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テイルズオブシリーズ

ているずおぶしりーず

『テイルズ オブ』シリーズとは、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売されているRPGのシリーズ各作品の総称である。
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概要

1995年12月にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)より発売された「テイルズオブファンタジア」を皮切りに、25年以上の長期間にわたり発売されているRPGシリーズ。正式略称は「テイルズオブ」。


シリーズを通じてシステムに似た部分こそあるが、基本的に各作品の世界観は独立しており、ストーリーの繋がりもない。よって特定の作品ごとにファンが付いている。



シリーズのジャンル・カテゴリーについて

各シリーズのジャンルには「~のRPG」と呼ばれる固有ジャンルがつくことも大きな特徴(下記を参照)。

テイルズ主人公

また、作品は独自内容の「オリジナル」とシリーズキャラクターが共演する「クロスオーバー」の2つに分けられる。

この区分はシリーズ25周年となる2020年に決められたもので、以前はシリーズの大本となる本編の「マザーシップタイトル」と外伝やファンディスクなどのお祭りゲーである「エスコートタイトル」の二つに大きく分けられていた。



シリーズ作品タイトル一覧

オリジナル

発売年正式タイトル略称対応機種備考
1995年テイルズオブファンタジアTOPファンタジアSFC,PS,GBA,PSP
1997年テイルズオブデスティニーTODデスティニーPS,PS2
2000年テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンTOP-NDなりダンGBC,PSPPSP版はなりきりダンジョンX
2000年テイルズオブエターニアTOEエターニアPS,PSP5周年記念作品
2002年テイルズオブデスティニー2TOD2デスティニー2PS2,PSP
2003年テイルズオブザワールド サモナーズリネージサモリネGBA
2003年テイルズオブシンフォニアTOSシンフォニアGC,PS2,PS3PS3版はユニゾナントパック
2004年テイルズオブリバースTORリバースPS2,PSP
2005年テイルズオブレジェンディアTOLレジェンディアPS2
2005年テイルズオブジアビスTOAアビスPS2,3DS10周年記念作品
2006年テイルズオブザテンペストTOTテンペストDS
2007年テイルズオブイノセンスTOIイノセンスDS,PSvitavita版はイノセンスR
2008年テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士TOS-Rラタトスクwii,PS3PS3版はユニゾナントパック
2008年テイルズオブヴェスペリアTOVヴェスペリアXBOX360,PS3関連アプリ:ビブリオテカ
2008年テイルズオブハーツTOHハーツDS,PSvitavita版はハーツR
2009年テイルズオブグレイセスTOGグレイセスWii,PS3PS3版はグレイセスf
2011年テイルズオブエクシリアTOXエクシリアPS315周年記念作品
2012年テイルズオブエクシリア2TOX2エクシリア2PS3
2015年テイルズオブゼスティリアTOZゼスティリアPS3,PS420周年記念作品
2016年テイルズオブベルセリアTOBベルセリアPS3,PS4
2021年テイルズオブアライズTOARISEアライズPS4,PS5,Xbox One,XSX,PC25周年記念作品
2021年テイルズオブルミナリアルミナリアスマートフォン

クロスオーバー


オリジナル/クロスオーバー

発売年正式タイトル略称対応機種備考
2020年テイルズオブクレストリアTOCテイクレクレストリアスマートフォン

分類なし


登場人物

パーティーキャラ、敵・ボスキャラ

登場するキャラクター等については、膨大であるため各作品タグ解説ページからリンクする方向で。


シリーズ恒例の人物

  • ~にん

うしにんやねこにん、かめにんなどその動物のような格好(傍から見たらコスプレ)をしたようなキャラ達。ちなみにコスプレではなくそういう人種(生物?)らしい。

うしにん

※画像はうしにん


リンク先参照。


リンク先参照。


リンク先参照。


  • ハーフエルフ

エルフと人間の混血(第一世代のみ)でエルフ同様魔法が使えるが、「魔法が使える人間」として人間からもエルフからも忌み嫌われている。

また、エルフと同じく普通の人間よりも長寿命であるため、周りが先に死んで孤独になることもある。

耳については人間型とエルフ耳の2パターン。


魔女っ子アーチェちゃんセイジ姉弟

※画像はアーチェ・クライン(左、TOP)とセイジ(右、TOS)


システム

シリーズで共通しているシステムがいくつかある。

戦闘関係

  • 戦闘システム

ほとんどのRPGに多いコマンド入力式ではなく、格闘ゲームのような戦闘方式をとっている。最初は横スクロールの戦闘のみだったが、3Dになってからはフリーランシステム(戦闘フィールドを自由に走れる)や当たり判定の改善などより多くの要素が加わった。

※近年の作品でも2D戦闘の作品は何作品かある(「テイルズオブハーツ」など)


  • 敵・モンスター

移動していると一定確率でバトルに突入するランダムエンカウント方式か、ボスやイベント戦闘以外は敵やモンスターもフィールド上にそれぞれの見た目をしたシンボルが徘徊しており、触れるとバトルに突入するシンボルエンカウント方式のどちらかになっている。


  • 戦闘後掛け合い

一部作品を除いて採用されている戦闘後のキャラクター同士のやり取り。チョロ甘シリーズのように幾つか定番となっている掛け合いもある。


術技関連

  • 術技

詳しくは「テイルズ術技シリーズ」の記事を参照。


  • 秘奥義

テイルズオブエターニア」から導入された各キャラ特有の必殺技。詳しくは秘奥義合体秘奥義の記事参照。


演出

  • キャラクター

キャラクターのモデリングはアニメに近い平面的な形で表現されており、キャラの声にはアニメ等で活躍する声優陣が起用される。モブキャラやサブキャラとして起用された声優が別の作品でメインとなるパーティキャラの声を演じることはある(逆のパターンもある)が、基本的に一度パーティキャラを演じた声優が別作品のパーティキャラを演じることは無い。

その為、歴代作品を全て合計すればパーティキャラを演じた声優だけでも100人を軽く超え、若手からベテランまで一度は名前を聞いた事のある声優が数多くいる。


  • ムービー

基本的にはドットやポリゴン、3D表示(シリーズや対応ハードによる)でイベントムービー等が流れるが、物語の重要な部分や盛り上げ場所ではCGアニメムービーによる演出がある。


アイテム関係

  • アイテム

シリーズの多くでは「グミ」と呼ばれる回復アイテムがメイン。他にも瀕死状態改善のライフボトルや、状態異常を治すパナシーアボトルと呼ばれるアイテムが登場する。

また、料理システムがある作品では料理を買ったり自分たちで作ったりして回復や一定時間パワーアップなどの効果を得ることが出来る。

グミ

※画像はグミ


  • 素材

作品によっては交易品と呼ばれる場合もある。宝箱や探索ポイントと呼ばれるフィールド上にあるアイテムが落ちているポイント、戦闘後にモンスターが落とすなど入手方法はたくさんある。


  • 装備

装備品は他のRPG同様宝箱から見つけたり、お店で買ったりする。しかし、装備の中には特別なイベントをこなしたり、改造(作品によっては合成やデュアライズ)、強いモンスターを倒して手に入るものもある。また、秘奥義を出すための条件に装備品が左右されることがある。「テイルズオブデスティニー」のソーディアンや「テイルズオブハーツ」のソーマは例外。


マップ&イベント

  • マップ

シリーズのパーティーメンバーは多くの国、町を回るため、マップは平面の世界地図。通称ワールドマップと呼ばれる。

ちなみにその世界の国以外にも更に別の惑星に行く作品もある。


  • 街(町)、フィールド、ダンジョン

リーダーキャラクターを操作してフィールドを移動して街やダンジョンに移動するというシステム。

かつては広大なワールドマップを移動し、街やダンジョンのシンボルに触れて入るという仕組みだったが、「テイルズオブグレイセス」以降のマザーシップタイトルではフィールド上の街(ダンジョン)のシンボルが無くなり、街道や草原のようなフィールドや森林や洞窟などのダンジョンを経由して街に入るというスタイルになった。


  • 闘技場

ゲーム中で遊べるミニゲームの一つ。

1人のキャラだけで戦うシングルバトル、通常構成のパーティで戦うチームバトルなどの挑戦項目があり、それぞれのに複数のランクがある。

基本的にはモンスターと連戦を行い、一番最上級のクラスまで目指すことが目的。

各ランクを制覇するとレアアイテムや賞金が手に入る。

時折他作品からシリーズキャラがゲストとして出演し、彼らと戦う事も。


  • サブイベント

ゲームを進めていくと、時々本編とは別にちょっとしたイベントが発生することがある。これをサブイベントと言い、キャラクターの意外な一面が見られるときもある。


  • ミニゲーム

サブイベントと同じく、ゲーム中に登場するちょっとしたゲームのこと。


乗り物

  • 公共交通機関

各街にある公共交通機関はお金がかかる場合が多いが、主人公達専用の乗り物(後述)を手に入れるまでは利用しないと大陸等を移動できない場合が多い。

主なものとして船が多いが、亀車や列車などの作品によって独特の乗り物がある場合もある。


  • 主人公達専用の乗り物

ストーリーの中盤または終盤になると多くの作品で主人公たち専用の乗り物や巨大飛行生物が手に入るようになる。

乗り物の例としては、レアバード(TOS)、リアンハイト(TOH)などがあり、巨大飛行生物の例としてはシャオルーン(TOR)やバウル(TOV)などがある。

※正確にはリアンハイトはソーマと呼ばれる道具が進化した姿、シャオルーンは聖獣と呼ばれる生き物である。

また、TOAのように乗り物が途中で変わる(前半の中盤~後半:タルタロス、後半:アルビオール)ケースや、TOX及び続編のTOX2のように乗り物ではなく最初からマップで世界の行ったところを飛んで回れるというケースもある。


その他

  • 称号

条件を満たしたりイベントをクリアすると貰える各キャラクターの二つ名。TOD2以降は装備するとその称号ごとに様々な効果を発揮するようになる。


  • コスチューム称号(または衣装変化称号)&アタッチメント

上記の中でもキャラクターの見た目を変化させる称号をコスチューム称号と呼ぶ。一方、道中に拾ったり人から貰ったり、宝箱から見つける等で見つかる装備するとキャラクターの見た目を変えるアイテムをアタッチメントと呼ぶ。


キャラクター達が行う会話や掛け合いのことで、スキットと言う名称になったのはTOSから。それ以前はチャットと呼ばれており、チャット時代からカウントすると一部の作品を除いて採用されている定番システム。

チャットからスキットに変わるとスキット名が表示されるようになった。


《以下スキットの種類》

*フェイススキット

TOS以降ほとんどの作品に搭載されているシステム。イラストは顔のみで描かれている場合が多い。※一部作品は上半身で描かれている場合もある

発生させるには普通に冒険するだけではなく、サブイベントをこなしたり、特定の場所にしばらく滞在するなど様々な条件がある。TOXではロングチャットと呼ばれる。

*ファイティングチャット

TOXで初登場した戦闘中に交わされるキャラクター達の会話。仲間同士の会話はもちろん、ボスなどの重要な戦いでは、戦闘に入ると敵との短い会話も発生する(ボスとの会話自体はTOSより存在する)。

*ショートチャット

同じくTOXで初登場したキャラクター1人~2人で行われる短い会話。フェイスチャット(ロングチャット)とは異なり、条件が揃うと自動的に始まる。


  • ガルド

テイルズオブシリーズ共通のお金の単位またはお金そのもの。ガルドを稼ぐにはモンスターを倒す他にアイテムや素材(又は交易品)を売る、依頼(クエスト)を受けて達成したり闘技場に挑むなどの方法がある。


  • グレード(GRADE)

周回プレイ時のボーナス要素。

その周回のやりこみ要素をこなしていくうちに、グレードと呼ばれるポイントが貯まる。

次回周開始時に「グレードショップ」と呼ばれる引き換え画面で、貯まったポイントと引き換えにボーナス特典を得られ、より冒険がしやすくなる。

グレードボーナスには様々なものがあり、ガルド2倍(または引き継ぎ)、経験値2倍習得、武器引継ぎ、アイテムの所持可能数増加などがある。


その他

アニメ

テイルズオブシリーズは基本的にゲーム作品であるが、シリーズ中幾つかのタイトルはアニメ化がされている。


詳細は各記事参照。


テイルズオブフェスティバル

2008年から始まったイベント。基本的にゲーム出演キャラの人気上位キャラを演じている声優が登場する。内容は主題歌などのライブや最新ゲーム情報がメイン。

なお、その中のスペシャルスキットと呼ばれるコーナーは本編やドラマチックDVD(ゲーム特典)よりもいい意味で更にグダグダなキャラスキットが聞ける。

詳細は『テイルズオブフェスティバル』の記事を参照。


人気投票

公式で行われる人気投票。詳しくは「テイルズオブ人気投票」の記事を参照。


Pixivにおける扱い

Pixivではこれらの作品群全般を指す場合、一般的に「テイルズ」または「テイルズオブ」でのタグ登録が多い。ひとつの作品を指す際には「TOP」のような略称が最も多く登録されている。


関連イラスト

15th!we love TALES!主人公ズ20thセンシティブな作品


関連タグ

全般ジャンルRPGゲームアニメ
呼び方・表記テイルズテイルズオブTales
ゲーム制作バンダイナムコエンターテインメントナムコ・テイルズスタジオ
主なアニメ制作プロダクションI.GufotableWIT STUDIO(アプリ版大部分)
主なキャラデザ担当(外部)いのまたむつみ藤島康介中澤一登(TOL担当)/椎名優(TOCTOW担当)/松原秀典(TOtR担当)
主なキャラデザ担当(バンナム内部)奥村大悟岩本稔
主な音楽担当桜庭統椎名豪
二次創作タグテイルズオブ(二次創作)を参照。
その他ケロロRPGナムコ・テイルズスタジオ監修作品。この作品をきっかけに、移行の作品で中の人ネタが急激に増加した。ガーディアンテイルズ…KONG STUDIOSが開発したRPG。テイルズオブガーディアンではないため意識してないと思われるが、元々ゲームやアニメのパロディの多い作品。テイルズウィーバー…2003年6月5日にNEXONより定額課金タイプでリリースされたMMORPG。後に基本プレイ無料化している。スマホゲーム版であるセカンドランという名前が決定した2021年に商標登録しているTails of ironSpace lizard studiosから2021年9月17日に発売したアクション性の高いアドベンチャーRPGで、PS5、PS4、Switch、Xbox、PC、Steamなど多くの方法でプレイが可能である。「テイルズオブ」とつくが関係性はないと思われる。ダークテイルズ…Sky Entertainment Network Limitedより2023年4月11日にリリースしたフルオートRPG。ゲーム性が全く異なるため意識はしてないと思われる。クロステイルズケムコから2023年9月17日にPS5、PS4、Xbox、Switch、Steam用に販売されたシミュレーションRPG。関係性はないと思われる。テイルズ・オブ・ザ・シャイヤロード・オブ・ザ・リングの新作として名前が発表された作品。ロードの部分をテイルズにしただけで意図はないように思われるが、ロゴが似ている点からパクリだとSNS上では騒ぎになっている。ちょろ甘ですね…テイルズオブシリーズといえばこの台詞。

関連コラボ(無期限)

アナザーエデン 時空を超える猫

テイルズオブ作品がコラボとして出張している作品は数多くあるが、スマートフォン/PC向けシングルプレイ専用RPGの「アナザーエデン」のみ2020年12月開始から第一弾が、2022年12月から第二弾がそれぞれ無期限でコラボを開催している。

また、コラボ元の何らか(キャラクターや専用装備など)を獲得するのにガチャ等を回す必要性がなく、全てがコラボイベントをプレイするだけで獲得可能となっている。


第一弾 クレス、ユーリ、ミラ、ベルベットを獲得可能。特設サイト お知らせページ

第二弾 ロイド、コレット、アルフェン、シオンを獲得可能。特設サイト お知らせページ


補足

イベント用に新規にスキットが追加。第二弾の方もアルフェン達をスキットで見ることができる。

戦闘後の掛け合いが追加。第二弾追加の際に第一弾のキャラを混ぜた掛け合いも新規に追加された。

第一弾では作った料理が弁当(戦闘以外いつでも使える全員全回復のアイテム)になり、第二弾ではコラボイベントが優位になる特殊効果付属の野営が可能となった。

イベント加入時点では☆4だが、イベントスコアを稼ぐことなどにより☆5にすることができ、☆5にすることで秘奥義が解禁される。秘奥義を一度でも使用することで解禁されるスキットもある。

第一弾ではDEEN氏が「間違いない世界。第二弾では感覚ピエロ氏がthe lightをコラボ用OPとして作成した他、それぞれに桜庭統氏や田村信二氏が原曲のアレンジ曲やコラボ用の新曲を提供している。


コラボPV




新曲・アレンジ曲紹介動画

(第一弾の曲はアナザーエデンのオリジナルサウンドトラック4に、第二弾の曲は5に封入)





外部リンク

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