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概要

日本の漫画家イラストレーター。代表作は『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』など。デザイナーとしての代表作は『ドラゴンクエスト』シリーズなど。
愛知県名古屋市出身、同県の清須市に在住。かつての愛称は「トリさ」。
ジャンプ黄金期を代表する漫画家の一人で、当時の「週刊少年ジャンプ」の1000票アンケートで815票を獲得したフリーザ編において記録)という伝説を持っている。(※この815票がどれくらい伝説的な数字かというと、同時期に連載されていたスラムダンク幽遊白書などが、比較すると30票程度しか獲得できなかったという意味になる。もちろんこれを超える記録はジャンプ連載作品では生まれていない)

作風

漫画の神様と呼ばれた手塚治虫氏に「ちょっと上手すぎるよね」と言わしめた画力の持ち主。その絵柄をスラムダンク井上雄彦氏からは「漫画家から見ると魅力的すぎる」ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦氏からは「漫画家からするとちょっとした発明のようなもの」と評されている。
これは鳥山がデザイナー業から漫画家に転身したのも大きな理由と思われ、それまでの日本の漫画には無かった新たな画風を生み出した。このため柴田亜美のような絵柄のフォロワーも生み出している。

キャラクターデザインシンプルで洗練されており、ドラクエのスライムなど一目で印象に残るものが多い。特にお化け怪物珍獣などの人外のデザインを得意とする。逆に苦手なものは、本人曰く「上手く描けないから永遠の課題」としている女性女体)だそうで、絵だけではなく女性心理を描くことを大の苦手としている。

細かい機微といった人間ドラマの描写は不得手であり、本人もこのあたりに真面目に取り組むことからは逃げ回っていた。特に男女の色恋の描写は大の苦手で、そのため恋愛夫婦愛の描写は流し気味でドライに見える事もある(例として、ドラゴンボールにおける一家の主にして父親達)。ちなみに『Dr.スランプ』の漫画内にキャラクターとして登場した作者自身は、未来のペンギン村カップル達が、皆そのまま結婚しているのを見て「単純なやつら」という感想をもらしている。
しかし名物編集者・鳥嶋和彦(現白泉社社長)のサポートを受け、立体的でアクロバティックなアクションや構図、シュールかつ不条理なギャグなど、突出したセンスと構成力で欠点をカバー。尾田栄一郎真島ヒロなど氏に影響を受けた漫画家は数多く、世界的な知名度も高い。
フランス政府からは芸術文化勲章を授与されている。

人物

自他共に認める面倒くさがりな性格。漫画を描く際に最初はネームを描かずにいきなり下書きから描き始め、スクリーントーンも貼るのがめんどくさい……というか好きではないのでほとんど使用していなかった。『Dr.スランプ』の舞台を村にしたのも背景を描くのが面倒だったからとのことである。ちなみにセルの模様は面倒くさいものだったらしく毎回描く際はそこが大変だったらしい。
なお近年『ドラゴンボール』は実は作画にはまったく力を入れておらず、むしろ手抜きだったため画集を出すのが申し訳ないという驚愕の発言を残している。

自動車バイクロボットなどのメカが大好き。『Dr.スランプ』では本筋とは関係なく、扉にばかり描いていたことがあった。動物も好きで、擬人化した動物が多く登場する。
また映画ファンであり、どんな構図でも資料を見ずに頭の中にイメージしただけで描けるのは、幼い頃に映画を見まくった恩恵であるとしている。画面構成だけではなく、「ターミネーター2」→人造人間編のように、好きな映画のネタやパロディをそのままストーリーに反映することも多い。

また、かなり忘れっぽいところもあり、ドラゴンボールのコミックス旧カバーにおいてヤジロベーをうっかり2回描いてしまったり、桃白白などキャラの存在を忘れたり、アニメ感動して原作漫画にアニメオリジナルキャラであるバーダックを逆輸入させた事をすっかり忘れていたり、最近では『ドラゴンボール』の前日譚である短編『ドラゴンボールマイナス』において本編と辻褄が合わない部分がいくつもあったりとネタに事欠かない。
逆にそれが氏の魅力に一役買っていると言えなくもない。

意外と知られていないが、立体造形物を作るのも得意でタミヤの模型コンテストで入選した事がある程の腕前の持ち主だったりする。面倒くさがり屋なのに。

Dr.スランプ』連載時は、氏のあまりの天然っぷりを保存しなければという理由から、ファンクラブには「鳥山明保存会」という名称が付けられた。

来歴など

貧乏な家庭に育った。地元のデザイン会社に就職するが、サラリーマン生活に嫌気が差し退職。賞金目当てに『少年ジャンプ』に投稿したところ、集英社の編集者鳥嶋和彦に「何とかなるのかもしれないから、もっと描いて送ってよ」と見いだされデビューに至った。
デビュー当時、予想以上の売り上げにより思わぬ大金を手にして使い方が判らず、札束を冷蔵庫に隠してカップラーメンをすすっていたと言う逸話を持つ。

なお、自分の漫画にはプロポーズの練習してたらバレて結婚した人食べ物かなんかと勘違いしたまま結婚した人が登場しているが、当の本人は菓子パンをかじりながら電話で世間話してたついでにプロポーズというさらに味気ない結婚の仕方をしている。嫁は当時少女漫画家だった「みかみなち」。

担当編集の鳥嶋との駆け引きの逸話も様々あり、Dr.スランプには鳥嶋氏をモデルにしたマシリトだけでなく、編集者としての鳥嶋氏も度々登場するほか、親交のある桂正和氏も登場している。ドラゴンボールでもピッコロ大魔王のモデルは鳥嶋だったり。

また、則巻アラレが主人公のDr.スランプ(構想段階では則巻千兵衛が主人公)、フリーザセルの最終形態のキャラデザ(いずれも醜い異形→すらっとした人型に変化)、未来トランクス17号&18号といった鳥山のキャラ造形にはなかった美形キャラの登場なども鳥嶋の指示である。

ドラゴンボール完結後は短編作品やイラストレーターとしての活動が主になっている。完結後も氏の作品から在住地の愛知県や清須市にもたらされる税収(本人の所得税とバードスタジオの法人税、他諸々)は凄まじいらしく、「鳥山宅から名古屋空港までの直線道路を引いた」(所謂鳥山ロード)という話が出るほど。

作中に名古屋弁を話すキャラクターを登場させたり、登場人物が中日ドラゴンズを応援するシーンがあるなど、地元愛が強い。

漫画作品

個人


合作

  • カツラアキラ

漫画家・桂正和との合作。短編「さちえちゃんグー!!」「JIYA -ジヤ-」が収録されている。
脚本は2人で作成し、漫画は桂正和1人が担当している。この2作品は銀河パトロールシリーズと名付けられ、特に「JIYA -ジヤ-」はその銀河パトロール隊員が主人公であり、この銀河パトロールの設定は後の銀河パトロールジャコに繋がる事となった。

漫画家・とよたろうとの合作。ドラゴンボールの魔人ブウ編のその後が描かれる。
氏は脚本を担当しており、それをとよたろうが漫画にし独自のオリジナル要素を入れる事もある。ネームの段階から氏のチェックが入っており、時には氏自らネームに手を加えたり修正を入れる事もある。Vジャンプにて絶賛連載中。

ゲームイラスト・キャラクターデザイン


※この他あまり一般には知られていないが立体造形のデザイン、絵本の製作など活動は多岐に渡る。

変名?

桃太郎電鉄2017でキャラクターデザインに複数参加する事が発表されたのだが、その中の一人に「なごやあきら」なる人物がいる事がニンテンドーダイレクトで判明する。
そして2017でのキングボンビーのデザインがその「なごやあきら」によってリニューアルされた事も発表されたが、そのタッチが鳥山氏の画風とそっくりなのである。
仮に鳥山氏が参加しているとして何故変名参加なのかは現段階は不明。一説では現在も集英社専属漫画家にある事から権利関係・さくま氏との個人間の依頼である可能性から変名表記だとの噂もある。

なお、ニンテンドーダイレクトに寄せたさくま氏のメッセージでは「古くからの友人」との事。
ちなみに鳥山氏は過去にスーパー桃太郎電鉄DXの頃に「メカボンビーRX」のデザインを手がけた事がある為、仮に本人だとすると二度目の参加と言う事になる。

関連タグ

スクエニ 集英社 漫画家

外部リンク

鳥山明さんのスゴイ伝説

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