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フジテレビ系列日曜夜7時台のアニメ・特撮

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ふじてれびにちようよるしちじのあにめととくさつ

ここでは、フジテレビが1960年代半ばから2000年代半ばにかけて、日曜夜7時台にやや断続的に放送されたアニメと特撮番組に関して述べる。

概要

フジテレビが日曜夜7時台にアニメを組んだのは1965年4月からであったが、全3回の放送であったため、どちらかと言うとテストパターン的なものであった。本格的に組んだのは同年6月からではあったが、7ヶ月後に放送日時移動という格好で廃止された。

本格的に定着したのは1960年代末期からであった。1970年代に最盛期を迎え、「サザエさん」と共にフジテレビの日曜夜を彩ったものの、1980年代に入ってからは後半枠が激しい競争にさらされるようになり、前半枠も「タッチ」の文字通りの大ホームランこそあったものの以後こちらも厳しい競争の中に置かれることになる。

1990年代に入ってからは特別番組(特に神宮球場からのプロ野球中継)による休止も増えたことなどから(プロ野球に興味のない人を中心に)視聴者離れが起きるようになった感は否定出来ない。

後半枠が1990年代後半の一時期廃止したことがあった。その後後半枠を復活させ、さらにはアニメコンプレックス『アニメ7』に改組するなどしたものの、結局2006年秋の改編を持って完全に廃止された。

なお、系列局によっては、放送日時の差し替えが行われたどころか、フジテレビ系列局ではないテレビ局に放映権が移ってしまった例もあった。

前半枠

記念すべき初作品だが、後に月曜19:30へ移動。暫く他ジャンル番組を放送。

1965年1月3日の放送されたスペシャルアニメの分割版。

初のカラー作品だが僅か1クールで日曜18:30へ移動し、またもアニメ中断

同枠唯一の特撮番組。

本作から「燃えろアーサー」までは東映動画が制作を担当

同枠最後のロボットアニメ。

次番組決定・製作遅延に伴い放送延長。

当初は1994年3月に終了予定だったが、次番組が決まらず2年も延長となった。そして、この時から特番休止が増える様になった。

メインイラストの作品。2004年4月以降は「ONEPIECE」と統合し、『アニメ7』内で放送。この時間帯のアニメでは最も長寿番組となっている。

後半枠より移動するも、結局日曜9:30へ移動(地域によっては放送日時差し替えか打ち切り)。同枠最終作となった。

後半枠

  • ドルフィン王子(1965年4月4日〜4月18日)

初作だが、先述の通りテストパターン的な作品だった。

  • あかねちゃん(1968年7月〜9月)

土曜19:00より移動だが、短命に終わる。

  • どろろ→どろろと百鬼丸(1969年4月6日〜9月28日)

ここから漸く定着した最後のモノクロ作品。カルピスの一社提供番組だったりする

  • カルピスまんが劇場→カルピスこども劇場→カルピスファミリー劇場→(ハウス食品)世界名作劇場

この時期については世界名作劇場を参照。

ここでアニメ中断。

水曜 19:30より移動。アニメ放送再開。

水曜19:00より移動。2004年4月以降は「こち亀」と統合し、『アニメ7』内で放送。「こち亀」終了後に前半枠へ移動した為、後半枠では最終作となった。

主な競合番組

NHK

日本テレビ

TBS

NET→テレビ朝日

余談

枠全廃後

2004年年末の後半枠廃止後、その後継として「平成教育委員会」の派生番組である「平成教育予備校」が放送を開始した。そして2006年9月の枠完全廃止に伴い、「平成教育学院」シリーズにリニューアルしたものの、5年後の2011年9月に終了した。

「平成教育学院」シリーズの後釜として、月曜の深夜から「ほこ×たて」を昇格させたものの、不祥事が原因で約2年で終了、以後はなかなか番組が定着しない時期が続いた。

2018年1月下旬からは、かつて同じ日曜でも夜8時台に放送されていた「ジャンクSPORTS」がこの枠に入り(定期放送再開)、2021年3月上旬の時点でも放送されている。

幻の番組達

  • 長靴下のピッピ(1971年放送予定・東京ムービー製作)

アタックNO.1の次番組になる予定だったが、海外の原作者と折り合いが付かずお蔵入りとなる。宮崎駿と故・高畑勲がスタッフになる予定だった。

ミラーマンの成功を受けてシリーズ化を目指すも頓挫。結果、後年変身ブームが去った事からマジンガーZへの移行は正しかったと言える。

当初はマジンガーZの次番組として、後にグレートマジンガーの次番組として企画されるも、東映動画が難色を示しお蔵入りとなり、以後ダイナミックプロと東映動画が暫くの間対立した。

毎日放送ホスト土6での頓挫を受け、「家なき子レミ」の次番組として導入を計画。当初はリメイクの予定だったが、諸事情で続編への変更を作者へ打診するも、作者が続編を拒否した為頓挫。以後の著作権闘争の遠因を作ってしまう。1997年開始は史実と同じ家なき子レミが同時期に終了した場合で、1998年は同作が1年放送だった場合を想定。

関連タグ

フジテレビ

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アニメ7:本枠末期の放送体制

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