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奴が帰ってきた。奴は敵か味方か。

これは、マシーンとの物語…。

概要編集

ターミネーター2

「Terminator 2: Judgment Day」は1991年に公開されたアメリカSFアクション映画及びハリウッド映画である「ターミネーター」シリーズの第2作目。略称「T2」。

1984年に公開された『ターミネーター』の続編である。

監督製作は前作に引き続きジェームズ・キャメロン脚本はジェームズ・キャメロンとウィリアム・ウィッシャー


シリーズ最大のヒット作であり、公開当時は日本でも記録的な興行収入を叩き出した。

1990年代は入れ替え制や入場制限を行っている映画館がまだ少なかった為、連日通路まで立ち見が出る盛況ぶりとなり、社会現象化した。

よって「ターミネーター」と言えば、この「T2」を思い浮かべる人が今尚、多い位に根強い人気のある作品である。


映像面編集

視覚効果は当時としては画期的で、初めてコンピューターで製作されたキャラクターは本当の人間の様な動きを導入され、部分的にコンピューターで作られた主人公を登場させる等と最新の技術が取り入れられている。

公開当時の製作費は約1億200万ドルで、それまでに作られた映画の中で最も高額であった。


公開後は演技、ド派手なアクションシーン、本物のような視覚効果等が評価され、記録的な大ヒットを収めた。全世界で約5億2,000万ドルの興行収入を記録し、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーのキャリアの中で最高の興行収入を記録した。

この作品は、アカデミー賞音響編集賞、録音賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、ヒューゴー賞映像部門等、数々の賞を受賞する事となった。


作品として編集

ジェームズ・キャメロンが自ら監督した最後のターミネーター(キャメロン本人は本作でシリーズを完結させるつもりだったらしいが、大人の事情により他の監督による続編ry)と言う事もあり、評価そのものもシリーズ中で最も高い。

鳥山明の「ドラゴンボール」の人造人間編も、本作にインスパイアされたものである。

今でも高い支持を集めている理由はいくつか挙げられるが、概ねは以下の通り。


人気の訳編集

  • 敵役T-1000のインパクト

T-1000

チッチッチッと指を振る仕草や、独特の生気を感じれない走り方で倒しても倒しても倒しても追いかけてくる不死身っぷり等が話題となった。

ダイソン

誰もがドキドキしたものです。

エドワード

日本でもカップヌードルCMに出るなど大人気になりました。

どうせみんな死ぬのよ。あんた1人ぐらいどうって事無いわ!!

未来の救世主を育てるシングルマザーは強し。肉体改造でムキムキマッチョの聖母になりました。

人間が涙を流す理由がわかった。

「人間が涙を流す理由がわかった。俺には泣くことはできないが」

という別れの台詞が観客の涙を誘った。

  • 親指を立てて溶けた鉄の中に沈んでいくT-800の最期(溶鉱炉という記述も多いが厳密には誤用)

今日の那珂ちゃん

これも泣けるシーンなのだが、普遍的なネタのひとつになった。


1990年代初頭のスター新春かくし芸大会では全編がパロディ化され、本シーンもT-800が消滅を思いとどまるもサラによって誤って溶鉱炉に突き落とされ、中指を立てながら沈んでいくというシーンとなり笑いを取った。


あらすじ編集

1984年のターミネーターによるサラ・コナー抹殺未遂事件から10年後の1994年のアメリカ合衆国ロサンゼルス。1997年8月29日に起こり得るスカイネット人類の核戦争「審判の日」を防ぐべくサラは、後にスカイネットを開発するサイバーダイン社への爆破未遂事件を起こすが、逮捕されてしまい精神病患者として警察病院収監される。

サラにはカイル・リースとの間に生まれた息子のジョン・コナーは養父母に引き取られていたが、「審判の日」に備え母サラからの偏った教育を学んだジョンはハッキング武器知識を獲得するが、現在では実母の言動虚言妄想と憂い仲間達と非行に走る日々を送っていた。


ある日、タイムトラベルによって別々の場所に2体の男が1994年に送り込まれた。1体は10年前にサラを抹殺しようとしたターミネーターと同型のT-800・モデル101。もう1体はスカイネットが新たに製作した液体金属で構築され自由自在に姿を変えられるT-1000


2体はそれぞれ共通目標であるジョンを捜索し、ショッピングモールにいた彼をほぼ同時に発見する。

挟み撃ちした2体がジョンを抹殺すると思われたが、T-1000の襲撃からジョンを救ったのは、嘗てサラを襲ったT-800だった。T-1000の追撃を振り切った後、T-800は未来のジョンが過去の自分を護る為、鹵獲したT-800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだ事を告げる。このT-800はジョンの指示には全て従う様にプログラミングされていたのだった。

T-800の出現によりサラの話が真実である事を知ったジョンは、「審判の日」を止める事が出来るのか…。


キャスト編集

  • 旧型ターミネーター:T-800

I'll be Back無題

役:アーノルド・シュワルツェネッガー

少年時代のジョンを護衛する為、未来のジョンが鹵獲しプログラムを書き換えて送り込んだターミネーター。タイムスリップ直後にバーバイカーから奪ったライダースの革ジャン革製パンツブーツを着けた姿でサラやジョンを守りながらT-1000と戦う。武器はショットガン怪力等。

成り行きだが父親がいないジョンの父親代わりになって行き、次第に親友の様な絆が結ばれる。

前作で脅威だった変声機能が意外な所で役に立つ。


サラ・コナー

役:リンダ・ハミルトン

ジョンの実母。前作の事件後に自らを屈強戦士へと鍛え、元凶のサイバーダイン社の爆破を試みるも失敗し逮捕され、事の経緯を話すも精神病の疑いで警察病院に入院させられていた。

ジョン曰く、息子偉大指導者に育てるべく元グリーンベレー隊員等の屈強な達と交際していたらしい。

劇中で過去のトラウマからターミネーターのT-800を修理する様に見せかけ破壊しようとするが、間一髪でジョンがこれを阻止

その後、ジョンがT-800と交流している中を目の当たりにした事で「ジョンの絶対的な保護者」と悟る様になる。


ジョン・コナー(ターミネーター2)ジョン・コナー

役:エドワード・ファーロング(少年期)、マイケル・エドワー(成年期)、ダルトン・アボット(幼児期)

サラとカイルの間に産まれた息子。本作のメイン主人公。

後に対ターミネーターの人類抵抗軍のリーダーになるが、それを危惧したスカイネットが送ったT-1000に生命を狙われる。

父親がいない等をコンプレックスにしていたが、T-800との交流で次第に家族・親友の様な絆が結ばれていく。


  • 新型ターミネーター:T-1000

2022年2月2日のT-1000警帽ネクタイT-1000

役:ロバート・パトリック

過去のジョンを殺害するべく、未来のスカイネットが送り込んだ最新技術を組み込み製作された液体金属で形成されたターミネーター。

戦闘力運動能力はT-800より遥かに高く、再生能力や直接触れた物体に擬態が出来る能力等を駆使してジョンやサラを抹殺しようと行動する。

タイムスリップ後の現場で警官を殺害しその姿に擬態して以降、様々な人物と接触しその人物に扮してし殺害を繰り返す。


ダイソォン

役:ジョー・モートン

サイバーダイン社の特殊開発部長

前作のT-800の残骸(腕部)から得られた情報を基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。


役:アール・ボーエン

ペスカデロ警察病院の専門医師

はサラの理解者を装うがではサラの言動を全く信じなかった。


役:ジェニット・ゴールドスタイン

サラが逮捕された後、ジョンを引き取った養母。ジョンに対しあまり良い感情を持っていない。

T-1000に殺害される。


役:ザンダー・バークレー

ジャネルのでジョンの養父のジャネルとは夫婦仲があまり良くない。

ジャネルになり替わったT-1000に殺害される。


役:マイケル・ビーン

ジョンの実父でサラの夫。前作で1984年にタイムスリップをしターミネーターからサラを護衛する。

ターミネーターとの死闘の末に戦死。今作ではサラのに現れて彼女を励まし、息子のジョンを守るよう説得する。特別編のみ出演。


アトラクション版 "ターミネーター2:3-D"編集

原題:T2 3-D:Battle Across Time

公開期間:フロリダ版 1996-2017年 / ハリウッド版 1999-2012年 / 日本版 2001-2020年

監督:ジェームズ・キャメロン/ジョン・ブルーノ/スタン・ウィンストン


ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを含む世界3か所の"ユニバーサル・スタジオ"には、本作を元にしたしたアトラクション"ターミネーター2:3-D"が存在していた。


「2」の俳優・製作陣(そして、USJ版には玄田哲章氏、浪川大輔氏を始めとした吹替陣)が再び集結し、舞台演技と3D映像、アニマトロニクスを組み合わせた斬新な演出で「"T2"」の世界が描かれる。上演前に行われる司会者・綾小路麗華(本国アメリカではキンバリー・ダイキン)による観客いじりトークも大人気であった。


尚、フロリダ版は2017年10月に、ハリウッド版は2012年12月31日にクローズし、最後に残っていたUSJ版は2020年9月頃から続いたコロナ禍の影響による閉鎖が終わる事なく運営終了となってしまった。USJ版の跡地は2024年3月22日より「マンハッタンシアター」と名を改め、後継アトラクションとして「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石~」がオープン予定。


ストーリー編集

舞台は「T2」本編の事件後。サイバーダイン社で新製品の極秘プレゼンテーションが開かれ、そこで破壊されたはずのスカイネット・システムが発表される。未だ生きていたスカイネットを葬り去るべく、プレゼンテーションの会場に乱入するジョンとサラ。しかし会場には新たなT-1000も潜んでおり、コナー親子はピンチに陥る。

そこにタイムホールが開き、かつて二人を守ったT-800が再び現れた。ジョンは彼と共に、人間対機械の戦場と化した未来へ逃げ、そこであらゆる刺客に狙われながらスカイネットの本部を直接破壊する戦いに身を投じていく。


アトラクションオリジナルのターミネーター編集

  • T-70

サイバーダイン社の新製品として舞台上に計6体登場する「独立歩行型ユニット」。

大柄な緑色のボディを持ち、右腕にマシンガンを装備している。待ち列の宣伝ポスターによると、1回の充電につき2kmの距離を歩行可能であり、命中率は80%だと言う。

射撃デモンストレーションの直後に、会場に潜伏していたT-1000がコナー親子を抹殺する為の武器として制御を乗っ取るものの、駆け付けた味方のT-800によって阻止された。


  • ミニ・ハンター

スカイネットの偵察機「ハンターキラー」が建物に隠れた人間を抹殺する為に放つドローン兵器。未来の戦場でジョンとT-800に計4体が襲い掛かる。

内2体がT-800に撃ち落され、弾切れになった所に近づいてきた1体はショットガンの銃床で殴り飛ばされた。

最後の1体はT-800に掴まれ柱に叩きつけられて機能停止した末に、ジョンに銃口を向けていた敵のT-800目掛けて投げつけられ、共に爆散した。


ジョン...「今の知り合い?」

T-800...(倒した敵のT-800の頭を手にしながら)「大学のルームメイトだ。」


  • T-1000000(ワンミリオン)

スカイネットの心臓部であるCPUを守る巨大な蜘蛛型の兵器。T-1000と同じ液体金属で構成されており、高い再生能力を持つ本作のラスボスである。

侵入者であるジョンとT-800に襲い掛かるが、液体窒素を浴びせられて凍った所を撃たれ砕け散った。それでもなお再生し始めるが、完全に復活する前にT-800が起爆した爆弾の爆風に巻き込まれ、敵味方共に消滅した。


余談編集

  • T-1000が変身して本物の病院の警備員およびサラと対面する場面があるが、これはそれぞれの俳優の双子の兄弟を起用して撮影が行われている。

関連タグ編集

映画 ターミネーター T-1000 T-800


タカミネーター2:パロディコント。

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