曖昧さ回避
- キリスト教などにおける最後の審判を指す日。
- ターミネーターシリーズの用語の1つ。本記事で説明
ターミネーターシリーズにおける審判の日
1997年8月29日に人工知能「スカイネット」が人類に対して核戦争を起こして一瞬で30億人の人命が失われた出来事。
その後、スカイネットが作り出すロボット「ターミネーター」に蹂躙される近未来で生き残った人類が抵抗軍を結成して反撃を開始。
抵抗軍に追い詰められたスカイネットが敗北を回避するためにタイムマシンでターミネーターを過去に送り込んだ事でシリーズ1作目へと繋がる。
スカイネットが与えた影響
- 正史世界
ジョン・コナーが抵抗軍のリーダーとなり、業を煮やしたスカイネットがジョンが生まれる前の1984年にT-800をタイムスリップさせてジョンの母サラ・コナーを抹殺しようと画策。それを阻止するために抵抗軍の兵士であるカイル・リースも1984年にタイムスリップした結果、彼とサラの間にジョンをもうけるというタイムパラドックスが発生した。
- 改変世界A
『ターミネーター2』の別エンディングにおける近未来。
同作でスカイネット誕生の元凶となったサイバーダイン社を破壊した事によって「審判の日」が完全に回避された事で文明が荒廃する事なくコナー親子が平和な人生を送っていた。
- 改変世界B
『ターミネーター4』における近未来。
改変世界Aと同様にサイバーダイン社が崩壊した事で1997年8月29日に「審判の日」が起こらなかったものの、その後が描かれた『ターミネーター3』では「審判の日」が先延ばしになっただけであった事が言及されており、最終的に正史より7年遅れる形で新たな作られたスカイネットが世界各地に向けて核攻撃が行なっていた。
- 改変世界C
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』における近未来。
世界観こそ従来に近いものの、カイルがタイムスリップした1984年が1作目と異なった歴史になっており、劇中の近未来も正史世界とは異なる結末を迎えていた。
- 改変世界D
『ターミネーター:ニュー・フェイト』における近未来。
スカイネット誕生が完全に阻止されたが、未来世界で消滅寸前だったスカイネットが置き土産と言わんばかりに別個体のT-800を過去に送り込んでジョンを殺害。
その結果、良くも悪くも正史世界のフラグが消滅したものの、のちにスカイネットの代わりに開発された人工知能「リージョン」が「審判の日」を起こして別の人物が抵抗軍のリーダーとなる近未来へと改変される等、人類が存在する限りどうあがいても「審判の日」を回避できない運命が浮き彫りとなった。
関連タグ
アンドロメダ流国…『ゲッターロボアーク』に登場する未来世界の敵勢力であり、敗北を阻止するために刺客を過去の世界に送り込む展開が共通している。