概要
アイレム(及びそこから独立したグランゼーラ)の絶体絶命都市の流れを組むゲーム。
絶体絶命都市シリーズはカオスな選択肢を楽しむ………もとい災害(人災・自然災害含む)で壊滅する都市を生き延びるゲームであるが、この巨影都市は怪獣や宇宙人が起こす災害から逃げるゲームとなっているのが特徴。ただしアイレムお得意のカオスな選択肢は健在であり、災害から生き残る真面目なサバイバルゲームだと思って購入したプレイヤーがその混沌とした内容に困惑することもよくあったとか。
ウルトラシリーズやゴジラシリーズ、ガメラシリーズなどから巨大ヒーロー・怪獣が参戦し、それらの世界の一般市民の気分を味わえる。ここまでの共演を果たした作品はいまだかつてない。しかし各作品からの巨影襲撃は独立した出来事とされており、作品同士のクロスオーバーは行われない模様。
また、エヴァンゲリオンやパトレイバーでは、外部スピーカーで足元の人間に話しかけるというシチュエーションが原作ではあったが、本作では原作キャラのセリフは無い(エヴァはともかく、特車二課はレイバーの足元に人が彷徨いてたら警告しなきゃ不味いんじゃないか?と思わなくもないが…まあ第2小隊だからなあ)。ただし原作でのシチュエーションは結構再現されており、(エヴァ初号機の暴走や、テレポートしてくるダダなど)。原作ファンならニヤリとする演出が多々含まれている。
…まあ、それぞれの原作を知れば分かると思うが、ゴジラやキングギドラ、さらにガメラやギャオスといった世界最強クラスの巨大怪獣が暴れまわり、そのうえ侵略宇宙人も襲来し、あまつさえサードインパクトすら発動しかねない状況という収拾にウルトラ戦士が10人ぐらい必要な地球終了のお知らせ状態になっている。ぶっちゃけレイバーがあっても汎用人型決戦兵器があっても焼け石に水な事態である。
真剣にこの地球を救おうと考えれば、チートラマンたるウルトラマンゼロが、ウルティメイトブレスレットをフル活用して戦い、ティガもグリッターティガになってくれる事を期待するか、ウルトラ兄弟がもっと援軍にきてくれる事を期待するぐらいしか、この事態を収拾など不可能なレベルの惨事である。
参戦作品
ゴジラシリーズ
ウルトラシリーズ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版
平成ガメラ
機動警察パトレイバー
週刊トロ・ステーション
※特典シナリオのみ。
オリジナルキャラクター
- 三崎ケン(CV:佐藤拓也)
- 松原ミハル(CV:明坂聡美)
- 香野ユキ(CV:上田麗奈)
- 大塚秀靖(CV:竹内良太)
- 柏木リサ(CV:甲斐田裕子)
- 柴田亮二(CV:河合みのる)
- 武藤克宏(CV:奈良徹)
- 山村美穂(CV:許綾香)
- 山村伸治(CV:相馬康一)
- 藤原徹(CV:志賀麻登佳)
- 深沢ひとみ(CV:慶長佑香)
- 片桐光雄(CV:郷田ほづみ)
- 小田哲哉(CV:堂坂晃三)
- 沢田美月(CV:松井暁波)
- 佐々木治臣(CV:杉崎亮)
- 浅野耕介(CV:河田吉正)
余談
公式HPでは作中に登場するヒーローや怪獣からの被害について『空想科学読本』で知られる柳田理科雄氏が研究文を寄稿している。
変換の面倒を嫌って虚栄都市と書かれることも。
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なお、本作参戦作品の内、特に機動警察パトレイバー関連は劇中描写からどうやら最初からこの世界にある(=巨影ではない)ことが示唆されている。