマーティは別の俳優が声を担当しているが、声質がマイケル・J・フォックスに近い。ドクはクリストファー・ロイド氏が声を担当している。30周年記念バージョンではタネン一族の声を映画でタネン一族を演じたトーマス・F・ウィルソン氏が担当。
なお、マイケル・J・フォックスはとあるエピソードでゲスト出演している。

関連イラスト

オリジナル

Back to the Future
BACK TO THE FUTURE PARTⅢ


バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
De Lorean


パロ

BACK TO THE GATE!<-------
バック・トゥ・ザ・ティーチャ-


back to the...
バック・トゥ・ザ・フューチャー対デロリンマン



関連動画

予告編


The power of love

Part1の主題歌、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The power of love」。
ボーカルのヒューイ・ルイスもこの作品にカメオ出演をしている。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」テーマソング


【バック・トゥ・ザ・フューチャー】日本語吹き替え~4バージョン聴き比べ~


DELOREAN for iPhone 6 case


「ドク・ブラウンからのメッセージ2015」


時代が追いついた

ついにやってきた2015年10月21日

パート2の舞台となった未来世界の2015年10月21日はマーティとジェニファー、そしてドクが1985年から時空を越えてやってくる日と話題になった。
劇中の2015年と現実の2015年の違いはもちろんのこと、劇中の未来の技術が実現したか否かの比較も行われた(外部リンク参照)。
劇中に登場した未来のペプシコーラ「ペプシパーフェクト」が本国アメリカで数量限定で実現したりもした。
新聞である「USA TODAY」も特別版として劇中に登場した紙面を再現したものを発売している。


また、ドクことクリストファー・ロイドのメッセージPVも公開され、この日はBTTF2の日と言っても過言ではないだろう。

これでようやく1885年、1955年、1985年、2015年の四つの舞台が人類が通ってきた時代になった一方でパート2の未来が過ぎ去りし過去・・・いや、過ぎた未来になったのである。

余談だが、作品内の2015年に登場した様々な技術の一部は、すでに開発に成功しており、近いうちに世間でも使用されるようになるかもしれない。

カブスが優勝!?

パート2作中でマーティが街頭の巨大スクリーンを見て驚いて発した台詞が現実に。詳しくは
外部リンク:『90s チョベリー』記事・BTTFはカブス優勝以外に何を予言したか?

表記揺れ

バックトゥザフューチャー BTTF

関連タグ

スティーブン・スピルバーグ ユニバーサル
映画 洋画 SF映画 SF
タイムマシン タイムスリップ タイムパラドックス
過去 未来 1885年 1955年 1985年 2015年
デロリアン ホバーボード スケートボード
時代が追いついた

外部リンク

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