大魔神逆襲
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だいまじんぎゃくしゅう
大魔神逆襲とは、大魔神シリーズ第三作。
戦国時代、瓜生の里の武将であり荒川飛騨守は近隣諸国の制覇を目指し、火薬製造を思い立つ。近隣の木こりを捕えて地獄谷へ連行し、硫黄の採集と火薬の製造の強制労働を強いていた。
何とか工場から脱走した村人の口から父や兄が捕らえられている事を知った村の子供たちである大作、金太、鶴吉、杉松の4人は助けるために恐ろしい魔人の山へと足を踏み入れた。
魔人の山には伝説の雪の神「阿羅羯磨」をかたどった巨大な像が立っていた。やがて大作たちは逃げた村人を追ってきた飛騨守の追手と出くわし、追われる身となる。
何とか魔神の山を越えた一行だったが、川を渡る際に金太が杉松を助けるべく流されて命を落とし、大作と杉松も吹雪に倒れた。
残された鶴吉は魔神の使いとされている大鷹を助けるも、銃で撃たれて負傷。最後を悟り、魔神にその身を捧げ崖から飛び降りた。すると阿羅羯磨は大魔神へと姿を変え、大作、鶴吉、杉松の命を救い飛騨守の火薬工場へ踏み込んだ。
『大魔神』シリーズの第三弾にしてシリーズ最終作。1966年12月10日公開。
「女と男はつまらない。子供好きだから子供でやりたい」という森一生監督によって子供たちが主役に据えられ、少年の純真な信仰心が大魔神を動かすこととなる。
第四作も想定されていたが、今作の興行不振により立ち消えとなった。
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