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ジョン・コナー

じょんこなー

映画「ターミネーター」シリーズの登場人物。人類抵抗軍の司令官。サラ・コナーの息子。
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概要編集


ターミネーター」シリーズの登場人物であり、物語のキーパーソン。

サラ・コナーカイル・リースの一人息子。

「審判の日」にスカイネットが引き起こした核戦争の後に、人類抵抗軍の指導者となる存在。


複数の役者によって様々な年代のジョン・コナーが演じられているが、日本でもシリーズ最大のヒット作となり社会現象となった「ターミネーター2」における「10歳のジョン・コナー」をイメージとして思い浮かべる人が最も多い。

pixivに投稿されているイラストもほぼT2のものである。

T2T-800に教えたセリフ「地獄で会おうぜベイビー(Hasta la vista , baby)」も有名である。


件のT2は初登場作品で当時の設定年齢は10歳(T3の設定から逆算すると13歳なのだがどちらを信じるかはお好みで)。T1ラストで中米へと渡った母サラ、及びその愛人たちによって抵抗軍の指導者に必要な資質を叩き込まれており、銃火器の扱いやハッキングを苦も無くこなす少年に育っている。本人曰く、幼少期はいつも「ヘリで飛んで何かを爆破する」ような生活だったらしい。実父の素性についても母から聞かされており、心細い時はまだ生まれてすらいない父に思いを馳せることもあって、父親代わりとなる人物をどこか求めている。

母が精神病院に収監されたことによって信じる物を失い、アメリカの里親の元で非行に走っていたが、ターミネーターたちの来訪によって再び未来への戦いに身を投じる。


T3,T4でも主役として活躍。3では後の妻となるケイト・ブリュースターと再会、4では彼女との間に子供ができている。(2の未公開エンディングでも娘が生まれている)


T3では、T2でのサイバーダイン襲撃によってスカイネットが誕生する未来を変えたものの、心の奥ではターミネーターの襲来や機械との戦争に対する不安を抱いており、特定の住所を持たず放浪生活を送っていた。そんな中、T-850とT-Xの2体のターミネーターと遭遇し、未来が変わっていなかった事を知る。

T2と異なり、T-850とはそりが合わず度々衝突している。


スカイネットとの戦争を描いたT4では、レジスタンス指導者ではなく一兵士として登場。市街地にて人間狩りを行うターミネーターから隠れて生活している人にラジオで激励の言葉を送っており、その存在は広く知れ渡っている。

かつて自身を守ったT-800と瓜二つのターミネーターに遭遇するが、躊躇せず戦いを挑む。


T2のジョン・コナー(エドワード・ファーロング)

ターミネーター2


以降のシリーズにおけるジョン編集

T4まではターミネーターシリーズにおいて主役の一人としても重要な役割を担うジョンだが、作品を重ねるうちに扱いが悪くなりがちな傾向にある。

T4のジョン・コナー(クリスチャン・ベール)

T4・ジョン・コナー【MP28】birthday


・新起動/ジェニシス:カイルをサラのいる時代へ送り込んだ後、ターミネーターに意識を転移していたスカイネットによってターミネーター化され逆に人類の敵となってしまい、戦いの果てに死亡。


・ニュー・フェイト:T2の後、バカンスを満喫中に別個体のT-800にいきなり射殺されてしまう。新起動までと異なり成人することなく、当然ながら妻や子供に恵まれることなく亡くなる。


ターミネーターの新作が出たのですが


T3では、T2の経験がきっかけで未来のジョンがかつてのT-800と同じ外観のT-850によって殺害されてしまっていたことがT-850自身の口から判明した。

しかし、これを知ったことでT4ではT-800を前にしても躊躇せず銃撃するなど、本来辿るはずであった運命を回避している。


最新作では、サラを演じたリンダ・ハミルトンに続いてエドワードの続役が報じられ、ファンの期待も高まったが、実際にはCG合成での出演であった。それに加え、いきなりジョンが殺されてしまったこと(それも別機体とはいえT-800の手で)に関して、T2でのT-800とジョンの感動的な展開を重んじているファンからの反発も大きく、賛否が大きく分かれることとなった。だがT3の時点で、既にジョンの死亡フラグは膨らみ続けていたとも言えるだろう。


『ニュー・フェイト』での扱いについて編集

最新作『ニュー・フェイト』の監督、ティム・ミラーはインタビューにおいて、「サラ・コナーは悲劇的である時こそ最高のキャラクターであるから、それを引き立てる起爆剤が必要だった」、「サイバーダインを爆破した時点で"人類抵抗軍のリーダーであるジョン"は消えた。36歳のジョンを登場させても悲しい人物に見えかねない」と語っており、サラをベストな形で描き、尚且つ新しい登場人物が活躍できる土壌を整える必要があると考えた結果、ジョンの死を決断したという。

物語のキーパーソンであるジョンの死亡、そして前作において本物の絆で結ばれたT-800と同型のターミネーターに殺害されるという展開についてはネット上で賛否がかなり分かれてしまうことになった。ジョンを演じたエドワード・ファーロングも「全編にわたって出たかったから、がっかりした」と語っている。本人のこれまでの褒められない経緯を考えると、ある意味致し方ないと思われるが、それでも彼の演じるジョンの活躍を期待していた人たちにとっては期待を裏切ることに繋がった。

いくらサラをベストな状態で(=おそらく悲劇を抱えながらも強くあろうとする女性として)描くためとはいえ、本当にジョンを死なせるべきだったのかといわれると、すでに愛する人との別離を経験し、老年に至るまで過酷な戦いに身を置き続けてる時点でその必要性があったのかは難しいところである。



演じた俳優編集


日本語吹替声優編集


関連画像編集

T2人間が涙を流す理由がわかった。


関連タグ編集

映画 ターミネーター

苦労人


ノリ・コナー:T2におけるジョンのパロディキャラ。

未来トランクス:外見が似ていると言われている。

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