ピクシブ百科事典

ガメラ

がめら

特撮映画『大怪獣ガメラ』および同映画シリーズに登場する架空の怪獣。
目次[非表示]

概要

大映(現:角川映画)の特撮映画作品『大怪獣ガメラ』シリーズに登場する、二足歩行が可能な、巨大なカメに似た怪獣。

首


モデルがワニガメだとされているので、モチーフに忠実にするならばこのような見た目にもなるだろうか。ただし、具体的なモデルや着想元に関しては今だに諸説あり、明確なことはよくわかっていないらしい。

特徴

見た目は直立二足歩行をする巨大な。大きく開く顎には牙が並んでおり、特に下顎の両端から上方に伸びる大きな一対の牙が印象的。この牙の用途は攻撃以外には不明だが、考察次第では戦闘時における眼の保護用ともとれなくもない。

昭和版では口から噴射する巨大な火焔、平成版ではプラズマや他のエネルギーで生成した火球を発射し、主要な攻撃手段としている。物理的には燃焼しないはずの物質も瞬時に燃焼させることができる

甲羅に手足または後ろ足だけを引き込み、引き込んだ部分から火炎を噴射して飛行する能力がある。飛行速度は非常に速く、大気圏内では音速の3倍以上、宇宙空間では亜光速にまで達する。三半規管が特殊なため、回転ジェットや超高速での飛行にも耐える。その極めて特殊な飛行方法により、おそらくは体力をほとんど消耗せず地球上のほとんどの場所に短時間で到着し、宇宙空間へも容易に進出できる。

空中から地中や海中に至るまで地球圏のほぼ全域における活動を可能としており、その範囲は宇宙空間にまで及ぶ。吐く炎は宇宙空間でも機能する。

あまり有名ではないが、パワーファイターでもあり、体重差のある怪獣(ジャイガー)を楽々と投げ飛ばしたり、2倍以上の体躯と3倍以上の体重を持つ敵(レギオン)と取っ組み、長時間足止め出来るほどの膂力を持っている。

恐ろしげな姿に相反し、弱者、特に人間の子供や自然を労り、守護する性質を持つ。高い知能を持つとされ、人間の言葉を理解し、傷つけないように注意を払って力加減や行動をするなど他者への配慮にも優れる。人間や宇宙人の構造物や兵器を効果的に利用する、UFOを修理する、超アクロバティックな動きを披露する、戦略的に自爆して新たな肉体を得て生まれ変わる、などのこともできる。

生命力に溢れるのも特徴であり、もはや生物の常識の範疇を超えて異常なほどに打たれ強い。人間や普通の生物なら即死または瀕死になるような傷でも戦闘が継続できるだけでなく、「怪獣」のレベルで見ても、普通なら復活できない状態からも更に強化して復活してしまうほど。
回復速度も桁違いであり、時間をかければ大怪我も全快してしまう。

  • 上腕が吹き飛ぶ、腹部から背中にかけて大きな穴が開く、その状態から自分よりも少し身長がある敵の大群相手側に(人間と協力して)生き残り勝利する、脳天を含め全身を貫かれ切り刻まれる、人口50万人以上の地方都市を吹き飛ばしクレーターにするほどの爆発の爆心地にいても、体表が炭化するだけで復活するetc.。

体重の設定

よくネタにされるのが身長と比較して軽すぎる体重設定であり、昭和時代では30t、平成時代では1999年の個体で90t、そしてその中でも最も重いとされる2006年の個体ですら900tしかなく、そのため科学的考察での算出結果によるとガメラは立っているだけで風船の如く浮き上がってしまうとか竜巻を起こすほどの回転ジェットにより自ら焼肉&ミンチと化してしまうとか言われている。

もっとも、そんなことを気にしていては特撮なんて楽しめないのはその考察本の著者が一番知っているだろうが。

容姿の変容

ガメラ御三家2


よく引き合いに出されるゴジラと違い、シリーズを通しても作品ごとに容姿や能力、出自に大きな違いが見られる。なので「ステレオタイプ」がゴジラよりも安定していない。全シリーズに共通するのはワニガメがモデルである点だが、昭和シリーズでは淡水棲のカメ、平成シリーズでは海亀の意匠が強く、角川版はリクガメ(ケヅメリクガメ)がモチーフである。

  • なお、ゴジラと違い、版権元が三度も変更されているのでそれぞれの版権ごとに種類や容姿が大きく異なるのもある意味自然なことである。

以下、種類別(というか版権元別)および年代別に分類。それぞれの特徴は該当項目を参照。(出資元が)何度も倒れても再び復活するシリーズはまさにガメラそのものを体現しているといっても過言ではないだろう(たぶん)。また、興味深いことにそれぞれの版権元での第一作目では「小亀と少年」の関係が描かれている。

昭和ガメラ昭和シリーズ

大怪獣 ガメラ



平成ガメラ平成シリーズ

ガメラ1999



角川ガメラ

ツイッター1時間お絵描き其の23



2015年版ガメラ

GAMERA



その他のガメラ

キャノンガメラ・スケルトンガメラ

コロコロコミックに連載されていた故・谷上俊夫作、レッドカンパニー協力の漫画『プラモ改造武闘伝ガンキッド』にてガメラの玩具を改造して作ったものという設定のキャノンガメラスケルトンガメラの2体が登場。

キャノンガメラは1995年版ガメラの電動玩具をベースに『マクロス』に登場したファランクスのミサイルポッドをデンデン太鼓状に配列したようなデザインの改造モデルであり、ミサイル増設を最大限に利用した超回転ジェット「ガンキッド・グルグルデリンジャー」という必殺技を持つ。
ちなみにこれらの機械パーツをどう皮膚の上から装備したかというと、針金で輪っかを作り手足や腰にはめ、その上から武器・装甲を接着している。

スケルトンガメラはさらに複数のプラモパーツを組み合わせて作られたミキシングモデルで、キャノンガメラが素体の要素を残したサイボーグガメラならばこっちはさしずめメカガメラとも言うべき完全なロボット怪獣の如き姿なのが特徴。

劇中ではこの2体の対決が描かれたが、最後はVF-19を改造したジェノサイドバルキリーが舞台である孤島を原子破解砲で消滅させようとした際にそれを骨だけになったスケルトンが頭突きで砲塔仰角をそらし、次いでキャノンが甲羅に残っていたファランクス、グラージの腕でフルバーストを行い、スピードの出る機体にいい気になった魔王グラインダーは機転の悪さに敗北を喫した。
ガメラがスパロボに出る時はきっとこの漫画だと思う。

余談

ちなみに本作ではゴジラの改造例も存在しており、2話目ではベクタード・ノズル10基装着で飛行できるようになったVFゴジラスーパーメカゴジラの胸を盾、メーサーを手甲にしたKINGゴジラの戦いが描かれている(ただしVFゴジラの斬新過ぎる強化方法は劇中ではグレートファイブ並みに冷ややかに冷遇され、布団の中でこっそり作ったという設定だった)。

とは言え、この改造ガメラと改造ゴジラが実際に戦う機会はなく(まぁ、4+1社との契約内容に“誌上に留めること”とでもあったのだろうが)、納得する者はおるまいがゴジラとガメラが同じ作品に登場した世紀の幻であった。

どちらもかなりマニアックな存在だが、この頃のコロコロ誌上では映画漫画の地位はとても低く、特撮が俳優登竜門と呼ばれたように坂井孝行も最初はゴジラを回されたといい、さらに当時のコロコロ編集部は『レッツ&ゴー』と『ザ・ドラえもんズ』などの新連載ラッシュが災いし、この作品を単行本化しておらず本作を閲覧するのは困難になっている。
映画漫画は地位が低いと書いたのはそのためだが、あの時代、……錯覚ではなく怪獣漫画以上のものはなかったことを付け加えたい。

ゴジラとの対決

ゴジラvsガメラ
Gamera vs. Godzilla Wallpaper
対極のG


おなじ日本代表を怪獣である両雄の対決は昔から非常に多くの人々に切望されてきたものであり、夢の対決として扱われている。が、そもそも権利会社が違う上、多くの大人の事情により実現への道は遠いのが実情である(動画はここを参照)。

なお、某漫画には両者の融合体のような怪獣ゴメラが出てくる。

夢の対決
大巨獣頂上決戦(改)



その他

ゴジラのようにハリウッドへの進出を期待する声も少なくないが、国内での復活も2018年の現在まで未定であるので、こちらもまた未知数である。そうなった時の見た目はどうなるかも予想はできないが、某著名人はゾウガメ型を推しており、無難なのはこのような感じだろうか。

海外の映画監督の一人ティム・バートンはガメラが割とお気に入りなのか、自作の一つの『フランケンウィニー』には巨大化した二足歩行の亀の怪獣が出てくる。

カプセル怪獣として出張経験あり。また、鳥山明の『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』の世界にもモブキャラとして出てくることがある。

関連イラスト

嵐の決戦
GAMERA
ゴジラ&ガメラなう
彼らは名作です。
亀ポケモン
わたしはガメラを許さない
和ベンジャーズ
ガメラ
カメックス-化石プテラ覚醒-
玄爺空を往く
フシギバナ
守護神 & 邪神



関連タグ

怪獣 大映 ガメラシリーズ ガメラ怪獣 ガメラ100users入り カメ
特撮 ヒーロー ダークヒーロー
ウルティメイト・プラズマ バニシング・フィスト
バルゴン ギャオス バイラス
ギロン ジャイガー ジグラ
レギオン イリス ジーダス
宇宙ギャオス ギャオスハイパー
子ガメラ - 『ドラゴンボール』に出てくる亀仙人の奴隷。
三尾 - 岸本斉史作の漫画『NARUTO』に登場する魔獣尾獣の一体。ガメラをモチーフにしたのかは判然としないが、怪獣をモチーフにしていることは判明している。また、ガメラが横回転するのに対して縦回転する。あんまり関係ないが、同じ尾獣の四尾も、上記の『ドラゴンボール』の主人公へのオマージュである。
サトシゼニガメ - ハイドロポンプがそのまんま回転ジェット。
ドラゴンボール - 亀仙人のペットとしてまんま本物が登場する(他にもバラゴンなどがいる)。
スターダスト・ドラゴン - ガメラの鳴き声が利用されている。
ヤンガリー - ある意味では兄弟/兄妹とも言える。

pixivに投稿された作品 pixivで「ガメラ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2483613

コメント