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ターミネーター

たーみねーたー

『ターミネーター』とは、1984年にジェームズ・キャメロン監督で第1作目が公開されたSFアクション映画シリーズ。
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原義「terminator (名)」とは

  1. 終わらせるもの(人)
  2. 明暗界線.
  3. 終結部位:伝令RNAが結合されるDNAの部分。(goo辞書より)
  4. ロシア戦闘機Su-37」の愛称。ロシア語読みは「チェルミナートル」。
  5. 信号波形の乱れや信号の反射などによる誤作動を防止する終端抵抗器。
  6. ゲーム『キングダムハーツ2』に登場するザコ敵のハートレス

この項目ではハリウッド映画『ターミネーター』シリーズについて記述する。

概要

当初は低予算のB級映画であったが、ボディビル出身のアーノルド・シュワルツェネッガーが演じるターミネーターの不気味な存在感や、終盤でのコマ撮りを駆使した動きが話題となり大ヒット。
デデンデンデデン」で始まるテーマ曲も有名。何をしても動じない不死身な存在を比喩して「ターミネーター」と称したりもする。
先述のgoo辞書にも今作の記述が乗るほど、世界的に認知を得た。

今作をきっかけにシュワルツェネッガーはアクション俳優として、ジェームズ・キャメロン監督は映画史に残るヒットメーカーとして、スターダムをのし上がることになる。
キャメロン自身は2作目の「T2」をもって完結とみなしシリーズから身を引いたが、その後も衰えを知らない世界的な人気から、続編映画やテレビシリーズが作られ続けている、ハリウッドを代表する人気タイトルのひとつである。

シリーズの流れ

『ターミネーター』(1作目)

原題:The Terminator
製作年:1984年
監督:ジェームズ・キャメロン
配給:オライオン・ピクチャーズ/ワーナーブラザーズ

近未来。人類は1997年に起こった「審判の日」と呼ばれる核戦争で衰退。人工知能スカイネットによって制圧されようとしていた。
しかし、ジョン・コナー率いる人類の反乱軍が、反撃の狼煙を上げる。
これを脅威と判断したスカイネットは、タイムマシンを用いて1984年の過去にターミネーター(T-800)を送り込み、将来ジョンの母親となるサラ・コナーを抹殺しようとする。一方、反乱軍もこれを察知し、サラを護衛するためにカイル・リースタイムトラベルで過去へ送り込む。
壮絶な戦いの末、T-800は破壊され、カイルは戦死。サラはジョンを身ごもり、「審判の日」に向けて備えることに。

予算僅か640万ドルのいわゆるB級予算映画だが、その10倍以上の興行収入を記録する特大ヒットを飛ばした。『コナン・ザ・グレート』以降ヒットに恵まれなかったシュワルツェネッガーは、今作で一気にスターの座をものにした。
彼のキャリアを代表する台詞でもある"I'll Be Back!"は、今作が初出。

ターミネーター2

原題:Terminator 2: Judgment Day
製作年:1991年
監督:ジェームズ・キャメロン
配給:トライスター・ピクチャーズ/東宝東和(日本)

1作目の続編で、舞台は前作の10年後(1994年)。前作でジョン・コナーの抹消に失敗したスカイネットだが、本人を直接抹殺するべく、10歳当時のジョン少年のもとへ新たなターミネーター「T-1000」を送り込む。しかし、そこへ別のターミネーター「T-800」が現れ、ジョンを護る。人類側も新たな護衛を用意したのだ。
ジョンは、母親のサラ、T-800と力を合わせて、T-1000と対決する。

シリーズ最大のヒット作として最も有名なのが、この「T2」である。
前作とは打って変わって1億ドルの特大予算が用意されたおかげで、液体金属のボディを持つT-1000の脅威が最新のVFXによって見事に描かれたほか、迫力のあるチェイスシーン、ガンアクションがてんこ盛りとなっている。

ちなみに鳥山明ドラゴンボールの「人造人間編」は、この「T2」にインスパイアされたものである。

ターミネーター3

原題:Terminator 3: Rise of the Machines
製作年:2003年
監督:ジョナサン・モストウ
配給:ワーナーブラザーズ(アメリカ)/東宝東和(日本)/コロンビア映画(世界)

2作目の続編で、前作の10年後(2004年)。
前作の奮闘のおかげで、1997年の「審判の日」は回避された。サラは白血病で病死し、ひとり遺されたジョンは青年に成長していた。
しかし、2032年の未来から女性ターミネーターT-Xと、T-800の改良型であるT-850が送り込まれ、三度戦いが始まる。T-850によれば、審判の日は回避されたのではなく引き延ばされたに過ぎず、ジョンには反乱軍のリーダーとして戦う運命が変わらず待ち受けているという。そして、その新たな審判の日とは、まぎれもなく今日その日であった。

「『T2』で物語は完結している」と譲らなかったキャメロンに代わり、『ブレーキ・ダウン』などのB級アクションで高評価を得ていたモストウが監督に起用され、当時史上トップクラスの製作費が投じられた。
派手なアクションや、さらに進化したVFXは非常に出来が良く、評価も高いものの、前作で綺麗に完結した物語にふたたび後味の悪い結末をつけた点については評判が悪く(タイムパラドックスに陥っていた時系列を見事に回収したとも言えるのだが)、前2作に比べると人気や評価は一歩劣る。

『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』

原題:Terminator: The Sarah Connor Chronicles
放送年:2008年
制作:ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン

テレビドラマシリーズ。
『T2』の続編で、『T3』とは異なる世界線。
『T2』の5年後(1999年)、コナー親子が2007年にタイムスリップして戦いに身を投じる。
少女型ターミネーターのTOK715が登場。

第2期まで作られたところで未完のまま打ち切りになってしまった。この後、ターミネーターシリーズの製作権がワーナーを離れてしまったため、続編は絶望的と言ってよい状態にある。

ターミネーター4

原題:Terminator Salvation
製作年:2009年
監督:マックG
配給:ワーナーブラザーズ/ソニー・ピクチャーズ

「審判の日」以降の近未来を舞台としており、人類と機械の全面戦争が描かれる。第1作~『T3』までの時系列に連なる続編であり、『T3』の設定を受け継いでいる。
シュワルツェネッガーは直接出演せず(当時カリフォルニア州知事だったため)、顔のCG合成によるデジタル出演にとどまった。

シリーズ最高の制作費約2億ドルがかけられたものの、興行収入は北米で約1億2500万、全世界で約3億7000万ドルとシリーズ最低を記録。現代を舞台に未来のサイボーグが戦うというそれまでのフォーマットを捨てて普通の近未来SFアクションになってしまったため、評判も悪い。
三部作として計画されていたが、大赤字を計上した制作会社の倒産と、それに伴う版権の買収により制作中止となった。

ターミネーター:新起動/ジェニシス

原題:Terminator Genisys
製作年:2015年
監督:アラン・テイラー
配給:パラマウント・ピクチャーズ

リブート作品。
近未来、人類に対して反乱を起こしたスカイネットだったが、ジョン・コナー率いる人類側の抵抗の前にとうとう敗れ去る。追い詰められたスカイネットは、ターミネーターをタイムトラベルで過去へを派遣し、ジョンの母親サラを抹殺することで彼を歴史から消してしまおうと企む。
彼女を護衛するべく、人類側からもカイル・リースが過去――1984年へと送り込まれる。しかし、そこで彼が見たものは、襲撃してきたターミネーターを返り討ちにする、老いたT-800の姿だった……。

シリーズ第二位のヒットを記録。11年ぶりにシュワルツェネッガーがターミネーター役として復帰し、老いてなお健在な姿を見せたことが話題となった。
が、あれだけ評判の悪かった『4』が可愛く見えるほどのとんでもない低評価となってしまった。
興行収入についてもアメリカ本土での興行収入はそれほどでもなかったため、新たな三部作の構想が練られていたが無期限延期となり、2017年には製作取り消しが報道された。

新作

ジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務める新作が、2019年冬に公開予定である。
ターミネーターシリーズの制作権は、上記の通り様々な制作会社の間を右往左往していたが、2019年には期限切れにより晴れてキャメロンのもとへ戻ることになっており、これを受けてのシリーズ復帰となる。

キャメロンによれば新作は『T2』の続編であり、『T3』以降に製作された作品はすべて「別の時系列の出来事か、でなければ悪い夢」扱い、つまりパラレルワールドに収容されるとのこと。

シュワルツェネッガーが『新起動』に続いて出演するほか、『T2』までサラ・コナーを演じてきたリンダ・ハミルトンもカムバックが決定している。監督は『デッドプール』のティム・ミラーが務める。


関連動画

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外部リンク

ターミネーターシリーズ - Wikipedia

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