概要
前半枠
初作品は日曜20:00から移動した『鉄人28号』(第1作)で、この枠でも一躍人気アニメとなった。『ハリスの旋風』終了以降人気が低下し、ドラマやバラエティのための枠に。
1971年4月8日開始の『さすらいの太陽』からアニメ再開、その次の『ゲゲゲの鬼太郎』からはハゼドン(創映社(現・サンライズ)制作を除き、おおむね東映動画(現:東映アニメーション)作品を放送、『ゲッターロボ』2部作や『銀河鉄道999』といったヒット作が生まれた。
しかし、『999』以降ヒット作に恵まれず『ベムベムハンターこてんぐテン丸』終了後半年のブランクが空いた上、再開作となった『らんぽう』からローカルセールスに降格となるが、次作『北斗の拳』2部作が空前の大ヒット、主人公ケンシロウの「お前はもう死んでいる」は流行語となり、遅れネットで放送した局も多かった。しかしその次の『魁!!男塾』は2ヶ月で月曜19:00に移動して、当枠は廃止となったが、奇しくも『男塾』の移転先である月曜19:00枠も、同作の放送終了をもってアニメ枠廃止となった。
後半枠
アニメとは無縁の枠だったが、1983年3月31日に『みゆき』を開始してスタート。しかし、諸事情で(一説では出演声優とスタッフとの確執説あり)9ヶ月で金曜19:00(ローカルセールス枠)に移動した。
中断をおいて、1984年9月27日からは『ふたり鷹』を開始して再開するも、3ヶ月でこれまた別枠に移動(その後製作会社の国際映画社の倒産で打ち切り)したため前半より早く終了、そしてこの枠のアニメはわずか2作で終わった。
木曜夜7時台前半枠
- 鉄人28号(第1作)(1964年4月〜1965年5月) - 日曜20:00より移動。
- 遊星少年パピイ(1965年6月3日〜12月) - 金曜19:00へ移動。
- 宇宙エース(1966年4月7日〜4月28日) - 土曜18:15から移動。
- ハリスの旋風(1966年5月5日〜1967年8月31日)
- ドンキッコ(1967年9月7日〜1968年1月)
- わんぱく探偵団(1968年2月〜9月)
- さすらいの太陽(1971年4月8日〜9月30日)
- ゲゲゲの鬼太郎(第2作)(1971年10月7日〜1972年9月28日) - 先述通りハゼドンを除き、この作品以降軒並み東映アニメーション作品となる。
- ハゼドン(1972年10月5日〜1973年3月29日)
- ドロロンえん魔くん(1973年10月4日〜1974年3月28日)
- ゲッターロボ(1974年4月4日〜1975年5月8日)
- ゲッターロボG(1975年5月15日〜1976年3月25日)
- 大空魔竜ガイキング(1976年4月1日〜1977年1月27日)
- ジェッターマルス(1977年2月3日〜9月15日)
- アローエンブレムグランプリの鷹(1977年9月22日〜1978年8月31日)
- 銀河鉄道999(1978年9月14日〜1981年4月2日)
- 新竹取物語1000年女王(1981年4月16日〜1982年3月25日)
- パタリロ!(1982年4月8日〜9月) - 「ぼくパタリロ!」へ改題の上、10月以降土曜19:30へ改題移動。
- スペースコブラ(1982年10月7日〜1983年5月19日)- 一旦は全26話へ短縮されるも、次番組決定・製作遅延の為4話放送延長となる。
- ベムベムハンターこてんぐテン丸(1983年5月26日〜10月27日) - コミックボンボン初のTVアニメだったが、低視聴率で全19話で打ち切られたうえ、後継番組はアニメではなかった。
- らんぽう(1984年4月5日〜9月27日) - 再びアニメ枠となるも、ここからローカルセールス枠。
- 北斗の拳(1984年10月4日〜1987年3月5日)
- 北斗の拳2(1987年3月12日〜1988年2月18日)
- 魁!!男塾(1988年2月25日〜3月24日) - 月曜19:00へ移動。
木曜夜7時台後半枠
幻の番組(とされるもの)
- ジョジョの奇妙な冒険 1988年度放送予定(?)
「北斗の拳」もしくは「魁!!男塾」の後釜と噂された。時期的に第1部と第2部のアニメ化だったであろう。(実現していて且つ宮崎勤事件の影響を受けたら第1部限りで打ち止めか、逆にヒットしていれば第3部辺りまで放送されていた可能性もある。)
関連イラスト
関連タグ
VS嵐....現在木曜夜7時台に放送されている番組