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演:ジョン・モートン/コートニー・B・ヴァンス

概要編集

ターミネーターシリーズの登場人物の1人であり、映画『ターミネーター2(以下T2)』で初登場。


人物像編集

サイバーダイン社の特殊開発部部長を務める黒人男性。

妻子持ちで二児の父親。


前作のT-800の残骸(腕部やデータチップ)から得られた情報を基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダーであり、実質的にスカイネットの開発者と言える。

客観的に見れば、近未来で起きる「審判の日」の元凶とも呼べるが、本人は家族想いで善良な家庭人である。


本編での行動編集

自宅で作業していたところをサラ・コナーに襲撃され、自身を戦犯扱いする彼女に殺されそうになったが、妻子の懇願で事なきを得た。

その後、後から訪れたT-800の口から「スカイネットが暴走する未来」を聞かされた事で新型CPUの開発中止を決意した。

終盤では半ば強引にサラ達に連れ出される形でサイバーダイン社に潜入。その際に仕事のために5年間家族との交流をおろそかにした事を自嘲しながら開発中の新型CPUをで破壊していた。

スカイネット誕生を阻止するために社内のオフィスに爆弾を設置した後に駆けつけたSWATの銃撃で致命傷を負ってしまい、起爆装置を手に持ったまま絶命。そのはずみで起爆スイッチを押してサイバーダイン社と運命を共にする事となった。


その後編集

複数のパラレルワールドが作られたシリーズの性質上、その後の展開が『T2』と分岐している。


  • ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ

故人であるために名前のみの登場。

未亡人となった妻タリッサが偶然サラと再会しており、当初は夫が命を落とす原因を作ったサラを拒絶していたが、交流を重ねるうちに考えを改めるようになる。


  • 新ターミネーター2

弟のジョーダンが登場しており、マイルズ殺害容疑で指名手配されたサラを恨んでいる。


サイバーダイン社が爆破された事で本来ならば『T2』から3年後に起きるはずだった「審判の日」は回避できたものの、ダイソンの死後に軍の独立部署「サイバーリサーチシステムズ(CRS)」がスカイネットの研究を引き継いだ結果、予定より7年遅れる形で「審判の日」が起きてしまった。


歴史が変わった事で死亡が回避されて息子ダニーもサイバーダイン社に勤務する展開となった。


本作ではスカイネットの開発自体は完全に阻止されたものの、代わりにリージョンという新たなCPUが開発されてシリーズ初期とは異なる形で「審判の日」が起こる事が言及されており、結果的にダイソンの犠牲が無駄になってしまったと言える。


関連タグ編集

ターミネーターシリーズ ターミネーター2

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