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概要編集

小池一夫劇画村塾出身。

後にマンガハウスを興す。

ゲーム桃太郎伝説」「桃太郎電鉄」の作者として知られる。


ぎゃろっぷアニメ『ゲンジ通信あげだま』の原作者の一人(富田祐弘広井王子との連名)でもある。


ジャンプ放送局では局長(あくまでもチームでの役職)で長年コーナーを支えたスタッフ達の大黒柱であった。

その中のコーナー「ホビーにくびったけ!」では桃太郎シリーズの新作発売後の投稿に対してちょっとした裏話のコメントをする事もあった。

鳥山明の友人であり、Dr.スランプではたこやきまくさとして登場。

堀井雄二とは学生時代以来の友人であると同時にゲーム仲間でもあり、彼と「ボードゲームを作ってみたい」という話題で盛り上がったことが、後の桃太郎電鉄の誕生のきっかけとなっている。


桃鉄シリーズ終了騒動編集

ハドソンと一度ひと悶着起こした事はあったが、ゲーム製作では(特に桃太郎チームに)信頼を持っていた。しかしコナミハドソン吸収時に桃太郎チームが空中分解(チームメンバーが会社側から受けたソシャゲ制作の強い圧力に耐えられず次々に退職したという)に追い込まれた事が直接の引き金となって両者は深い確執に至る。結果、2012年秋、新作の制作を今後行う可能性は低い主旨を発表した。移植作品等はこの限りではないともしたが、これにより事実上桃鉄シリーズは終焉不可避と見られた。


ただ桃鉄のコアなファンの支持は厚く、これを受けてさくまは水面下で交渉を続けており、2015年春、「他メーカーから出すことを認める、そのかわりコナミ側の取り分を大きく増やす」といった相当の譲歩も含めた合意に至り、発売に向けて動き出した…が、コナミ側から後出しで「うちで出せ」と手のひらを返されたという。当然飲めるわけがなく、埒が明かないため経営陣との折衝を申し込むも無視(夫人いわく、メールを見逃している可能性も考慮して再送したというが期限切れとなったという)されたため、コナミへの不信が爆発。ついに「桃太郎電鉄」含む桃太郎シリーズの完全終了を宣言する事態となった。


この頃はコナミ側も自社タイトルに関する複数の騒動が発生しており、ついには公式でさくまとの話し合いを要望する事を表明していたが、それからしばらくは沈黙が続く。


しかし、翌2016年9月1日に配信されたニンテンドーダイレクトにおいて進行役の森本氏の代読の形でコメントを寄稿し、「桃太郎電鉄2017 立ち上がれ日本!!」で再び桃太郎電鉄新作リリースの実現がされる事となった。発売は任天堂からとなる。なお、どういった経緯で任天堂が発売元となったのかは現在でも明かされていない。


「桃太郎電鉄2020」でようやく発売元がコナミに収まっている。

これについてはコナミ側の統括プロデューサーがさくまサイドに対し「自分がきちんと作れるスタッフと環境を整えた上で責任を持ちますので、もう一度チャンスをいただけますか」とこれまでのコナミの対応とは違った、きちんと筋を通した上で申し出たことを受け、桝田省治が間を取り持つことで開発体制が敷かれたことを明かしている。

この経緯を経てコナミとの確執問題は落着、以後は良好な関係を築いている。

なお、「2017」で本当に最後にするつもりだったが、携帯ゲーム機でのリリースだった為に「大きい画面でやりたい」という声に応える形で「2020」を製作、その「2020」が想定外のメガヒットを記録したことを受け「桃太郎電鉄ワールド」の開発に踏み切ることになった。


人物編集

本名は佐久間晃(読みはそのまま)。すぎやまこういちにあやかってひらがな表記にしているという。


「仕事の鬼」の異名を持ち、基本的には妥協を許さない仕事には厳しい人物とされている。過去に二度桃太郎シリーズで厳しい意思を見せた事も(一度は自分に話を通さずに「桃太郎道中記」を出した旧ハドソン、二度目は先述のコナミに対して)。また、桃太郎伝説シリーズではシナリオにも「ダメだ。プレイヤー(読み手)の事を考えてない文章だからボツ」とスタッフに活を入れた事も。

外食好きかつ食いしん坊であり、「カニを食べに行く口実になるから」という理由で北海道の会社であるハドソンを開発元に選んだというエピソードもある。日本各地を食べ歩いた実体験が桃鉄シリーズにも反映されているが、それが遠因となって脳内出血に倒れた事もある。それも二度

いずれも仕事が一段落した途端に発症していることから、外食は背景でしかなく、むしろ仕事が減ったことがストレスになったとしか思えない。しかも一度目のときは病室で仕事をしていたほど。


これらのため、一度目は運動機能障害、二度目のときには発声障害を負った。夫人のTwitterを見る限りでは、毎日の風呂あがりの発声練習とストレッチが日課となっているらしい。上記したように桃鉄2017をリリースするときに手記を寄せる形となったことも、まともに声が出ないので放送に出演することが厳しい状況だったからと思われる。その影響がない雑誌インタビューは受けている。


2019年元旦、毎年恒例のすぎやまとの会食中に亜急性心筋梗塞を発症して緊急入院。ただし命に別状はなく、体調がある程度回復してから退院、東京にもどってから経皮的冠動脈形成術を受けて日常に復帰した。


外部リンク編集

本人のホームページ、月刊デジタルさくまにあ

本人のTwitter(@isetta_23)

夫人のTwitter(@sakumariko)

Wikipedia


関連タグ編集

ゲームクリエイター

堀井雄二:強敵(とも)。ドラゴンクエストいただきストリートを製作。

ジャンプ放送局 土居孝幸 榎本一夫 横山智佐

小野敏洋:一番弟子

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