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概要

日本のゲームクリエイター。バンダイナムコスタジオを経て、スクウェア・エニックスグループの新スタジオ「スタジオイストリア」の代表取締役を務めた。

1997年発売のPS用ソフト『テイルズオブデスティニー』で初めてテイルズオブシリーズの1スタッフとして携わり、2007年発売のDS用ソフト『テイルズ オブ イノセンス』で初めてプロデューサーを務めて以降、「テイルズオブ」シリーズIP総合プロデューサーを務めた『テイルズオブベルセリア』まで数多くのテイルズオブシリーズ作品をプロデュースした。

2016年10月にスクウェア・エニックスへ移籍し、「スタジオイストリア」の代表取締役に就任した。同社はスクエニHDの子会社であり、(事業会社の)スクエニとは兄弟会社である。ちなみにスクエニ移籍当初は社長室近くのブースにいたため、横を通りかかる幹部社員たちからは「なんで馬場さんがここにいるんですか」「ここは入ってきちゃいけないところですよ」などと驚かれまくったという。スクエニ内部でも馬場の移籍がどれだけ衝撃的だったかを物語る逸話である。

その後は新しいRPGシリーズ「Project Prelude Rune」の開発に携わっており、トレーラーも公開されていたのだが、2018年12月末にスタジオイストリアの代表取締役を退任し、翌2019年3月をもってスクエニからも退社していることが発覚。スタジオイストリアはそのまま事業停止となっている(ちなみに同社はもともと2006年に設立されていたグループの休眠会社であり、それを事業会社として再起動された会社で、事業停止後、再び休眠化されている)。

結果、ゲームクリエイターとして全く成果を出せずにスクエニから去る事態となってしまった。

馬場本人が退社の報告をした後、公の場から姿を消したままのため、なぜプロジェクトが潰えたのかの詳細は、今もなお不明である。

ただ同時期にスクエニが経営方針の変更(とそれに伴う組織再編)を行っており、それに半ば巻き込まれる形だったのは確かである。

…ここまでが、公に明確になっている馬場のキャリアである。

以降の氏の去就については一時、下記のような噂が立てられていたが、根拠が明示されていないことから、現状は与太話の域を出ていない点に注意されたい。

2020年12月、辛口ゲームレビューで知られるナカイドが、自称DW社員からのリーク情報を得て馬場がディライトワークスに所属し、サクラ革命のプロデューサーを務めていると突き止めたとの情報を動画で投稿し、以降ナカイドの動画を観たファン等によって馬場がディライトワークスに所属していると既成事実化されて拡散されている。またITメディアニュースを取り扱うWEBニュースサイトであるビジネスジャーナルを運営するサイゾー編集部がナカイドに協力を申し出、ディライトワークス社屋付近での同社従業員へ対するアポ無し強行取材を窺わせる手段によってディライトワークス社屋に馬場が出入りしているという証言を取ったとしているが、全ての情報の根源であるナカイドはそれらの情報を裏付ける確かな証拠、ソースを提示しておらず、サクラ革命サービス終了以降は馬場について一切語っていない。

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馬場英雄
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