CV:上田麗奈
概要
今作のメインヒロインとなる女性。主人公との関係は選択可能で、友人にも恋人にもすることができる。男性女性いずれの主人公を選択しても、彼女がヒロインとなる。
主人公が彼女と公園で待ち合わせの約束をしていたところから物語は始まる。その後は主人公と共に、次々と出現する巨影の脅威から逃げ回る事となる。
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以下、巨影都市のネタバレが含まれます。
これから私はあなたにありがとうを、いいえ、ごめんなさいを言わなければなりません
本名、山村ユキ。実は彼女は本編開始の2年前、交通事故に遭いすでにこの世を去っている。
その正体は人間ではなく、宇宙を一人様々な知識を得ながら旅をする『思念体』と呼ばれる地球外生命体である。
ある星系を訪れた際、自分の持つ知識の悪用を企み宇宙の支配を企む「影」と呼ばれる生命体の襲撃に遭って大きなダメージを負い、地球に流れ着いた。
影が自分を追ってくることを察知した思念体は、力が完全に回復するまで防衛手段を持たない自分を守ってくれるボディーガードとして、たまたま街を歩いていた主人公の記憶に干渉し、自身を「守りたい存在」と認識させると自身の力の一部を与え、影の脅威から自分を守るように仕向けていたのだった。なお死んだ山村ユキにそっくりなのは、彼女の霊魂と融合し生前の姿を借りていた為だった。つまり巨影を呼び寄せていたのは、主人公ではなく彼女の方である。
そんな中、偶然ユキの家族と出会い彼女の意識が復活した事に気付いた思念体は、それ以後はユキの心の中に潜み、彼女の意思に自由に行動させ自身は行く末を見守るようになった。それと同時に自分を追ってくる影からユキの家族を遠ざける為、主人公達と共に遠くの海へとワープさせた。
その後は一連の主人公の行動や力の悪用を目論む人間達の姿等様々な脅威を経験し、主人公達を評価し、力を取り戻すとエンディングにて遂に正体を明かす。その際に無関係だった主人公を脅威に巻き込み、ユキを永遠の眠りから目覚めさせてしまった事を謝罪。「守ってもらったのが貴方でよかった。訪れたのがこの星でよかった」と告げ、再び宇宙へと旅立って行った。
彼女が地球を去ったのち、彼女に関する記憶は主人公以外の人物から消えてしまった。またこれにより影も宇宙へ去っていったため、一連の騒動は幕を下ろした。