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概要

大映徳間書店KADOKAWAの特撮映画作品『大怪獣ガメラ』シリーズに登場する、二足歩行が可能な、巨大なに似た怪獣。

以下の様に独自のキャラクター性を持っており、ゴジラシリーズとの差別化に成功した。

評価

巨大特撮ヒーローとしては(1年の差とはいえ)ウルトラマンよりも先輩であり、とある海外の著名な評論家も「最も愛すべき怪獣の一種」と述べている。

「戦争の恐怖と核兵器の恐ろしさ」を描いた初代ゴジラとは異なり、ガメラは「戦争や大人の都合で子供を支配・洗脳しようとする大人」を見てきた湯浅憲明が、「子供達が常に安心して信頼できるヒーロー」を作りたいという願いの下に生み出されたとされる。そのため、ガメラの能力や性質の多くの部分がゴジラとは対照的にデザインされている。

調布市では、(ガメラの影響で生まれた大魔神や、鬼太郎をはじめとする水木しげるのキャラクター達と共に街のイメージキャラクターとして採用されており、「ガチョラ」という公式の応援キャラクターもガメラに由来して命名・デザインされている。

また、11月27日は「ガメラの日」と呼ばれ、Twitter(X)では専用のタグが使われる。大橋明は、『ガメラ2』における徳間ガメラのイメージにブルース・リーを投影しているが、ブルース・リーの誕生日も11月27日である(参照)。また、大魔神ダイモンを演じたり『鯨神』などにも出演した橋本力もブルース・リーとの関わりがあった。

また、大映とガメラシリーズも以下のように特撮や怪獣映画というジャンル自体に影響を与えてきたとされる。

  • キングコング』と『原子怪獣現わる』を日本で配給したのが大映
    • この時の大映による『キングコング』の1952年のリバイバル上映は、戦後の日本における最初の怪獣映画のリリースであり、同じく大映による1954年の『原子怪獣現わる』の配給と併せて1954年の『ゴジラ』の制作に影響を与えたと複数の資料で指摘されている。
  • ゴジラシリーズが恩恵を受けてきた「六社協定」を主導したのもガメラの生みの親の永田雅一
    • 「六社協定」によって東宝以外の映画会社が安易に怪獣映画を作ることができず、大映の『鯨神』と『大怪獣ガメラ』以降に『大巨獣ガッパ』や『宇宙大怪獣ギララ』などの他会社の怪獣作品が急増した。一方で、ガメラの前身である「ダゴラ」と「ネズラ」は、「六社協定」の影響からか当初は従来の東宝の様な怪獣映画ではなく、生きた動物を使った作品にしようとしていたが、そのために失敗し、結局大映は東宝に近いスタイルの『大怪獣ガメラ』へと方針を変えた。ダゴラとネズラも後年に短編が制作されている。
    • 永田雅一の尽力によって、日本映画の窮地を救おうとする日本政府の施策として「映画輸出振興協会」が設立され、『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』や『大魔神逆襲』などの大映作品、『大巨獣ガッパ』や『宇宙大怪獣ギララ』などの別会社作品の数々も税金からの融資を受けた。
    • 戦後の日本初のSF特撮として『虹男』と『透明人間現わる』が大映によって製作され(これを主導したのも永田雅一)、これらには円谷英二有川貞昌荒木秀三郎が参加し、なんと(公職追放東宝争議の影響で)円谷たちは大映に入社しようとしていたが実現しなかった(この3名は『幽霊列車』など他の大映作品にも参加しているし、永田雅一と円谷の関係性は1930年代から続いてきた)。その後、数々の大映による特撮が生まれた一方で、東宝以外の会社が「六社協定」によって怪獣映画を作りにくい傾向がガメラシリーズの成功によって打ち破られたが、大映のみが円谷の力を借りなかった。また、東宝は『透明人間現わる』の後発作品である『透明人間』を制作している。
    • ピープロダクションの設立にも大映の影響が非常に大きかった。
  • ゴジラシリーズもガメラに影響を受けてきたとされている。
  • 平成ガメラ三部作以降の特撮界全体が平成三部作から影響を受けたとされており、とくに平成以降のウルトラマン仮面ライダーへの影響が強いとされている。

しかし、後述の通り、2度も版権元が変わる(親会社の2度の経営破綻)という憂き目を見ただけでなく、阪神淡路大震災の影響を受けたなどの様々な逆風のために、制作や配給が非常に厳しく(たとえばバイラス以降の昭和の敵怪獣は全員が宣伝費の削減のために一般公募で名付けられた)、海外展開もろくにできず、経済的に不利な相手であるゴジラシリーズとの競合を避けるために続編や新作が何度もキャンセルされ(徳間書店は1990年代に、角川は2002年に『ゴジラvsガメラ』を東宝にオファーしたがどちらも実現しなかった)、ガメラや大魔神だけでなく大映特撮自体が(とくに若年層や海外からは)「忘れられた大家」になってしまった。

しかし、クッパやポケモンだけでなく、知名度が保たれるフォローが様々な場面でされてきたため、長らく新作がなかったり海外展開がほとんどできなかったにもかかわらず、国内外にも根強いファンが多い。以下は、そのごく一部の例である。

その他

現実では、偶然なのかやたらと「中国」との関わりが強く、『ガメラ大怪獣空中決戦』では徳間ガメラスーパーギャオスのデザインが古代中国文化の影響を受け、『ガメラ3』では四神と明確に関連付けられた。また、玄武は中国で最も親しまれている四神である。更に、上記のシネミス・ガメラも今の中国に生息していた古生物である。また、中山忍も中国でかなり有名である。

  • 最近のゲーム界で台頭してきている「Gamera Games」という中国に拠点の一つを持つゲーム会社もおそらくガメラから名付けられている。欧米にも「Gamera Interactive」というゲーム会社が存在する。

外見

見た目は直立二足歩行をする巨大な亀そのもの。大きく開く顎には牙が並んでおり、特に下顎の両端から上方に伸びる大きな一対の牙が印象的。この牙の用途は攻撃以外には不明だが、考察次第では戦闘時における眼の保護用ともとれなくもない。

エネルギー源

全個体に共通して、火、電気、放射能を中心とした「熱エネルギー」が主要なエネルギー源とされる。そのため、人間や怪獣がガメラを攻撃してもガメラは逆に喜ぶ場合があるとされる。

平成三部作では地球の生命エネルギーである「マナ」を操ったり、『小さき勇者たち』ではアヴァンガメラの残した「赤い石」やそのエネルギーを取り入れた「紅真珠」も重要な栄養源とされていて、『GAMERA-Rebirth-』では「オリリウム」と呼ばれる物質もガメラの回復を促す効果があるとされている。

上記の通り、動植物を一切食べない。何かを食べている描写は、『GAMERA-Rebirth-』と『おでかけ子ザメ』のコラボアニメにておにぎりを食べている描写が初めてであった。

性格・知能

恐ろしげな姿に相反して弱者、特に人間の子供や自然を労り、守護するという性質を持つ。動物無垢な怪獣も助ける可能性があるとされる。

時には、自らの命を投げ出しても地球や人間を守ろうとする。しかし、人間からは誤解されて攻撃される事も少なくなく、それが原因で敵の怪獣にその状況を利用されてしまうこともある。

さらに知能も非常に高く、人間の言葉を理解し、人間とテレパシーで交信したり、人間を傷つけないように注意を払って力加減や行動をするなど他者への配慮にも優れる。他にも人間や宇宙人の構造物や兵器を効果的に利用する、UFOを修理するといった器用な真似もできたりする。

昭和ガメラが恐ろしい怪獣として描かれた『大怪獣ガメラ』や『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』の初頭でも、後年に出版された書籍には重大な裏設定が掲載されており、ガメラも人間の被害者だったとも言える部分がある。

  • ガメラとモスラの両ヒーローには、最初の作品では後と異なり日本を襲う一方で特定の対象に愛着を示す存在として描かれ(人間側の事情によって暴れたというのもある)、古代文明との関係性、動植物を襲わない、テレパシーや転生などの超常的な能力を持つなどの経歴上の類似点が多いことが指摘されている。

能力

火炎・電撃など

昭和版では口から噴射する巨大な火焔、平成以降ではプラズマや他のエネルギー生成した火球を発射し、主要な攻撃手段としている。昭和版の吐く炎は宇宙空間や水中でも機能し、平成版の火球は物理的には燃焼しないはずの物質も瞬時に燃焼させることができる。

令和の新作である『GAMERA-Rebirth-』にて電撃系の能力が増え、こちらでは荷電重粒子をも武器としているが、電撃系の能力は昭和時代から設定などに存在し、たとえば昭和版も甲羅からは電気を発射し、プラズマ火球も超放電現象とされている。

また、派生技として「バニシング・フィスト」や「ウルティメイト・プラズマ」や「トト・インパクト」や「燼滅手」などが存在する。

一部の媒体では、熱線や風速1,000m以上の暴風を口から吐いたり、爪には毒があるとされている。

移動能力

甲羅に手足または後ろ足だけを引き込み、引き込んだ部分から火炎やジェットを噴射して飛行する能力がある飛行速度は非常に速く、大気圏内では音速の3-3.5倍以上、宇宙空間では亜光速にまで達する。三半規管が特殊なため、回転ジェットや超高速での飛行にも耐える。その極めて特殊な飛行方法により地球上の殆どの場所に短時間で到着し、宇宙空間へも容易に進出できる。

また、回転ジェット以外にも、頭部と両腕を出した状態での飛行形態では、二作目以降より「ウミガメが前肢のヒレを広げて泳ぐ」姿を彷彿とさせる、「前肢を翼状のヒレに変化」させ、飛行翼のようにしている点が挙げられる。

空中から地中や海中に至るまで地球圏のほぼ全域における活動を可能としており、その範囲は宇宙空間にまで及ぶ。

身体能力

あまり有名ではないが、かなりのパワーファイターでもあり、体重差のある怪獣(ジャイガー)を楽々と投げ飛ばしたり、2倍以上の体躯と3倍以上の体重を持つ敵(マザーレギオン)と取っ組み、長時間足止め出来るほどの膂力を持っている。

それでいて素の運動能力も高く、作品によっては超アクロバティックな動きを披露する。

このため、パワーと機動性を兼ねそろえており、格闘戦も得意である。

昭和ガメラは、体重80tなのに5万tの物体を持ち上げると設定されている。

生命力

生命力の強さも特徴であり、もはや生物の常識の範疇を超えて異常なほどに打たれ強い。

人間や普通の生物なら即死または瀕死になるような傷でも戦闘が継続できる。

平成期の作品でも、上腕が吹き飛ぶ、腹部から背中にかけて大きな穴が開く、その状態から自分よりも大きい敵の大群相手側に(人間と協力して)生き残り勝利する、脳天を含め全身を貫かれ切り刻まれる、人口50万人以上の地方都市を吹き飛ばしクレーターにするほどの爆発の爆心地にいても、体表が炭化するだけで復活する、自爆しても時を経て生まれ変わる、などと、「怪獣」のレベルで見ても桁違いのタフネスさを誇っている。

回復速度も尋常ではなく、時間をかければ大怪我も全快してしまう。とある漫画では、頭部を吹き飛ばされても一瞬で再生した場面もある。

その他

以下の能力も、小説なども含めた各媒体で見られてきた。

  • 人間とのテレパシーによる交信や同調、敵怪獣の察知など
    • 人間に超人的な力や超能力を与える
  • 火山や地面を噴火させる
  • 重力を操る
  • エネルギーシールドを展開する
  • 短時間での急激な自己進化を果たす
  • マナと呼ばれる地球の生命エネルギーを操る
  • 人間の傷を一瞬で癒す
  • 人間を蘇生する
  • 時間を停止させる
  • 転生する
  • 霊体の状態から物質化現象を経て実体化する

体重の設定

よくネタにされるのが、ガメラ怪獣全般に言えるが、身長と比較して軽すぎる体重設定であり、昭和時代では80t、平成時代では1999年の個体で120t、そしてその中でも最も重いとされる2006年の個体ですら1,200tしかなく、そのため科学的考察での算出結果によるとガメラは空気よりも軽く、立っているだけで風船の如く浮き上がってしまうとか竜巻を起こすほどの回転ジェットにより自ら焼肉&ミンチと化してしまうとか言われている。

そのため、仮にゴジラと戦わせても

  • ガメラは歩くことすらままならず空中に浮かび、ゴジラが軽く触っただけで破裂してしまう。
  • ゴジラは、体が地面にめり込んでいきまともに動けず、自らの重さによって内臓に多大な負荷がかかって死亡する。

とも予想されている。

もっとも、そんなことを気にしていては特撮なんて楽しめないのはその考察本の著者が一番知っているだろうが。

容姿の変容

よく引き合いに出されるゴジラと違い、シリーズを通しても作品ごとに容姿や能力、出自に大きな違いが見られる。なので「ステレオタイプ」がゴジラよりも安定していない。全シリーズに共通するのはカメがモデルである点だが、昭和シリーズでは淡水棲のカメ、平成シリーズでは海亀の意匠が強く、角川版はリクガメ(ケヅメリクガメ)がモチーフである。

また、造形物(着ぐるみ)に関しても、差異が存在する。

昭和シリーズに関しては、初期は凶暴な顔つきで、腕にも肩部分が存在していた。しかし後に顔つきが丸くなり、穏やかな顔つきになり、肩部分も無くなり、「甲羅から前向きに腕が出ている」構造に変化している。

平成三部作では、違いは顕著で、一作目はやや穏やかな顔つきであったが、二作目・三作目ではよりシャープかつ凶暴そうな顔つきに変化している(これは昭和版とは真逆であり、興味深い点)。

以下、種類別(というか版権元別)および年代別に分類。それぞれの特徴は該当項目を参照。(出資元が)何度も倒れても再び復活するシリーズはまさにガメラそのものを体現しているといっても過言ではないだろう(たぶん)。また、興味深いことにそれぞれの版権元での第一作目では「小亀と少年(少女)」の関係が描かれている。

モチーフ

昭和ガメラのデザイン元、およびモチーフは「ワニガメ」、または「カミツキガメ」とまことしやかに言われているが、それは誤りである。

デザインのモチーフおよびモデルは諸説あり、実際には(亀としての)明確なモチーフ元は不明である。

詳しくはこちらを参照

おなじ日本代表を怪獣である両雄の対決は昔から非常に多くの人々に切望されてきたものであり、「夢の対決」として扱われている。だが、そもそも権利会社が違う上、多くの大人の事情により実現への道は遠いのが実情である。

しかし、2体が相まみえるのは不可能かと思われていたが、2023年9月にスマホゲーム『ゴジラバトルライン』にて『GAMERA-Rebirth-』がコラボ枠で参戦し、ゲームではあれどゴジラとの公式対決が実現した

カルチャー面での影響

上記の通り、親会社が2度も経営破綻したゆえに、今でこそ知名度は落ちたが、ガメラが世界中の文化面に与えてきた影響はかなり大きい。例えば、有川浩参照)や山本貴嗣強く影響を受けたとされ、山本は自身の戦うヒロイン像の根幹にガメラのイメージがあるとしている(参照)。

たとえば、複数種の古代の亀がガメラに因んで命名されたり、子ガメラメカガメラなど、世界中の多くの作品における亀関連のトピックなどに関して、ガメラにばかり数多のオマージュが集中してきた。実際に、日本人が把握できていない事例も非常に多いと思われる(例のごく一部はこちらを参照)。

戦後のポップカルチャーの黎明期において、「世界的なアイコンとして確立されてきた亀のキャラクター」は実質的にガメラ(1965年デビュー)が世界最古であり、同時に「玄武」をメジャーな存在として全面的にフィーチャーした大衆文化作品としても草分けである為、昨今のカルチャーにおいて「玄武」へのイメージにガメラが与えてきた影響もかなり強い。

この背景には、ガメラがアイコンとして機能してきただけでなく、「世界的に有名な亀のキャラクター自体が非常に少ない」ことと「大人の事情任天堂とトラブルを抱えたくない」ことが関係しているからだと思われる。

  • 海外の「怪獣専門のウィキペディア」とも言える様な大手のサイトにも、「世界各国におけるガメラへのオマージュのリスト」という専門の項目がある程である。
  • 任天堂発のコンテンツにも、たとえば亀ポケモンクッパ軍団が存在し、今では世界的なアイコンとして台頭したが、これらにガメラが与えてきたと思われる影響も少なくない。一方で、大人の事情から任天堂のキャラクターには手が出しにくい為、さらにガメラへのオマージュが集中している一因にもなっている。
  • 「亀」を主役とする世界的にメジャーなシリーズは、他にはたとえば『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズTMNT)』などごく僅かしか存在せず、『TMNT』はあくまでも「人型の亀」であり、また、オマージュできる要素もほとんど「忍者」という部分しかない。カメバズーカカメーバも比較的有名だが、前者の要素もかなりニッチであり、決して世界的に有名なキャラクターでもない。また、後者はどうしてもガメラと比べてキャラクター性が弱い。
  • これらの事もあり、ガメラ以外の亀のキャラクターをオマージュできる状況が限定されている事も無関係ではないだろう。
    • TMNT』自体にもガメラへのオマージュが存在する(例えば、2012年のシリーズに登場した「トッカ(Tokka)」は、姿や能力や性格の全てが明確にガメラを意識していた)。
  • 1995年のオリジナルビデオ作品『コスプレ戦士 キューティ・ナイト』ではカプセル怪獣としてゲスト出演している。

余談

関連タグ

ガメラシリーズ ガメラ怪獣 駕瞑羅 牙滅羅

大映 KADOKAWA

カメーバ ガメロン キングトータス クイントータス ミニトータスの亀モチーフの怪獣。下記も参照。

関連キャラ

三尾岸本斉史作の漫画『NARUTO』に登場する魔獣尾獣の一体。ガメラをモチーフにしたのかは判然としないが、尾獣が往年の怪獣をモチーフにしていることは判明している。また、三尾にも回転して高速移動や体当たりをする能力があるだけでなく、ゲーム作品では明確にガメラへのオマージュが存在する。

サトシのゼニガメ:「ハイドロポンプ」の様相がそのまんま回転ジェットである。

スターダスト・ドラゴン:ガメラの鳴き声が利用されている。

ヤンガリー:ある意味では兄弟とも言える。

グリーンランタンジャスティスリーグアンリミテッド:ガメラへのオマージュがある。

カメーバ:同じ亀モチーフの怪獣。素体、およびモチーフはマタマタガメ(明確に設定されている。ただし実際のマタマタガメとは、首の引っ込め方が異なる)。

キングトータス クイントータス ミニトータス:やはり同じく、亀モチーフの怪獣。ウルトラマンタロウに登場し、回転ジェットのように手足を引っ込めて回転しつつ飛行した(火炎は出さなかったが)。

シロップ(防振り):『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』に登場する、主人公メイプルのマスコットモンスターである亀。普段は小さいが巨大化し、(回転はしないが、主人公のスキルで浮遊し)飛行が可能。更に巨大化状態で口から光線を吐く、少女(自分の主人であるメイプル)の味方……と、どこかガメラっぽい特徴を有する。

子ガメラ:『ドラゴンボール』シリーズに登場するキャラクター。大きさを除けば外見も能力もガメラそのものなのだが、何らかの許可を得ているのかは不明。

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